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今だから知りたいインタラクションデザインの基礎

再考インタラクションデザイン Project Jacquard のような技術を目の当たりにすると、いよいよすべてのモノにコンピューターが入ると実感します。株式会社シロクの石山貴広さんとのポッドキャストで、インタラクションデザインを再考するべきではないかという話をしましたが、コンピューターと人間との関係のデザインという 1950 年頃から続く課題がますます重要になると考えています。 もちろん当時に比べて、現在のインタラクションデザインはより複雑なものになっています。コンピューターは複数のサービスとシステムに繋がっていますし、できることも日々増え続けています。人とコンピューターの距離もウェアラブルの普及によってますます縮んできています。コンピューターは私たちの一部であり、アイデンティティ(ファッション)として捉えることもできます。もう道具としてのコンピューターだけではないわけです。 コンピューターが身近な存在になったからといって、インタラクションデザインの考え方が根底的に覆されたわけではありません。インタラクションデザインという言葉は Bill Moggridge と Bill Verplank の 2 人のデザイナーによって生まれました。Bill Moggridge は世界で最初のノートパソコンを設計した人で IDEO の創業者のひとり。そして、Bill Verplank はマウスをつかった GUI (Graphical User Interface)

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ジェスチャーを使ったモバイルコミュニケーション

マルチタッチやタップによるソフトウェアとのインタラクションが携帯電話で増えてきました。スクリーンに直接触れるという直感的な操作が魅力的ですが、指を使った操作だけでなく、ジェスチャーを使った操作も近年注目を浴びています。Nintendo Wii のようなゲームデバイスもそうですし、日本の携帯電話にはモーションセンサーが実装されたものがあり、ゲームなどに利用されています。iPhone でも Friend Book のようなアプリは握手をしているようなジェスチャーでコンタクトの交換が出来るような機能があります。 デバイスに触れる操作だけでなく、ジェスチャーを使った携帯電話の操作にはどのような可能性が秘められているのでしょうか。Nokia Research Center では、フィールドスタディをしながらジェスチャーを使った新しいコミュニケーションの形を模索しています。デザイナーの Younghee Jung が中心にジェスチャーデザインの模索が続けられています。 Nokia の携帯には既に幾つかのジェスチャーが使えるようになっています。例えば Nokia 8800 は、本体を裏返すことでマナーモードに切り替わります。Nokia N86 8MP では、本体を傾けることでスクリーン表示が変わるようになっています。この他に果たしてどのようなジェスチャーが自然に使えるのでしょうか。Youngheeさんも指摘していますが、文化によってジェスチャーの使い方や捉え方が異なる場合があり、人によってはアクションを関連づけるジェスチャーが結構意外なものだったりするそうです。様々なジェスチャーの可能性を調べるという意味でも、フィールドスタディが重要といえます。 スクリーンのインターフェイスではスクリーンサイズが限られていることから、