ウェブインターフェイスの6原則
既に英語版が発売されている「Designing Web Interfaces: Principles and Patterns for Rich Interactions」。書籍のブログとFlickr コレクションには UI に関する豊富な例が紹介されていて、これを見ているだけでも楽しめます。
主にウェブアプリケーションを対象にした書籍ですが、企業サイトやショッピングサイトの構築際も参考になる点は幾つもあります。本は14章に分かれており、それぞれ異なるインターフェイスを紹介しているわけですが、この 14章を大まかに 6種類の原則にまとめることが出来ます。
- 単刀直入に
- アウトプットがあるところにインプットが出来るようにする。ページ単位ではなく、ページの中の情報単位での操作を可能にする
- 軽量化
- ファイルサイズだけではなく、物理的な動作や精神的な負担を軽減するような UI つくりを心がける
- ひとつのページに留まる
- ひとつのページだけでも情報のフローを作り出せることが可能になってきている。従来のページの概念を取り去って利用者の使い勝手を改善させる
- 誘引できる何かを提供する
- 機能の見つけやすさはウェブアプリにおける課題のひとつ。機能を見つけやすくするためのトリガーを提供することを忘れずに
- 画面変遷を行う
- 何が変わったのか、何にフォーカスすればを知らせることで、利用者とのコミュニケーションの向上にもつながる
- すぐに反応させる
- 利用者のインプットをすぐに結果として反応させることが、インテリジェントなインターフェイスになる
これら6原則が、書籍のどの章に該当するのかはこちらのページを参照してください。