TypeRound up(まとめ)

Year in Review 2009

2009年12月31日 4:03 pm

Twitter をはじめたことにより、ブログが減ったという話をよく耳にします。私の場合も記事を書く数は去年より減りましたが、個々の記事のボリュームが増えた印象があります。これは、Twitter をはじめとした他の場で軽めのメッセージや記事が書けるようになったことで、この場所がより明確になったからかもしれません。2010年も引き続き、他ではあまり読めない情報を盛り込みながら「有名ではないけど知る人ぞ知るWebデザイナーのサイト」を目指して行きたいですね。 単純にアクセス数だと「UIデザインガイドラインのまとめ」や「今のデザイナーに必要な10のスキル」のようなキャッチーで分かりやすいタイトルの記事が人気ですが、アクセス数が個人的にお気に入りの記事というわけではありません。今年を振り返るという意味で、私が気に入っている記事や印象に残っている記事を紹介していきます。 私にとってテクニカルアートディレクターの意味 今後の方向性を示している記事のひとつ。ここがクリアになってくると Progressive Enhancement の意味が通じてくるでしょうし、新たな表現が生まれる原動力になると信じています Webサイト運営でしてはならない質問 「ユーザー中心の」とか「UX」とか小難しい言葉を使うのもアリなのですが、単純にはこういうことではないかという提案をした記事。コンテンツに関する話題はセミナーでも記事でも多数紹介しましたが、来年も幾つか執筆する予定です 404ページのデザイン提案 たかが1ページのデザインのことで膨大な文字数を消費してしまったのが反省点ですが、忘れがちなページをじっくり考えてみるという意味ではおもしろい試みだったと思います CSS Nite LP7 で IA に関する講演をしました 幸運なことに今年も何回か講演する機会がありましたが、今年のベストプレゼンは LP7 でした。回数を重ねるごとにスライドから文字が消えていっていますが、演出や話し方など、この講演でひとつ満足がいく形になったと思います。IAの話題を5時間以上聞いたあとに私の講演だったので疲れていた方もいらっしゃったと思いますが、違った切り口だったので楽しんでいただけたと思います トレント・レズナー流マーケティング論 今年の傾向としておもしろかったのが、あまりブックマークはされなくても Twitter 上で話題になってアクセスが増えたというケースが何回かありました。音楽を話題にしたこの記事もそうですね。ポッドキャストをしているときからミュージシャンのネットの使い方に注目していましたが、有名な方が言うのはインパクトありますね 企業がTwitterをするべきではない10の理由+ 日本でブレイクする直前に書いた記事。書いた当初は普通のアクセスだったのですが、そのあとロングテールでアクセスを稼いでいるのがこちらです。やたら Google からのアクセスが多いと思ったら現時点で2位みたいです ジャーナリストを中心とした新しいビジネスモデル 長いしデザインと関係ないからこれはあまりアクセスないだろうなと思いながらも、書きたいから書いてみた記事が意外とアクセスが伸びたのがこちら。こうした動きにデザイナーとして何が提案出来るのかを考えて行きたいですね IE6から先へ行くための提案が必要 例年より増して IE6 の話題が多かったのが今年ですね。もちろん、私もなくなって欲しいと考えている人間のひとりですが、単に「なくなれ!」と叫んでいるのもどうかと思って書いた記事。私たちだからこそ提案をしていかなくてはいけませんし、いろいろアイデアを出す必要もあるでしょう。「乱暴」という意見もありますが、個人的には Chrome Frame は良い提案のひとつだと考えています Progressive Enhancementに関する調査結果 Twitterとサイトで投げた質問をデータとしてまとめた記事。想像していたよりたくさんの方に協力していただいて感謝しています。こうして視覚化するのは好きなので、多少時間はかかりましたが、楽しい作業になりました 感性によるデザイン データによるデザイン データが手軽に取得・分析できる Web において永遠の課題といえるのではないでしょうか。正解はありませんが、どちらか一方が正しいというのではなく議論出来る環境が欲しいですね 来年もどうぞよろしくお願いします。

WCAN 2009 Winter で紹介したサイト一覧

2009年12月22日 2:26 pm

12月19日、名古屋で開催された WCAN 2009 Winter では、今年を象徴するサイト、制作においてインスピレーションになるサイト、そして来年の行方を想像させてくれるようなサイトを紹介しました。合計70サイトを駆け足で紹介したので、会場にいる方は少々混乱してしまったかもしれません。以下のリストを参考に今後の勉強に役立ててください。 Windows 7 UX Guideline Introduction to Apple Human Interface Guidelines 日本語版 OS X Reference Library iPhones Human Interface Guidelines Android UI Guidelines Chrome OS UX Guidelines One Laptop per Child (OLPC) litl Jolicloud Gigatweet Ustream FriendFeed Google Wave Happn.in SocialSeek PicFog Metropolitan Opera U2 360 - YouTube Shazam Yelp ShopSavvy TwitterCritic Amazon App for Android GoodGuide Project Label Ecorio Local Reuse Fatburgr Google PowerMeter Kogi BBQ Specialty's Cafe & Bakery - Cookie Alert BakerTweet Apnoti A Box Life netHaggler RSSCloud Wordpress Plugin — RSSCloud PubSubHubbub Blogger.com Techcrunch Huffington Post New York Times: Blog Index LA

