Yasuhisa Hasegawa

Yasuhisa Hasegawa

Web やアプリのデザインを専門しているデザイナー。現在は組織でより良いデザインができるようプロセスや仕組の改善に力を入れています。ブログやポッドキャストなどのコンテンツ配信や講師業もしています。

コンテンツ

Webサイトにある3つの成長段階

成長するWebサイトの違いはなにか 昔は立ち上げることだけで価値があった Web サイトですが、次第にそうではなくなりました。きちんとした戦略を立てなければ、ターゲットにしているお客様に届かなくなりましたし、関係を維持するための施策がなければ、すぐに関係が絶たれることもあります。今は Web サイトを作ったことだけで満足していては自己満足で終わってしまいます。 Web サイトはどのように成長していくのでしょうか。作っただけのサイトと、成長過程にあるサイトの違いは何でしょうか。Web サイトが成熟するための段階が 3 つあると考えられます。 まず最初の段階にあるのが、企業側(コンテンツ配信者側)が必要だと感じることを優先的に出す状態。自分たちが扱っている製品やサービスがどれだけ素晴らしいかをアピールしたり、短期的に利益を上げるための施策を重要視します。見せたいコンテンツがたくさんあるので、訪問者側が欲しいと思うコンテンツの優先順位が低かったり、見せたいコンテンツは訪問者も欲しいと思い込んでいる場合もあります。 Web サイトを初めて立ち上げる企業は、Web サイトは自分たち

デザイン

デザインにある様々な対立について思うこと

デザインの議論で以下のような対立を見かけることがあります。 * アプリ/Web * 文系/理系 * テキスト/ビジュアル * アート/デザイン * アクセシビリティ/視覚表現 * UI/UX 私たち人間は様々なことを分類することを好みます。一見相反するものは、明確に分類しようとしますし、それぞれの定義を明確にしようともします。片方を選ぶことで、もう片方は諦めなければいけないと考えている方もいると思います。それぞれの言葉の意味を理解しておくべきですが、どちらかを選ぶというものではないと考えています。 ふたつを合わせることで、私たちの仕事の可能性を広げることができるはずです。 * 自分の仕事をアプリか Web いずれかに絞ることはありません * 文系だからといって数字が弱いということはありません * テキストとビジュアルが合わさることでコンテンツが増幅します * アートと呼べるような問題解決は存在します * 視覚的な表現が豊かでもアクセシブルにはできます * UI から生まれる体験もありますし、体験の理解が UI を生むこともあります 深みにハマった定

デザイン

ひとりから始めるデザイン批評

孤独だから見えにくい デザインは孤独な作業になりがちです。ひとりでデザインファイルと向き合う時間が長いので、自分がつくったものに対し感情的な繋がりができてしまうことがあります。また、プログラムのように、ひとつのファイルを何人かが触るということも少ないので、ある程度のステージに到達するまで誰もデザインを目にしないことがあります。つまり、『完成品』しか提示されないので、その間どのような試行錯誤がなされたのかも分からないわけです。 自分の視点だけに閉じこもることを避けるために、デザイン批評 [http://www.yasuhisa.com/could/article/design-ciritique/] を通して、何が改善できるかをクライアントや同僚と話し合いをおこないます。批評を意識した会話は、ひとりのデザイナーとしての成長にも大きな影響を及ぼしますが、誰でも会話ができる環境にいるわけではありません。フリーランスはもちろん、まだデザインの会話を始めにくい環境で働いている方もいるでしょう。 デザイン批評は複数人で実践するのが理想的ですが、ひとりで自分のデザインを批評することもできます

