うまくハマらないユーザー調査
ユーザー調査という言葉を聞くと、どういうイメージを頭に思い浮かべますか?
数週間のインタビューと観察。実施するための入念な準備期間。数十ページにも及ぶ調査レポートなどを想像する人は少なくありません。本格的な調査が必要な場合はありますが、早く動かなければならないプロダクト開発の文脈では現実味がありません。例えば以下の理由で調査をしない(できていない)現場をたまに見かけます。
* アジャイルのような早いサイクルで成果物を作り続けるプロセスに、調査がうまくマッチしない場合がある
* 特にスクラム開発は調査・デザインとの相性が悪い場合がある
* プロセスに調査ができる人が参加していない場合がある
* 時間とお金がかかるというイメージが強すぎて手が付けられない
* 調査・プロダクト開発それぞれがもつ有益な情報が見えにくい
調査には「長くじっくり実施して、きちんとしたレポートを作る」という先入観が付きまといますが、それだけが調査の姿ではありません。『調査』というフェイズを設けるのではなく、今の開発プロセスの中でどういう調査(手法)が実践できるか考え