谷拓樹さんとモバイルWebとデザインについて対談しました

デスクトップ Web と同等の情報量を一気に見せるというのは難しいですが、モバイルでも同等の情報にアクセスし、同じようにタスクを完了させることが出来なくてはいけません。モバイルを意識したデザインをするおもしろさ、そして難しさについて対談をしました。

震災後、諸都合で1ヶ月ほどお休みしておりましたが、その後順調に回を重ねているポッドキャスト「Automagic」。毎週、Web デザインを中心に私が思うことを手短に話している番組ですが、今回は inkdesign の谷拓樹さんをお呼びしてモバイルWebを中心に話をしました。昨年の 11 月に「HTML5+CSS3で作る 魅せるiPhoneサイト」という書籍を刊行して以来、各地で講演をしている方。書籍はレシピ本という側面が強いわけですが、あれだけの書籍を書いたわけですし、モバイルを視野にいれた Web デザインに何か強い思いがあるだろうと考え、対談させていただきました。

ただ作るだけなら簡単なのですが、スクリーンサイズが小さいという制約ひとつにしても、考えなくてはならないことがグっと増えます。どのコンテンツを削ったほうがいいのか?そもそも削るべきなのか?UIの工夫で回避できないのか?モバイルコンテキストの理解で対処できるか?コンテンツもモバイル向けに編集することはできないのか?などなど。 Jacob Nielsen 博士が モバイルコンテンツは2倍難しいと言っていますが、それほど大袈裟な表現ではないと思います。

話の利便上『モバイルWeb』と表現していますが、モバイルWebが『Web』と捉える人も年々増えてきています。つまり、生活・仕事・コミュニケーション全般がモバイル機器を中心に行われている方はもうたくさんいるわけです。彼等にデスクトップ Web と同等の情報量を一気に見せるというのは難しいですが、同等の情報にアクセスし、同じようにタスクを完了させることが出来なくてはいけません。モバイルだからチープ(安っぽい・簡易)になるのではなく、本質はまったく同じである、もしくはモバイルならではの豊かな手法がされるべきなのかもしれません。

Automagic #6

50分と少々長い対談ですが、こうした話題にじっくり触れているので興味がでた方はぜひ聴いてみてください。以下に他に挙げた Web サイトや Web サービスをリストアップしておきます。

Automagic 向けの Feed は公開されているので、興味がある方はぜひ購読してみてください。iTunesへ追加する場合はこちらのリンクが便利です。

筆者について

Photo of Yasuhisa Hasegawa

組織の一員となるスタイルで一緒にデザインに関わる課題を解決するといった仕事をするなど、チームでデザインに取り組むためのお手伝いをしています。各地でデザインに関わる様々なトピックで講師をしています。