アクセシビリティ

今からできるWebコンテンツの次のコト

10月25日、仙台で The NEXT WEB CONTENT 2015 [https://weba11y.jp/the-next-web-content-2015.html] が開催されました。主催である株式会社インフォアクシア [http://www.infoaxia.co.jp]設立11周年記念として、Web アクセシビリティを中心に、デザイン、ユーザビリティ、SEO など、Web に関わる様々な話題を扱ったイベントになりました。トピックは広く浅いわけですが、異業種の専門家が集まることで、新たな視点の発見や共通点を見つけることができました。 本イベントの様子は Togetter #tnwc2015 [http://togetter.com/li/891063] をご覧ください。 Web利用は『終わった』のではなく『変わった』 ここ1年「Web は終わった」というニュアンスが含まれた話題を国内外で耳にします。Mashable

UI

大きいスクリーンのタッチデザインを考える

タッチは大前提 発表後、発売を待たずに売れ切れ状態になった Surface Book [http://www.gizmodo.jp/2015/10/surface_book_sold_out.html]。ノートパソコン並みの大きさを誇る iPad Pro [http://www.apple.com/jp/ipad-pro/] 。それぞれコンセプトが異なる製品ですが、スクリーンサイズが従来のタブレットの域を超えたものが注目されているのは、デスクトップパソコン以外で本格的な作業をしたいというニーズが高まりつつあるからでしょう。 Adobe のコアアプリも Windows 向けにタッチフレンドリー [http://www.engadget.com/2015/10/05/adobe-touch-friendly-design-apps/] に改良が加えられています。 Windows だけでなく、Linux 製の Gnome [https://www.gnome.org/

アクセシビリティ

次世代Webはブラウザの外にある

10月18日、法政大学にて次世代 Web カンファレンス [http://nextwebconf.connpass.com/event/19699/] が開催されました。Web に関わる技術について徹底的に話し合うイベント。セッションすべてディスカッションで勉強会というより話を聞きに行くというニュアンスが近いかもしれません。8 月に UX をテーマに議論する会 [http://www.yasuhisa.com/could/article/questions-about-ux/] を開きましたが、今年はこうした『会話』を軸にしたイベントに興味を惹かれます。 今回は、「デザイニングWebアクセシビリティ [https://www.amazon.co.jp/dp/4862462650?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&

コンテンツ

コンテンツタイプの理解と分類のコツ

コンテツタイプの把握が不可欠な理由 コンテンツモデルの基礎と活用メリット [http://www.yasuhisa.com/could/article/content-model/] で、コンテンツをひとくくりにまとめるコンテンツタイプ を紹介しました。コンテンツタイプには、ニュースリリース、レビュー、レシピ、チュートリアルなど様々な種類があります。これらがどのような項目で構成するのか考える前に、そもそもどのようなタイプのコンテンツが制作・管理されているのかを知る必要があります。 様々なコンテンツタイプがあるにも関わらず、CMS では「本文」という大きな枠にまとめて入力することがあります。カスタムフィールドやプラグインで解決するといった方法もありますが、五月雨式に項目を増やすよりコンテンツタイプごとに設計できたほうが維持・管理がしやすくなります。 CMS の設計のためにコンテンツタイプを把握するのも目的のひとつですが、それだけではありません。様々なコンテンツタイプがひとまとめで管理されていることのデメリットをクライアントに理解してもらう必要があります。コンテンツタイプ幾つか用意

インターネット

国内サイトのトラッキングはどうなっているか調べてみました

トラッカーが付きまとうWeb観覧 私が広告を掲載しない理由 [http://www.yasuhisa.com/could/article/why-no-ads-in-this-website/] のひとつに、広告をはじめとしたトラッカーが利用者の体験を著しく低下している点にあります。中には利用者の動向を複数のサイトをまたいで監視しているのもあります。 iOS9 からコンテンツブロック機能 [https://developer.apple.com/videos/play/wwdc2015-511/] が追加されたことにより、トラッカーを停止した状態で、Web サイト観覧ができるようになりました。コンテンツブロックをオンにするには少し面倒な操作が必要ですが、 国内外でコンテンツブロックアプリが上位にランクイン [https://twitter.com/yhassy/status/648778499583401984] しており、注目が高いのが分かります。今の Web サイトはトラッカーだけでなく、過剰な表現を実装しているのも少なくないので、コンテンツブロックを使うことでパフォーマンス

