コンテンツを軸にしてCMSを使おう

CMS は結局のところコンテンツを保管するための道具に過ぎません。いろいろな機能はありますが、それらを使ったところで、計画性をもってコンテンツを制作・配信・管理は出来ません。コンテンツに関わる様々な疑問と今後のコンテンツの姿について WordCamp Tokyo で話します。

WordCamp Tokyo 2011

WordPress は世界で最も使われているオープンソース CMS に成長しました。日本でも全国各地に散らばるモチベーションの高いサポーターの努力とエネルギーにより、ブログだけではなくサイト構築にも役立つシステムとして有力な選択肢にまでなりました。WordCamp Kobe に続き、今回の Tokyo イベントでもたくさんの方が訪れるのもそれを裏付けています。Webサイトを構築することを仕事にしている方から情報発信のツールとして利用しているブロガーまで様々な背景をもった人たちが東京に集まります。

たくさんの方に支持されている WordPress。皆、WordPress が好きで集まっていると思いますが、好だからこそハマってしまう落とし穴もあります。

それは、WordPress というツールを使って何かを作るということが前提になってしまうということです。

今の WordPress は出来ないことを見つけるのが難しいほどいろいろなことが出来ます。プラグインを組み合わせることで、様々な種類の Web サイトを作ることが可能になりました。WordPress は便利ですが、その便利さが故に考え方も「WordPress 縛り」になることもあります。Webサイトのアイデアを考えるときも「WordPressだとこう作れるな」「この機能を使って何ができるかな」といったふうに、アイデアを機能に当てはめて考えてしまいがちです。

こうした WordPress で作るという行為を前提にしていまうと、最も重要なコンテンツを活かしたサイトが作れない場合がでてきます。コンテンツを活かすための WordPress になるべきなのですが、WordPress に入れるためのコンテンツという考え方になっていないでしょうか?

WordPress だけに言えることではないですが、CMS は結局のところコンテンツを保管するための道具に過ぎません。いろいろな機能はありますが、それらを使ったところで、計画性をもってコンテンツを制作・配信・管理は出来ません。そこには必ずといっていいほど、人によるケアが必要になるからです。コンテンツのことを考え始めると以下のような疑問がでてきます。

  • 綺麗なテンプレート作ったけど、これからどうしよう?
  • 自分が出したいと思っているコンテンツに合ったシステムを作ることってできるの?
  • どのようなコンテンツがあるといいのだろう?
  • 今の Web ユーザーにコンテンツを届けるための必要なことってなに?

WordCamp Tokyo 2011 では「コンテンツ戦略を意識した今後の CMS の姿」と題して今後の CMS との付き合い方を解説。上記の疑問に応えつつ、個人でもスタート出できるコンテンツ運営のヒントを紹介します。興味がある方は 2:30pm ユーザー/ブロガートラックへぜひ遊びにきてください。

筆者について

Photo of Yasuhisa Hasegawa

組織の一員となるスタイルで一緒にデザインに関わる課題を解決するといった仕事をするなど、チームでデザインに取り組むためのお手伝いをしています。各地でデザインに関わる様々なトピックで講師をしています。