青森でコンテンツをテーマにマーケティングの話をしました

青森県主催で開催されたWeb マーケティングセミナーにて「コンテンツを活かすために私たちができること」というタイトルでプレゼンをしてきました。先月開催されたSwapSkills のセミナーに引き続きコンテンツをテーマにした話。SwapSkills の際は Web サイト制作者に向けた話だったのに対し、今回はそれだけでなく、ウェブマスターや企画に携わる側の方にも通じる内容でした。 コンテンツとマーケティングという2つの言葉が同じ記事や話にでてくる場合がありますが、今後ますますその機会は増えると思います。Web の特性を活かしたコンテンツのあり方を探求し、開発していくだけでなく、作り上げたコンテンツをいかに利用者に見てみもらうのかということを、自社の Web サイトという枠組みを超えて考えて行く必要があります。Web 上にある様々なソーシャルメディアサービスを使いこなせれたら素晴らしいですが、段階的にステップを踏みながら徐々に Web でのコンテンツの出し方を模索していくと良いでしょう。いきなりブログをする前に出来ることは幾つかあります。 「コンテンツは大事だ」というフレーズは随分前から言われていますが、未だにイメージ先行で自己主張だけが強いサイトは少なくありません。見た目は素敵だけどなんとなく使い難いと感じるサイトがその部類といえるでしょう。特に TV で見られる傾向ですが、自社ブランドを伝えるとき、視聴者/利用者にとっての利益を伝えるより、漠然としたイメージが先行するときがあります。つまり、利用者視点というより、自社の素晴らしさを抽象的に利用者に関連づけさせていると言えます。限られたスペースと時間で何かを伝えなくてはならないので、それはひとつの方法だと思いますが、無限に広がる空間であり、同時多発に様々な人たちが会話をしている Web で同じ手法は通じません。イメージを伝えるのも重要ですが、それ以上に利用者の視点で有益に感じられるものを明確に伝える必要があります。 「ブランドの約束」とは顧客と企業との信頼関係を築くことですが、それをイメージではなくコンテンツで伝えること。そして彼等にとって有益、又は楽しく感じてもらえることで、コンテンツが自社サイトを超えて今までリーチ出来なかった方に届く可能性が出てくると思います。コンテンツが自社の製品であるという意識をより高めると同時に、コンテンツにコストをかけるための時間やヒントを提供するのが Web サイトを制作・企画している方のひとつのミッションといえるでしょう。 コンテンツ開発やデザインに関する全体的な考え方は他の分野とそれほど変わらないと思います。それと同時に、Web には決定的な違いもあります。そうした部分を理解するとしないとではエンドプロダクトが大きく違いますし、広がりかたも異なります。純粋にプロモーションや話題作りのためであれば、イメージ先行でアッと驚くことをすれば良いと思いますが、利用者 (顧客) との接点を築きたいというのであれば、利用者視点で有益なコンテンツとコミュニケーションをとる体勢が必要とされます。 今回のセミナーが、そのための最初のステップが踏むことが出来るヒントになっていれば幸いです。制作寄りの話はほとんどありませんでしたが、制作をしている方もぜひ考えて頂きたい重要なトピックだと思います。 絵ばかりでご来場していただいた方以外には参考にならないかもしれませんが、当日使ったスライド (1部削除してあります) を公開します。同じライセンスであれば自由に使っていただいて結構です。 aomori2009.pdf (PDF形式 27.1MB)

青森県主催で開催されたWeb マーケティングセミナーにて「コンテンツを活かすために私たちができること」というタイトルでプレゼンをしてきました。先月開催されたSwapSkills のセミナーに引き続きコンテンツをテーマにした話。SwapSkills の際は Web サイト制作者に向けた話だったのに対し、今回はそれだけでなく、ウェブマスターや企画に携わる側の方にも通じる内容でした。

コンテンツとマーケティングという2つの言葉が同じ記事や話にでてくる場合がありますが、今後ますますその機会は増えると思います。Web の特性を活かしたコンテンツのあり方を探求し、開発していくだけでなく、作り上げたコンテンツをいかに利用者に見てみもらうのかということを、自社の Web サイトという枠組みを超えて考えて行く必要があります。Web 上にある様々なソーシャルメディアサービスを使いこなせれたら素晴らしいですが、段階的にステップを踏みながら徐々に Web でのコンテンツの出し方を模索していくと良いでしょう。いきなりブログをする前に出来ることは幾つかあります。

「コンテンツは大事だ」というフレーズは随分前から言われていますが、未だにイメージ先行で自己主張だけが強いサイトは少なくありません。見た目は素敵だけどなんとなく使い難いと感じるサイトがその部類といえるでしょう。特に TV で見られる傾向ですが、自社ブランドを伝えるとき、視聴者/利用者にとっての利益を伝えるより、漠然としたイメージが先行するときがあります。つまり、利用者視点というより、自社の素晴らしさを抽象的に利用者に関連づけさせていると言えます。限られたスペースと時間で何かを伝えなくてはならないので、それはひとつの方法だと思いますが、無限に広がる空間であり、同時多発に様々な人たちが会話をしている Web で同じ手法は通じません。イメージを伝えるのも重要ですが、それ以上に利用者の視点で有益に感じられるものを明確に伝える必要があります。

「ブランドの約束」とは顧客と企業との信頼関係を築くことですが、それをイメージではなくコンテンツで伝えること。そして彼等にとって有益、又は楽しく感じてもらえることで、コンテンツが自社サイトを超えて今までリーチ出来なかった方に届く可能性が出てくると思います。コンテンツが自社の製品であるという意識をより高めると同時に、コンテンツにコストをかけるための時間やヒントを提供するのが Web サイトを制作・企画している方のひとつのミッションといえるでしょう。

コンテンツ開発やデザインに関する全体的な考え方は他の分野とそれほど変わらないと思います。それと同時に、Web には決定的な違いもあります。そうした部分を理解するとしないとではエンドプロダクトが大きく違いますし、広がりかたも異なります。純粋にプロモーションや話題作りのためであれば、イメージ先行でアッと驚くことをすれば良いと思いますが、利用者 (顧客) との接点を築きたいというのであれば、利用者視点で有益なコンテンツとコミュニケーションをとる体勢が必要とされます。

今回のセミナーが、そのための最初のステップが踏むことが出来るヒントになっていれば幸いです。制作寄りの話はほとんどありませんでしたが、制作をしている方もぜひ考えて頂きたい重要なトピックだと思います。

絵ばかりでご来場していただいた方以外には参考にならないかもしれませんが、当日使ったスライド (1部削除してあります) を公開します。同じライセンスであれば自由に使っていただいて結構です。

aomori2009.pdf (PDF形式 27.1MB) Creative Commons License

筆者について

長谷川恭久

写真:長谷川恭久Webやアプリに関わる様々な話題を取り上げた講演やワークショップをおこなっています。日本各地で講演や社内勉強会を 100 回以上の経験しています。
社内勉強会、イベントでの登壇の依頼は、メールか Twitter メッセージからお願いします。