デザイン

海外の動向からみるデザインツールの現在

デザイナーとツールは切っても切り離せない関係です。ときにはデザイナーのスキルはツールの熟練度や使い分けの仕方で決まることもあります。長く使い続けたいですが Web やアプリのデザインは、テクノロジーと密接に繋がる仕事であるが故に、いつの間にか新しいツールが主流になることがあります。 特にここ 10 年でデザインの仕事は大きく変わりました。今でも Web デザイン、アプリデザインにおいて Adobe 製品 [https://www.amazon.co.jp/dp/B00FOHQZPI?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=B00FOHQZPI&adid=1CY484XRPNWJFAPJ9TD9&] は多大な影響力をもっていますが、それがほぼ唯一の選択肢だった頃と今は違います。また、今まで以上にデザインにスピードと柔軟性が求められているので、Adobe 以外のツールも必要になってきています。 [http://tools.subtraction.

UX

ネガティブ体験を軽減するデザインアプローチ

過大評価されがちな悪い体験 心理学で Nagative Bias [https://en.wikipedia.org/wiki/Negativity_bias] (ネガティブバイアス)という概念があります。不快な感情、苦痛な思い出といったネガティブな経験は、ポジティブな経験より私たちの考え方に大きな影響を及ぼすというものです。言い方を変えるのであれば、ポジティブな体験は私たちの記憶や今後の行動に及ぼす影響は少ないということになります。たとえ、全体的に良い体験だったとしても、最期に悪い体験をした場合、私たちの記憶には「悪かった」と残ることがあります。ネガティブバイアスとは、負の要素を『拡大・拡張』してしまう状態といえます。 アプリストアのレビューが低くなりがちなのも、ネガティブバイアスの影響があります。問題なく普通に使えたという体験は、記憶に残ることは少ないでしょう。しかし、自分の思うようにいかなかった場合、たとえ他の機能が問題なく動作していたとしても「悪い」と考えてしまうことがあります。「この部分だけ良くないけど、他は満足」と評価する人はわずかです。 一度「悪い」と判断してしま

仕事

すべては一文字書くことから始まる

「だからなに?」 Web 上で情報発信をしている方であれば、一度は頭に思い浮かべる言葉だと思います。知名度もない実力もない自分が、わざわざ外に向けて発信することに何の意味があるのだと。 今でも自分の文章が上手いとは思いませんが、昔は下手でも気ままに書いていました。2002年の記事を掘り起こしてみたところ、大学の演劇を見にいったときのことを書き残していました。以下はそのとき書いた日記の一部からの引用です。 > 僕が演劇が好きなところのは、ステージという限られた空間の中での演出や場面の変化を一望できるところです。ひとつの『場面』でもいろいろなことが同時進行していて、見方によってはいろいろ楽しめるという舞台ならではの魅力があるからかもしれません。 当時はまだ米国に住んでいて、ある制作会社で Web デザイナーとして勤務していました。ビジュアルデザインだけでなく、 HTML/CSS/JavaScript は毎日何時間も書くという生活をしていました。演劇に関する日記を書いたおよそ 2 年後に CSS の書籍を出版しているので、最先端と呼べる知識はあったと思います。しかし、ブログには仕事

コンテンツ

脱ダミー文字から始めるコンテンツデザイン

ダミー文字はリスク ユーザーは読まないと言われているものの、言葉はユーザーとコミュニケーションをするための基盤です。流し読みでも理解できるような設計がされているか。次のアクションへ結びつく動機が提供されているかは、言葉で決まることがあります。ビジュアルが注目されがちな UI デザインですら言葉が重要なデザイン要素 [http://www.yasuhisa.com/could/article/text-is-ui/]になります。 デザインはコンテンツの価値を増幅したり、利用者の欲求を満たしたり目的達成の補助をするためにあります。もし、ダミー文字をつかってデザインすることは、ユーザーとのコミュニケーションを破棄した状態で彼等がもつ課題を解決しようとしているようにみえます。デザイナーはダミー文字をもっと敵視しても良いと思います。 ダミーの情報を入れるのは簡単です。Loren Ipsum [http://www.lipsum.com/] のようなジェネレーターがありますし、日本語でも似たようなものはあります。今は文字だけでなく、ユーザーアイコン [http://uifaces.com

