コメントを残す8タイプの読者
「コメントリストで考えられるパターン」では、ブログのコメントリストの見せ方から読者との関係を良いものに出来るかを考えて行きましたが、今回はもう少し突っ込んで読者にスポットを当てたいと思います。読者と一言でいってもブログに訪れる方は実に様々です。住んでいる場所も職種も年齢もすごく幅の広いです。それゆえ明確な切り分けは出来ませんが、コメントを残す方はある程度決まっていると思います。
もちろん人間なので、そのときのムードやちょっとしたことがきっかけで変化すると思うので明確な区別は出来ないですが、8つのタイプの方(もしくはモードになった方)がコメントを残したりコメントを残す可能性を秘めています。
- 友達・同僚
- その人を個人的に知っているから読んでいる方も少なくないです。たとえ日常を書いた日記でもおもしろく読めるのは、文字だけでは伝わらない何かを読み取ることが出来るからかもしれません。今でも mixi 日記を書いたり読んだりするのは、この要素は大きいでしょうね。特に SNS だと特定の方しか見ないこともあり、軽いノリの一言コメントも気軽に書けます
- 情報収集家
- RSSリーダーに登録している方で、タイトルや概要が自分にとって興味のある内容であれば全文読む方。興味や共感の度合いが高ければ、コメントや別の場所で何かフィードバックをしてくれます
- ゴールドメンバー
- すべてのブログエントリーを読んでいる方で、ときには過去のアーカイブも辿って読んでいます。コメントも積極的に残しており、自分もこのブログの一部であると感じている方もいると思います。ときにはモデレーターのような役割も果たすのもこのタイプ
- ファン
- ゴールドメンバーのように積極的な参加まではいきませんが、すべてのブログエントリーを読んでいてコメントもたまに残すタイプ。参加しているほうですが、どちらかというと今後の展開を楽しみながら観察している傾向にあります
- 黙読者
- ほとんどのブログエントリーを読んでいますが、コメントは一度も残したことがない方
- 思案家
- 自分のブログは持っていないですが、ブログエントリーを読みに来ることでインスピレーションを得ている方。ときに濃い情報をコメントとして残してくれます
- 裁判官
- このタイプは基本的にブログに何かしら反感をもっている方で、多くのブログエントリーを読むものの、何か批判的な意見を書くチャンスをうかがっています。ネガティブなものがほとんどですが、フィードバックを残す確立は高いです
- 編集者
- 裁判官のように批判的ではなく、やや好意的にブログエントリーを読んでいますが、このタイプがコメントを残すときは、筆者が何か文字脱字をしたときや情報に何か間違いがあった場合になります
僕のサイトだと「友達・同僚」「情報収集家」「黙読者」「思案家」は確実にいそうですし、特に「情報収集家」「思案家」は多いような気がします。数は少なくても、もしかすると「ファン」も何人かいるかもしれません。個人ブログだと「ゴールドメンバー」は作るのは難しいですし、どちらかというとコミュニティサイトであれば何人か登場するでしょうね。こうしたおおまかなタイプを別けると、自分のサイトの読者がおぼろげに見えてきますし、どのタイプがコメントを付けやすいようにするかを考えることで、見せ方のアイデアも幾つか出て来ると思います。