とりあえず良い兆候がみえはじめた南オセチア紛争。グルジアは小さな共和国ではありますが、ワイン発祥の地としても知られており、以前キンズマラウリというワインを購入したこともあって、知っている国ではありました。それ以上のことはあまり知らなかったわけですが、今回の紛争を聞いたときはびっくりしました。 当然のごとくウェブで情報を集めるわけですが、日本のニュースサイトではどうも良い感じにまとまったページというのがありませんね。「特集」というページが設けられていますが、新着順で並んでいるだけですし、概要を知るにも深く知るにも、物足りない感じがします。結局 Google ニュースへ行くこともありますが、すべての記事が平面上に並べられているので、これはこれで不便だったりします。 文句を言うのは簡単なので、いったい何が課題でどうすると (少なくとも) 自分にとって便利な時事関連の特集ページになるのか考えてみました。 ひとつのトピックに関する全体像がみえるダッシュボード たとえ競合サイトでも同じ情報であれば、その場ですぐ見たい 専門用語の解説 大きな写真や動画 位置関係や時系列でニュースを漠然とした形で観覧 特にダッシュボード的な考え方は特集のような「まとめページ」に重要な要素だと思います。ワンクリックしないと情報が見れないのではなく、その場で視覚的にどういうことになっているのか分かるようなページが良いですね。もちろん情報量も適度にする必要はありますが、隠すのではなく覗き見出来るようなアプローチが必要です。特に今回のような国際関連のニュースであれば、場所が何処なのか知りたいですし、遠い国のことなので、写真や動画で様子が見えると理解しやすいです。何人の犠牲者が出たという数も重要ですが、現場にいる人の姿や生の声のほうが数倍のインパクトがあると思います。数ではない、生きている人の姿を見せるのも報道の役割だと思いますし。