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すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。

コンテンツ

核の共有がデザインやコンテンツ設計に役立つ理由

撮影: 田中舘 一久 10月19日、CSS Nite in SENDAI, Vol.7 [http://cssnite-sendai.info/vol07/] が仙台で開催されました。今までありそうでなかった こもり まさあき [http://twitter.com/cipher/] さんと一緒に講演できました。私と彼の切り口も話し方も異なりますが、共通のメッセージが含まれているなと、勝手に親近感を抱いております。 無言語の言語化 今回は、Webサイトの核をデザインするための最初の一歩 と題して、ニュアンスがなんとなく伝わっているだけのコンセプトを、共有できるように言語化してデザインに繋げていこうという話をしました。最近コンテンツ設計 [http://www.yasuhisa.com/could/tag/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%

Dec 2, 2013 2 min read min
ほんとに使える「ユーザビリティ」
ユーザビリティ

ほんとに使える「ユーザビリティ」

エリック・ライス氏が 2012 年に刊行した「Usable Usability [https://www.amazon.co.jp/dp/1118185471/ref=as_li_ss_til?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=1118185471&adid=0NFMFB122BE38QYPFW5S&] 」の訳書です。 この種類の専門書は原書で読むことが多いので、久しぶりの訳書になりました。訳書の魅力は、日本語で読めるのはもちろん、原作者の住んでいる国の文化やニュアンスを理解していないと、伝わり難い部分を補っているところです。世界中を飛び回っているライス氏なので、世界のユーザビリティに興味をもつ読者に向けて執筆しているはずです。しかし、それでも『日本から』という視点では見え難いこと、分かり難いことは少なくありません。

Dec 1, 2013 4 min read min
ソーシャルメディア

Blendtecが今でもソーシャルメディア活用のお手本になる理由

ミキサーを製造・販売をしているアメリカの Blendtec [http://www.blendtec.com/] 。名前は聞いたことなくても、あらゆる製品をミキサーで破壊する番組 Will It Blend? [http://www.willitblend.com/] を見たことある人は多いと思います。ソーシャルメディアや動画配信の事例で、必ずといっていいほど Blendtec が紹介されることがあります。とても有名なので、事例として紹介するのはベタ過ぎるという意見もありますが、改めて Blendtec を見直してみると、他がやっているようでやっていないことがたくさんあります。 Will It Blend でもパーソナリティを務めている Blendtec の創業者 Tom Dickson さんは、今年の3月に Slashdot ユーザーの質問に自ら応える企画に登場しました。詳しくは、Interviews: Blendtec Founder Tom Dickson Answers Your Questions [http:

Nov 25, 2013 2 min read min
コンテンツ

人々のためのコンテンツをつくるという視点

利用者ニーズへのフォーカスは成功する 利用者が求めているコンテンツや機能を提供する。 とてもシンプルかつ当然のコトのように思えますが、実践が難しいことがあります。多くの Web サイトは、配信側のニーズ(製品を売りたい、プロモーションを見てほしい、など)を優先して配置することがあります。配信側のニーズではなく、利用者のニーズにフォーカスしたコンテンツ配信をはじめなければいけません。 プロモーションやアピールを中心にしている Web サイトデザインとは真逆の考え方ですが、良い結果に繋がっているサイトも幾つかあります。例えばノルウェーの The Norwegian Cancer Society [https://kreftforeningen.no/] (ノルウェーがん協会)は、自分たちのニーズ(寄付金を集めたい)ではなく、人々のニーズ(がんの症状や治療方法を知りたい)を優先して配信したことで、人の動きが大きく変化しました。( 参照 [http://www.slideshare.net/idaiskald/content-against-cancer-csforum13-hel

Nov 20, 2013 2 min read min
モバイル

スマートフォンは実生活のためのリモコンである

Techcrunch で、「Great Mobile Apps Are Remote Controls For Real Life [http://techcrunch.com/2012/09/21/great-mobile-apps-are-remote-controls-for-real-life/] (すばらしいモバイルアプリは実生活のためのリモコンである)」 という記事が公開されています。リモコンは、ただボタンを1回押すだけでチャンネルを変えたり、利用者が求めている操作を実現することができます。すばらしいアプリも同様に、面倒な操作や画面遷移を辿ることなく、リモコンのように1タップで済むものであると解説しています。その一例として、最近日本でもサービスを開始した Uber [https://www.uber.com/] が挙げられています。サイトに「ボタンをタップするだけで、Uber アプリはお客様のドライバーを探します。」と書かれているとおり、リモコンのような手軽さが、人気の秘密なのかもしれません。 昨年の記事ですが、今のスマートフォンの存在を上手に表現していますし、スマ

