Latest thinking
すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。
今からできるWebコンテンツの次のコト
10月25日、仙台で The NEXT WEB CONTENT 2015 [https://weba11y.jp/the-next-web-content-2015.html] が開催されました。主催である株式会社インフォアクシア [http://www.infoaxia.co.jp]設立11周年記念として、Web アクセシビリティを中心に、デザイン、ユーザビリティ、SEO など、Web に関わる様々な話題を扱ったイベントになりました。トピックは広く浅いわけですが、異業種の専門家が集まることで、新たな視点の発見や共通点を見つけることができました。 本イベントの様子は Togetter #tnwc2015 [http://togetter.com/li/891063] をご覧ください。 Web利用は『終わった』のではなく『変わった』 ここ1年「Web は終わった」というニュアンスが含まれた話題を国内外で耳にします。Mashable
大きいスクリーンのタッチデザインを考える
タッチは大前提 発表後、発売を待たずに売れ切れ状態になった Surface Book [http://www.gizmodo.jp/2015/10/surface_book_sold_out.html]。ノートパソコン並みの大きさを誇る iPad Pro [http://www.apple.com/jp/ipad-pro/] 。それぞれコンセプトが異なる製品ですが、スクリーンサイズが従来のタブレットの域を超えたものが注目されているのは、デスクトップパソコン以外で本格的な作業をしたいというニーズが高まりつつあるからでしょう。 Adobe のコアアプリも Windows 向けにタッチフレンドリー [http://www.engadget.com/2015/10/05/adobe-touch-friendly-design-apps/] に改良が加えられています。 Windows だけでなく、Linux 製の Gnome [https://www.gnome.org/
次世代Webはブラウザの外にある
10月18日、法政大学にて次世代 Web カンファレンス [http://nextwebconf.connpass.com/event/19699/] が開催されました。Web に関わる技術について徹底的に話し合うイベント。セッションすべてディスカッションで勉強会というより話を聞きに行くというニュアンスが近いかもしれません。8 月に UX をテーマに議論する会 [http://www.yasuhisa.com/could/article/questions-about-ux/] を開きましたが、今年はこうした『会話』を軸にしたイベントに興味を惹かれます。 今回は、「デザイニングWebアクセシビリティ [https://www.amazon.co.jp/dp/4862462650?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&
コンテンツタイプの理解と分類のコツ
コンテツタイプの把握が不可欠な理由 コンテンツモデルの基礎と活用メリット [http://www.yasuhisa.com/could/article/content-model/] で、コンテンツをひとくくりにまとめるコンテンツタイプ を紹介しました。コンテンツタイプには、ニュースリリース、レビュー、レシピ、チュートリアルなど様々な種類があります。これらがどのような項目で構成するのか考える前に、そもそもどのようなタイプのコンテンツが制作・管理されているのかを知る必要があります。 様々なコンテンツタイプがあるにも関わらず、CMS では「本文」という大きな枠にまとめて入力することがあります。カスタムフィールドやプラグインで解決するといった方法もありますが、五月雨式に項目を増やすよりコンテンツタイプごとに設計できたほうが維持・管理がしやすくなります。 CMS の設計のためにコンテンツタイプを把握するのも目的のひとつですが、それだけではありません。様々なコンテンツタイプがひとまとめで管理されていることのデメリットをクライアントに理解してもらう必要があります。コンテンツタイプ幾つか用意
国内サイトのトラッキングはどうなっているか調べてみました
トラッカーが付きまとうWeb観覧 私が広告を掲載しない理由 [http://www.yasuhisa.com/could/article/why-no-ads-in-this-website/] のひとつに、広告をはじめとしたトラッカーが利用者の体験を著しく低下している点にあります。中には利用者の動向を複数のサイトをまたいで監視しているのもあります。 iOS9 からコンテンツブロック機能 [https://developer.apple.com/videos/play/wwdc2015-511/] が追加されたことにより、トラッカーを停止した状態で、Web サイト観覧ができるようになりました。コンテンツブロックをオンにするには少し面倒な操作が必要ですが、 国内外でコンテンツブロックアプリが上位にランクイン [https://twitter.com/yhassy/status/648778499583401984] しており、注目が高いのが分かります。今の Web サイトはトラッカーだけでなく、過剰な表現を実装しているのも少なくないので、コンテンツブロックを使うことでパフォーマンス
海外の動向からみるデザインツールの現在
デザイナーとツールは切っても切り離せない関係です。ときにはデザイナーのスキルはツールの熟練度や使い分けの仕方で決まることもあります。長く使い続けたいですが Web やアプリのデザインは、テクノロジーと密接に繋がる仕事であるが故に、いつの間にか新しいツールが主流になることがあります。 特にここ 10 年でデザインの仕事は大きく変わりました。今でも Web デザイン、アプリデザインにおいて Adobe 製品 [https://www.amazon.co.jp/dp/B00FOHQZPI?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=B00FOHQZPI&adid=1CY484XRPNWJFAPJ9TD9&] は多大な影響力をもっていますが、それがほぼ唯一の選択肢だった頃と今は違います。また、今まで以上にデザインにスピードと柔軟性が求められているので、Adobe 以外のツールも必要になってきています。 [http://tools.subtraction.
50日間付箋紙に絵を描き続けて気づいたこと
仕事では味わえない付箋紙との関わりを通して、やっている本人しか得ることができない知恵や経験を得ることができたと思います。
コンテンツモデルの基礎と活用メリット
ページという枠組みが、柔軟かつ拡張性の高いコンテンツ配信の仕組みを作るときの邪魔になることがあります
ネガティブ体験を軽減するデザインアプローチ
過大評価されがちな悪い体験 心理学で Nagative Bias [https://en.wikipedia.org/wiki/Negativity_bias] (ネガティブバイアス)という概念があります。不快な感情、苦痛な思い出といったネガティブな経験は、ポジティブな経験より私たちの考え方に大きな影響を及ぼすというものです。言い方を変えるのであれば、ポジティブな体験は私たちの記憶や今後の行動に及ぼす影響は少ないということになります。たとえ、全体的に良い体験だったとしても、最期に悪い体験をした場合、私たちの記憶には「悪かった」と残ることがあります。ネガティブバイアスとは、負の要素を『拡大・拡張』してしまう状態といえます。 アプリストアのレビューが低くなりがちなのも、ネガティブバイアスの影響があります。問題なく普通に使えたという体験は、記憶に残ることは少ないでしょう。しかし、自分の思うようにいかなかった場合、たとえ他の機能が問題なく動作していたとしても「悪い」と考えてしまうことがあります。「この部分だけ良くないけど、他は満足」と評価する人はわずかです。 一度「悪い」と判断してしま