U2 360° 関連情報まとめ

2009年10月26日 4:14 pm

96,000人を動員した 10月25日の U2 コンサートは YouTube でライブ中継されました。U2好きでなかったとしても一見の価値があったイベントだったと思います。音楽を楽しむだけでもよかったのですが、仕事柄どうやってこのコンサートを実現したのか気になってしまいますね。コンサート中に Twitter でも幾つか情報発信していましたが、そこで公開しなかった情報も含めてこちらに一挙公開。いろいろな意味ですごいコンサートでした。 YouTubeでコンサート映像 今日の中継を逃した方は別の日の映像なら見れます 1 2 3 U2 360 tour: Stadium in the round 中央ステージの外観。きちんと組み立て式になっているので世界各地に運搬出来るようになっているそうです。とにかくデカイ U2 360º Los Angeles Stage Google Earth向けの 3D モデル。Rose Bowl スタジアムにあの巨大なセットを置いてみることが出来ます Barco: A 360° Experience ステージ中央にある巨大な可変式 LED スクリーンは北京オリンピックのスクリーンを提供した Barco 製です。サイトにはメイキング映像もあります LED screen gives 360-degree coverage for U2 spectacular スクリーンの驚異的な仕様。六角形のパネルが巧みに動いて独特な映像を作り出しています。16bitカラーで 500,000 ピクセルのビデオを表示することが出来るそうです Hoberman Associates スクリーンを開発したのは Barco ですが、デザインを担当した方が Chuck Hoberman。彼は Transforming Sphere を発明した方としても知られています Willie Williams セットデザイナーの Web サイト Mark Fisher セットデザイナー。Williams氏と同様 U2 とよくコラボレーションしています PRG 照明を提供したのはこの企業。プレスリリース Jake Berry By The Numbers プロダクションデザイナーが語る U2 コンサートの裏舞台。ちなみに彼は Rolling Stones も手がけてますね U2 360° Tour 2009 Flickr で高画質なものも含め2万近くのコンサート写真を見ることが出来ます ONE on the road with U2 貧困撲滅のため様々な運動を行っている ONE

IDEA 2009 全受賞作品をチェック

2009年8月5日 2:28 pm

世界的に有名なデザイン賞「International Design Excellence Awards」が今年も開催されました。工業製品を中心にデザインの価値とビジネスやライフスタイルに結びつけた優れた作品が毎年選ばれています。今年、金賞をとった作品はデジタルとアナログの世界があやふやになったものや、サステナビリティを意識したものが多く見られます。Best of Show を受賞した Nike の Trash Talk は今年を象徴する作品といえるでしょう。以前紹介したことある Energy Seed も受賞したみたいですね。 1500のエントリーを 20人の審査員が観察したり実際試したりして受賞作品を決めました。見た目や感触だけでなく、利用する人や社会にとって有益なものかどうか、良い体験を提供しているかも審査の対象になっているそうです。Business Week が良い特集を組んでいるので、そちらを中心に関連リンクを幾つかリストアップしておきます。 ビデオレポート 金賞作品ギャラリー 銀賞作品ギャラリー (47) 銅賞作品ギャラリー (71) 過去10年間の受賞作品のピックアップ New Scientist 誌のお気に入り Investor Spot のお気に入り パッケージングのまとめ

iPhone / iPod Touch 向けのアート系アプリ

2009年7月14日 6:39 pm

仕事効率の向上や生活に役立つ iPhone / iPod Touch アプリを使うのも良いですが、たまにはゲームやお楽しみアプリも欲しくなります。「使う」「遊ぶ」アプリはたくさん存在しますが、いずれとも言い難いのがアート系アプリ。 表現者にとって新たなプラットフォームになりつつ App Store。公開されているアプリは作品のショーケースというより、彼等が作ったシステム上で遊んだり、自分の表現を生み出すアプリになっています。今回はあなたのクリエイティブを刺激するアート系アプリを幾つか紹介します。 Bloom (450円) Brian Eno がプロデュースした iPhone アプリ。タップするだけで不思議な音楽と映像を作り出すことが出来る21世紀の楽器 クレヨン・フィジックス (600円) ハドソンの iPhone アプリ。描いた物体が重力を帯びてリアルに落ちるパズルゲーム。 Fat Tag (無料) 手描きドローイングアプリ。アクセラレータを利用しており、傾けた方向にペイントが落ちてグラフィティっぽくなります PhiLia 01 (350円) 画面に表示されているテキスチャに触れることで独特のアニメーションや形を作り上げることが出来ます Reflect (350円) Joshua Davisの iPhone アプリ。彼が作ったテキスチャを自由に組み合わせて遊ぶことが出来るだけでなく、書き出して保存も出来ます Meshmerizer (115円) 指でいろいろ動かせるだけでなく、声に反応してアニメーションをします AMG: Ambient Music Generator (230円) 点と線をつかったアンビエントミュージック楽器 For All Seasons (無料) 元々デスクトップアプリとして公開されていた文字アプリの iPhone 版。簡単なインタラクションが加わっています Jackson Pollock by Miltos Manetas (115円) 文字通り Jackson Pollock の作品のような絵を描くことが出来ます Artisn (115円) アブストラクトな絵を描くならこちら。細かい指定も可能で表現の幅も広いです。ユーザーの作品が見たい方はこちらからどうぞ TypeDrawing (115円) 文字を使って絵を描くアプリ。大きさや書体もいろいろ選べます synthPod (230円) 2つの円が描かれているシンプルな UI が魅力の楽器アプリ。配置したノードを動かしたり近づけたりすることで音が変わります

About

東京在住の「デザインする人」長谷川恭久の個人サイトです。

2008年2月より、新しい CMS を利用して再スタートしました。以前の記事はこちらのエントリーリストを。そして、たくさんの方に読まれた人気記事が読みたい方ははてなブックマークの注目エントリーを参考にしてください。