ポッドキャスト、再び配信中です

今年から再開しているポッドキャストのすべては、議題のようなものをあらかじめ決めていますが、行き先を決めることなく語り合うという形式にしています。

Automagic Podcast

2011年2月から名前を変えてスタートをした Automagic Podcast。2014 年 1 月からは、誰かと雑談するという形式で、ほぼ毎週のペースで配信しています。

昨年度は仕事のリズムが変わったことと、さすがに一人で話すのが辛くなてきたので、半年ほど小休止していました。以前から 何人もゲストに来てもらっていますが、Q & A 形式のインタビューになりがちで、躍動感のようなものが少ないことがありました。

これは、ひとりでポッドキャストをしているときにもいえることです。台本を作って、それを読み上げているわけではありませんが、話をしている途中で新しいアイデアが生まれたり、予想もしていなかった展開になるといった、不確定要素が少ないのが個人的に物足りないところでした。誰かと対談すときは、(相手によりますが)きちんと質問のリストを作ってから始めることがありました。質問リストは、対談を進める上での安心材料になるものの、特に驚きもなく淡々と終わることがありました。これは、私自身の会話の進め方の問題だと思いますが、『対談』ではなく、雑談に限りなく近い『議論』をしてみたいという想いが以前からありました。

今年から再開しているポッドキャストのすべては、議題のようなものをあらかじめ決めていますが、行き先を決めることなく語り合うという形式にしています。結論がないのは良くないのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、ただ語り合うことも『議論』の形だと思っています。勝ち負けであったり、セミナーのように結論なんてなくて良いのです。それより、話がどう展開するのか、アイデアがどう進化するのかといったプロセスを楽しむことも議論ではないでしょうか。

ポッドキャストは 2005年から、やったりやらなかったりを繰り返しながら、今も続けています。文字だけでは伝わり難い感情やニュアンスが、声なら伝わることがあります。小さな日本ですが、わざわざセミナーへ足を運ぶとなると、往復何万円もかかることあるので、地方にいると疎外感が多少なりとも出てきます。ポッドキャストはちょっとでも近く感じてもらうためのメディアになると信じているからこそ、続いているのかもしれません。動画も時々やっていますが、人の時間を完全に奪ってしまうメディアなので、敷居が高くなりがちです(作るのも大変ですし)。ポッドキャストは移動中でも、仕事をしながらでも消費できるところが魅力だと思っています。

今回は Tumblr でサイトを立ち上げているので、番組の内容が把握しやすくなっただけでなく、匿名で意見や感想を送ることもできるようになりました。この人と話してほしいトピックなどがあれば、ぜひ聞かせてください。

以下が、今年配信したポッドキャストです。まだまだ続きます。

#93 – H2O SPACE たにぐちまことさん
Webデザイナーが死ぬときってどんなとき? Web に関わる仕事のこれから
#94 – KICKS Web の千貫りこさん
HTMLの名人が用済みになった今の、HTML の重要性
#95 – H2O SPACE たにぐちまことさん
スマホ中心の時代になった今と、ウエアラブルをはじめとしたスマートデバイスの可能性
#96 – 境祐司さん
電子書籍の過去・現在そして、未来への課題。技術ソリューションについて
#97 – KICKS Web の千貫りこさん
キャリアと不安感。行き先が不透明な業界での渡り歩き方
#98 – ニイハチヨンサン の大月 茂樹
Webアクセスの多様化になった今、Webページという存在は必須なのか

筆者について

Photo of Yasuhisa Hasegawa

組織の一員となるスタイルで一緒にデザインに関わる課題を解決するといった仕事をするなど、チームでデザインに取り組むためのお手伝いをしています。各地でデザインに関わる様々なトピックで講師をしています。