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UXの測定項目を考えてみた

日本でも UX デザイナーと名乗る方が増えてきましたが、去年あたりから Web では一種のバズワード的な存在になっている UX (User Experience)。『バズワード』と書きましたが、重要と感じている方が多くいるからこそ注目されているわけですし、流行から次のステージに進んでいるのも事実です。デザイナーと呼ばれている方はもちろん、Web サイトを構築する様々な職種の方が UX に反応しているのをみると、ひとつの共通言語 (認識) として重要なポジションになる可能性を秘めています。 ユーザーテスト、ペルソナ設定、アジャイル開発など、水準の高い UX を実現するための様々なアプローチが存在しますし、今でも模索が続けられています。作り出すほうだけでなく、作った後、つまりサイトの測定方法はどうでしょうか。UX を意識して作ったまでは良いですが、それをどう評価すれば良いのでしょうか。ページビューが上がる、売上が上がるという部分は重要ですが、それだけ体験を測定することが出来るのでしょうか。 UX が重要と分かっていても、言葉に「体験」と付いているが故に、見え難いあやふやな領域のように見え

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Nokiaが考える2015年の未来

Webを利用した共同作業 [http://www.yasuhisa.com/could/article/nokia-betalabs/]や ジェスチャーを利用したコミュニケーション [http://www.yasuhisa.com/could/article/gesture-mobile-communication/]など、ノキアは UX に注目したサービスやデバイスの模索をここ数年続けています。そのノキアが、今月はじめにフィンランドにて The Way We Live Next 3.0 [http://events.nokia.com/thewaywelivenext/home.htm] というカンファレンスを開催しました。そこで、2015年に人々はどのような生活をしているのか幾つか提案をしています。「インテリジェント・デバイス」と呼ばれるネットに常時接続と同期をするデバイスを利用することで人々とシームレスに繋がる構想が描かれています。イメージビデオを見ると、その全体像がなんとなく見えてきますが、ビデオの下にサマリーを書いておきます。 * すべてのデータがクラウドに保管される

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好ましいという感情と使いやすさの関係

もう2年以上前の話になりますが京都で講演 [http://www.yasuhisa.com/could/entries/001104.php] をしたとき、利用者に響くWebサイトにおける構成要素を幾つか紹介しました(スライドはこちら [http://yhassy.heteml.jp/slides/community_pdf.pdf] )。機能性や有用性のようなユーザビリティに関わる要素だけでなく、有意義や満足度といった感情に関わる要素も紹介しました。利用者へよい体験を提供したいと考えているのであれば、こうした感情的な要素は外せません。利用者にとって有益なコンテンツを提供しているかどうか判断する上でも感情的な部分はひとつの測定要素といえるでしょう。人間のもつ特性や要因を把握し、利用者に良いと思ってもらうようにデザインすることを「 Desirability」と呼ぶことがあります。 あまり聞かない言葉ですが、Useful, Usable and Desirable: Usability as a Core Development Competence [http://msdn.micro

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bingのデザインアプローチについて

6月に公開された Microsoft の新しい検索サービスbing [http://www.bing.com/]。先日 comScore が発表した検索エンジン市場の調査報告書によると [http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20090820_309545.html] 、7月が公開月に比べてシェアが 5% 増だったそうです。公開されたばかりということもあり、試しに使っているという方も少なくないでしょう。今後どうなるか分かりませんし、吸収する形になるであろう様々な Yahoo! 検索の技術がどのように bing に影響を及ぼすかが注目です。特に自分の検索エンジンが作れるプラットフォーム BOSS [http://developer.yahoo.com/search/boss/] や、セマンティック検索を可能にする SearchMonkey [http://developer.yahoo.com/searchmonkey/] は何かしらの形で bing

