データを一望出来るダッシュボードいろいろ
特定のデータを詳しく分析したいという要望もあると同時に、全体を見渡して傾向を把握したいときもあります。そういった場合、ダッシュボードがトップページとして表示されることがあります。様々な種類のデータやコンテンツが一望出来るという意味では iGoogle をはじめとしたウィジェット(ガジェット)を使ったサービスもダッシュボードの一種といえるでしょう。
ダッシュボードも見せ方はいろいろあって、様々なサービスをみると参考になります。
- ClubReady
- フィットネスクラブ管理ツール。ブログのほうでスクリーンショットが見れます
- Capital One Card Lab
- 見た目も優れていますし、横のステップが見えるインターフェイスも良いですね
- Google Sites
- 様々な Google サービスを一望出来るという意味ではこちらもダッシュボード
- Cognos 8 Go! Mobile
- モバイルデバイスのような小さなスクリーンだからこそダッシュボード的な要素は欲しいかも
- Election 08 Political Dashboard
- 選挙の複雑なデータも漠然と理解出来るのもダッシュボードの魅力
- Indianapolis Museum of Art
- 美術館用のダッシュボード。トリビアのようなデータが一望出来ます
以前マイコミジャーナルで Google Analytics の詳しいレビューを執筆しましたが、この記事で Edward Tufte氏が考案した「Sparkline」の紹介をしました。Sparkline はコンパクトに図をまとめて全体的な傾向をみるのに適したテクニックで、Google Analytics をはじめ多くのダッシュボード系アプリケーションで利用されています。
実は Microsoft Excel を使って、ダッシュボードを作ることが可能で「Excel 2007 Dashboards & Reports for Dummies」といった関連書籍もあります。また BonaVista micorchartsのような専用アドオンも使えば Sparkline を作る事が出来ます。Sparkline を即席で作ってみたい方は Joe Gregorio さんが作成した Sparklines Generatorを利用すると良いでしょう。
いろいろ情報を優先的に置きたいですが、スペースには限りがあります。いかに情報を簡略化して次へ繋げるための導線を作り上げていくときに、様々なダッシュボードのデザインは参考になると思います。