デザイン

プロセスから学ぶペルソナ活用法

「ユーザーのためにデザインをする」という言葉はデザインの現場ではよく耳にする言葉ですが、ユーザー像が共有されていないこともあれば、それぞれ異なるニーズやゴールを想像していることがあります。また、ユーザーは「お客様」という少し遠い存在になりがちで、感情移入が難しいことがあります。 ペルソナをつかった共有や活用に興味があるけど、どのように始めたら良いのか分からない人は少なくないと思います。そこで「基礎からはじめるペルソナ活用法 [http://growthhack.academy/seminar-all/seminar14/] 」という講座をグロースハックアカデミー主催で開催しました。以前からワークショップ [http://www.yasuhisa.com/could/article/behind-scene-workshop/] でペルソナを扱っていましたが、今回は受講時間すべてペルソナについて深く学べるカリキュラムを組みました。 潜在ニーズや行動が分かるペルソナ ペルソナはユーザーインタビューや Web 解析など様々な調査データを基にして作られます。ワークショップという限られた

デザイン

デザインを理解してくれないと嘆く前に

分かっていないのは誰か? デザインの評価 [http://www.yasuhisa.com/could/article/starting-design-critique/] は、デザイナー同士でも難しいこと。それが違う職種や背景の方と話をするとなると、さらに難しくなります。プロであれば、仮説を基にして議論をするよう努力しますが、周りがそうであるとは限りません。 人間工学者 Gitte Lindgaard が 2006 年に発表した文献「Attention web designers: You have 50 milliseconds to make a good first impression! [http://www.anaandjelic.typepad.com/files/attention-web-designers-2.pdf] 」によると、ユーザーはわずか 0.05 秒で Web サイトの見た目に判断を下すそうです。

考え方

クリエイティビティとコピーについて

複製、変形、結合。 これらは生物の進化において欠かせない現象です。細胞分裂という原始的な活動だけでなく、私たちのクリエイティビティにもいえることです。活版印刷から World Wide Web まで、私たち人類が作り出してきたものは「複製、変形、結合」を繰り返した結果といえるでしょう。私たちが無から突然生まれたものではないのと同様、クリエイティビティも進化の過程のなかから生まれています。 2011年に「Everything is a Remix(すべてはリミックスである)」というドキュメンタリー映画が公開されました。音楽や映画の歴史を振り返りながらアイデアはリミックスされ続けていることを分かりやすく解説しています。また、知的財産権の課題や、人がもつアイデアを自分のものにしたい欲についても触れています。 このドキュメンタリー映画は、他人のアイデアを好き勝手にコピーしても構わないといっているわけではありません。しかし、極端な知的財産権の行使や、アイデアに対する過剰な所有欲が人のクリエイティビティに良くない影響を及ぼすだろうと指摘しています。 クリエイティビティという言葉に、ど

UX

UXに関する疑問に答えて気づいたこと

8月8日、クリーク・アンド・リバー社主催のイベント「と、コラボ特別編 [http://www.creativevillage.ne.jp/6111]」で UX [http://www.yasuhisa.com/could/tag/UX/] をテーマに座談会をしました(#tocolabo [https://twitter.com/search?q=%E2%99%AFtocolabo])。ポッドキャストで対談した [http://bit.ly/1L4dmlG]ネットイヤーグループ株式会社の坂本貴史さん [http://www.bookslope.jp/blog/] と参加者といっしょに「UXってなに?」という初歩的でありながらも難しい課題について話し合いました。セミナーでもワークショップでもない、話をするだけのイベントでしたが、参加者の満足度が非常に高い有意義な時間になりました。 上図: webディレクターの阿呆な研究