Nov 18, 2013 2 min read min
コンテンツ

必要なコンテンツを見つけるシナリオつくり

すべてのコンテンツが重要ではない 「コンテンツは既にある」「当然コンテンツは重要だから、きちんと見せる」という考えは珍しくありません。しかし、すべてのコンテンツが重要とは限りません。 リニューアル案件だと、コンテンツが既に揃っているかのように見えますが、実は削除すべきコンテンツが幾つか隠れています。きちんと作ってあるかのように見えるコンテンツも、調べてみると、利用者にもクライアントにも望まれていないコンテンツがそのまま残っていることがあります。コンテンツを一望することができる、 コンテンツ インベントリー [http://www.yasuhisa.com/could/article/content-communication-points/] をつかえば、古いコンテンツ、重複しているコンテンツ、誰もアクセスしていないコンテンツが見つけやすくなります。また、現行のブランド戦略や伝えたいメッセージと合わないコンテンツも削除か、編集・結合の対象になります。 Web は無限にコンテンツを保管しておくことができるので、何でも『とりあえず』掲載しておくことは可能です。しかし、明確なガイド

Nov 13, 2013 2 min read min
UI

利用者モードとUIの関係

タッチデバイスを視野にいれた UI パターンの事例がかなり出そろってきました。使いやすいと定評があるもの、流行なもの、採用例が多いものなど様々ですが、実際のところどの UI パターンを採用すれば良いか迷う場合がでてきます。「○○の場合は、このパターン」と一発で決めることが出来なくても、考慮したいパターンを絞ることができます。絞り込みの際に利用者のモードが役に立ちます。 モードとは、人がアプリケーションやサービスと向き合うときの状態のことを指します。利用者の意図、環境、時間、向き合っているデバイスに応じて、モードがダイナミックに変化することがあります。モードを理解することで、利用者のニーズに近いインターフェイスを提供することができます。同じ系統のアプリケーションでも UI が全く異なる場合がありますが、それは利用者のモードの捉え方の違いからだと考えられます。 モバイルアプリケーションの多くは以下の 5 つのモードに振り分けることができます。 1. Explore(探索): 全貌を見渡したり、新しいものを見つけ出す 2. Consume(消費): コンテンツ観覧にフォーカスする

Oct 31, 2013 2 min read min
コンテンツ

CMS導入前にしておきたい質問

今注目されている Micro CMS 従来は Joomla [http://www.joomla.org/], WordPress [http://wordpress.org/], Drupal [http://drupal.org/], Movable Type [http://www.sixapart.jp/movabletype/] 辺りから制作者の肌に合うツールを選ぶ場合がありました。これらは今でも十分に使える高機能 CMS ですが、機能が多過ぎることから、メンテナンス、運営、ワークフローをしっかり設計していないと、複雑で扱い難いものになることがあります。無料から使える小中規模 CMS は出そろった感がありますが、ここ 1, 2 年ほど新しい CMS を幾つか見かけるようになりました。 * Pico [http://pico.dev7studios.com/] : 静的ファイルを管理する CMS * Dunked

Oct 29, 2013 2 min read min
デザイン

模擬のWebから特性を活かしたWebへ

2013年10月5日に WebSig一日学校 2013 [http://1ds.websig247.jp/2013/] が開催されました。普通のセミナーとは異なり、廃校をリノベーションした独特の会場をつかって Web に関わる様々な分野の方が集まるイベントです。2011年も 一日学校で講師 [http://www.yasuhisa.com/could/article/design-is-politics/] をさせていただいたので、2回目の登壇になります。 WebSig一日学校は、毎回視野の広いテーマで開催されることから、日々の仕事にすぐ役立つ情報は少なめです。しかし、仕事にある制約や事情という縛りを一旦抜けて、自由に思考できる場なのが良いなと思っています。今年も1日学校の最後に開催されるワールドカフェに生徒の一員として参加しましたが、ひとりの Web の仕事に携わる人間として平等に語り合えるのは素晴らしいことだと思います。 模擬の時代の終焉 今年は「未来へ繋ぐWeb系デザイン思考」という題名で講演。作るだけでは価値がない時代に、どのように Web をデザインすれば良いのか

Oct 27, 2013 3 min read min