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コンテンツにフォーカスした質問の仕方

セミナーや記事を通してコンテンツ [http://bit.ly/6vM7Z] を活かす方法を幾つか紹介してきましたが、サイトデザインを考えるときと同様、まず質問を投げかけるのが道筋を作る手がかりになる場合があります。「これはサイトにとって良いコンテンツか?」といった単純な質問をするのではなく、質問を洗練させていくことで、よりフォーカスされたコンテンツ開発につながる場合があります。 サイト開発に携わる役職は様々。携わる役目も違えばサイトの捉え方も違ってきます。サイトナビゲーションひとつをとっても、ユーザビリティ、IA、グラフィックデザインの切り口によって出てくる質問が異なるでしょう。それは、コンテンツ視点でも同じです。ナビゲーションもコンテンツの一部として捉えるとが出来、サイトや利用者にとって最適なのか判断の手がかりになる質問が出てきます。 例えばナビゲーションに対して、「このコンテンツ (ナビゲーション) はサイトの役割とゴールに適した文体になっているか? 」という質問をしたとしましょう。ラベリングや用語が統一されているかのチェックだけでなく、付随している文章のトーンも一定なものに

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利用者がサイトを去るときの感情

アクセスしたウェブサイトから離脱する理由はいろいろあると思います。目的を達成したのであれば最高ですが、そうでない場合もあります。利用者がサイトを去る理由はサイトによって異なると思いますが、共通した思いを抱いていることもあります。ちょうど1年くらいの記事ですが「 25 reasons users STOP using your product: An analysis of customer lifecycle [http://andrewchenblog.com/2008/06/29/25-reasons-users-stop-using-your-product-an-analysis-of-customer-lifecycle/] 」で、利用者がサイトを利用しなくなったときの感情や思いをリストアップしています。主にソーシャルサイトを意識したものになっていますが、ウェブサイト全般にもいえることで思い当たるところを以下にリストしてみました。 * なぜこれが自分にとって価値があるのか分からない * なかなか表示してくれない * いろいろしたいわけじゃない * 登録してまで利用し

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Windows 7 デスクトップのデザインプロセス

Macユーザーではありますが、10月発売が決定した Windows 7 は結構期待しています。Vista で見つかった問題をどのように解決したのかという点も気になりますが、パソコンを利用する方達にどのようなソリューションを提案しているのかも興味深い点です。既にスクリーンショットやスクリーンキャストがウェブ上で出回っていますが、期待値が上がる UI や機能が幾つかあります。 Windows 7 のデスクトップはどのようにデザインされたのでしょうか。今年3月に開催された MIX09 [http://live.visitmix.com/]で、マイクロソフト シニア UX デザイナー Stephan Hoefnagels 氏が「 Designing the Windows 7 Desktop Experience [http://videos.visitmix.com/MIX09/C26F] 」というプレゼンをしました。デスクトップの細部にフォーカスして徐々に問題解決し、目指すゴールに近づけるプロセスを分かりやすく説明しています。以下に気になった部分を箇条書きしておきます。 * Wind

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お勧めのオンラインコラボツールいろいろ

基本的なコミュニケーションはメールやチャットといった文字情報のみで出来ますが、ビジュアルに関する考えを共有する場合、文字だけでは難しいです。スクリーンショットに手軽に情報を入れたり、スクリーンキャスト (動画) を作るツールが充実してきたので、ビジュアルを共有するのも難しくなくなってきました。絵を見せて意見を交換するというやりとりだけならメールでも難しくありません。しかし情報共有したり、共同作業をしたいと考えると、オンラインツールが最適です。今回はウェブサイト制作に役立つオンラインでコラボレーションを可能にするツールを幾つか紹介します。 Protonotes [http://www.protonotes.com/]以前builder.comの記事 [http://builder.japan.zdnet.com/member/u514743/blog/2008/11/21/entry_27018103/] として紹介したことがありますね。ウェブサイトに JavaScript のコードを埋め込むだけで、どのサイトにも付箋を貼付けることが出来るサービス。使う側は会員登録やプラグインを必要と

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Palm Preで追求したUX

先日の CES で発表された Palm Pre [http://www.palm.com/us/products/phones/pre/index.html] 。現在 iPhone を使っていますが、これが出たら乗り換えても良いかもと思うくらい好印象です。機能が盛りだくさんのわりにはシンプルにデザインされている印象があります。Apple の真似事ではない異なるスタイルのビジュアルを演出しているのも、iPhoneを意識しつつも、新しいソリューションを提供しているという姿勢の現れなのかもしれません。 モバイルの話題の中心に戻ってきた Palm ですが、彼等はどのようなビジョンの元、webOS を開発したのでしょうか。「Palm provides a case study in user experience strategy [http://www.mobileuserexperience.com/?p=593] 」という記事で詳しく解説されています。 webOS を開発する際、Palm が