プロセス

データ中心になると忘れがちな直感の重要性

データだけでは答えは導き出せない チームで工程を進めていく上で、何か根拠のようなものが求められます。そこで、デザイン [http://www.yasuhisa.com/could/article/how-we-talk-about-design/]やコンテンツ [http://www.yasuhisa.com/could/article/creating-content-magic-sheet/] の定量・定性調査は欠かすことができません。「これは本当に使いやすいのか」「集客できるのか」「儲かるのか」といった様々な声に対して応えなければならない状況があります。 最近は解析ツールの発展や A/B テストのような模索がしやすくなったことで、データ収集の敷居が下がりました。そして、データを基に実践するための『プロセス』や『フレームワーク』も幾つかあります。しかし、周りが納得するための十分なデータと、確立した手法を用いてプロジェクトを進めれば成功が約束されるのかといえばそうではありません。 以前、ポッドキャストのリスナーから「UXデザインプロセスを実践しても失敗することはあるのか? [

コンテンツ

わたしが広告を掲載しない理由

このサイトに始めて訪れた方は、広告がないことに気付いたでしょうか? 以前から読者である方のなかには、このサイトにはなぜ広告がないのか不思議に思っている方もいるかもしれません。現在の Web 広告には以下 5 つの問題を抱えていると考えており、掲載を控えています。 1. 技術の問題 2. ユーザー体験の問題 3. デザインの問題 4. コンテンツの問題 5. モラルの問題 読者の足を引っ張る広告たち 何度か広告ネットワークから掲載オファーをいただいたことがあります。多くの場合、複数の JavaScript を埋め込む必要があり、パフォーマンスへの多大な影響がでることから掲載を断っています。うちのような小さなサイトであれば大きな変化はないかもしれません。しかし、ちょっとしたパフォーマンスへの負債が積み重なれば読者への影響も多大なものになります。 上記の数値は、ある有名な日本のブログメディアのトップページのファイルサイズとリクエスト数です。広告ブロックを使うことで、ファイルサイズとリクエスト数が著しく変わるところからみても分かる通り、広告はパフォーマンスの大きな足か

デザイン

利用者の声と意図のギャップを理解する

利用者の声は解ではない 利用者の声を受け止めて、よりよい製品を作りたいとデザイナーであれば考えるはずです。しかし、利用者の声がデザインの解を提示しているとは限りません。ときには根本的な問題の解決になっていないことがあります。 それを裏付ける考え方として、政治学者であり認知心理学者でもあるハーバード・サイモン [https://ja.wikipedia.org/wiki/ハーバート・サイモン]博士が 1956 年に提唱した「Satisficing [https://en.wikipedia.org/wiki/Satisficing]」という用語が参考になります。これは、Satisfy(満足)と Suffice(十分)を組み合わせた造語で、日本語では「こんなもん化(参照 [http://cruel.org/econthought/profiles/simon.html])」「満足化(参照 [http://www.weblio.jp/

デザイン

プロトタイプの使いどころからみる紙の真価

今だからこそ再入門 2015年7月12日東京 OpenCU のイベント「CMS SUNDAY Vol.4 [http://opencu.com/events/cms-sunday-vol4]」に登壇しました。セミナーと一緒にワークショップも実施されましたが、CMS のカスタマイズ知識なくても参加できるカリキュラムが組まれていました。ファシリテーションを務めた羽山祥樹さん [https://twitter.com/storywriter] のワークショップの進め方も含めて勉強になる充実した1日になりました。私のほうはワークショップ前の準備運動としてプロトタイプの基本を振り返る話をしました。 2012年頃から [http://www.yasuhisa.com/could/article/prototype-the-future/] プロトタイプに関するセミナーやワークショップをしています。翌年にはデジタルハリウッド大学院 [http://www.yasuhisa.com/could/article/dh-prototyping-course/]でプロトタイプの講座も開いています。