Yasuhisa Hasegawa

Yasuhisa Hasegawa

Web やアプリのデザインを専門しているデザイナー。現在は組織でより良いデザインができるようプロセスや仕組の改善に力を入れています。ブログやポッドキャストなどのコンテンツ配信や講師業もしています。

google

Googleが考える新聞の生き残る道

随分前になりますが、今年の 4 月に Google の Eric Schmidt が Newspaper Association of America の集会で 演説を行いました [http://newshare.typepad.com/newshare/2009/04/audio-google-ceo-eric-schmidt-addresses-the-naa.html] 。また、別のサイトで質疑応答の筆記録 [http://www.poynter.org/column.asp?id=101&aid=161441] も公開されています。新聞の発行部数も広告収入も急激に落ちて来ているアメリカでは、Web サイトに様々なコンテンツを掲載し、開けた印象を作り始めています。質疑応答のほうでは良くも悪くも Google 視点な見解と提案がなされていますね。以下に要約をリストアップしておきます。 * いずれかひとつではなく、広告、購読、マイクロペイメントの3つが収入源になるだろう。

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404ページのデザイン提案【中編】

このエントリーは「404ページのデザイン提案【前編】 [http://www.yasuhisa.com/could/article/designing-404-1/]」の続きにあたります。なぜ 404 ページが表示されたのか、そして利用者が出来る次のアクションが何かがみえてきました。これからいよいよ大まかなレイアウトのスケッチに入るわけですが、もうひとつ考えておきたいことがあります。ページに表示させたい項目だけでなく、必要でないと考えられる要素も洗い出しておくと、スケッチが最初の段階からある程度洗練されたものになります。 通常のページでは必須項目でも目的が絞られてるページだとそうではない場合があります。「あっても良い」「もしかすると誰か必要になるから」くらいの要素は目的が絞られているページでは省いてしまっても良いと思います。要素を最小限に絞り込むことで、ページで伝えたい目的がより明確になるでしょう。サイト内のリンクからで 404 が表示される割合より、サイト外からのアクセスで 404 が多く表示されています。そこで、サイト内でいろいろ読みたいけど行き詰まった人というよりかは、読みたい

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404ページのデザイン提案【前編】

Twitter [http://twitter.com/yhassy/status/4492566304]のほうでひっそりと告知しましたが、404ページ [http://bit.ly/z8X7x] のデザインを変更してみました。なぜこんなところから始めたのかというと、サイト制作でいつも後回しになってしまう部分なので考えてみたかったですし、1ページ完結型なので早く形に出来るというのが理由です。いわゆるエラーページなわけですが、「見つかりませんでした」という結果表示ではなく何か補助出来ないかというのがテーマでした。 機械的なエラーの表示の仕方はケアが必要です。多くの利用者はエラーをみると、たとえシステムエラーでそうなったとしても、自分のせいにしてしまう場合があります。メッセージの出し方によっては「何か誤操作をしてしまったか」「そもそも何が起こったの?」「もしかして壊した?」といった感情を引き出してしまう可能性があります。利用者が悪くないのに、悪いと突き出してしまうような見せ方だけは避けなくてはいけません。 専門用語を使ったり、簡略化過ぎるエラーの説明もよくありません(説明抜きにしておも

アイデア

IntelとNokiaが学生と一緒に考えたデザイン案

Copenhagen Institute of Interaction Design [http://ciid.dk/] では、インタラクションデザインの修士プログラムが用意されています。ユーザー調査、GUI 研究、データの視覚化など興味深いコースが幾つも用意されていますが、その中でも企業で働くデザイナーを招いたワークショップが注目です。Intel とのワークショップの際はサステナビリティを意識した IT ソリューションの研究がなされました。ワークショップで生まれたアイデアは Webサイトにて公開 [http://dkds.ciid.dk/py/industry-project-intel/projects/]されています。 どのプロジェクトもビデオがあるので文章を読まなくても何をするデバイスなのか分かるのが良いですね。何が出来るというより、ストーリー仕立てで人がどう使うところにフォーカスしているのも分かりやすい理由といえるでしょう。自分が利用したいエネルギーだけ購入し、デバイスごとに制限を設定出来るシール「 Energy Rehab [http://dkds.ciid.dk/py/

コンテンツ

Webサイト運営でしてはならない質問

どうやったら人がもっとサイトに訪れるのか? これは Web サイトを構築・運営においてよく耳にする質問ではありますが、投げかけるべき質問なのかどうか疑問です。私が知っている方の多くは質の高い HTML マークアップが出来る方が多く、妙な SEO トリックを使うことなく検索エンジンの上位に作成したサイトを表示させることが出来るでしょう。しかし、Web サイトにたくさんの方が多く訪れたらそれで良いのでしょうか。1日に数百万の方がアクセスするようになったとしても、彼等がそこで何もしなかったら意味がありません。Web は世界中に広がる大きなネットワークですが、Web だからこそ量ではなく質がものをいいます。訪れる人たちを顔が見えない数字として捉えるのではなく、どのような人たちに来てもらいたいのか、何を提供出来るのか、何を利用者にしてもらいたいのかを問いかけなければいけません。 つまり「どうやったら人がもっとサイトに訪れるのか?」ではなく「利用者に提供したいコンテンツは何か?」を追求するべきでしょう。実はこのシンプルな質問の変化が Web サイト制作・運営に大きく関わってきます。 もしいつ

google

Chrome Frame はひとつのソリューション

今週リリースされた Chrome のように JavaScript や HTML5 レンダリングを実現することが出来る IE 向けプラグイン、Chrome Frame [http://code.google.com/chrome/chromeframe] 。プラグインをインストールしているブラウザのみ認識するたった一行の meta を記入するだけなので、制作者にもやさしい仕組みになっています。Techcrunch [http://jp.techcrunch.com/archives/20090922google-turns-internet-explorer-into-chrome-yes-seriously/] あたりでは、「笑える」「スマート爆弾」だとおもしろおかしく Chrome Frame を表現していますし、「IE を乗っ取った」と書いている方も見かけますが、個人的にこれは素晴らしいデザインソリューションとして見ています。 まず、構造からして「乗っ取り」ではなく、利用者を意識した配慮がなされています。Chrome Frame は Browser Helper Object

Fringe Season 2 Episode 1
TV

Fringe Season 2 Episode 1

幾つか海外 TV ドラマを見ているわけですが、その中でも昨年おもしろかったのが Fringe [http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001C4CI8U/could-22/ref=nosim/] でした。 シーズン1第1話のレビュー [http://www.yasuhisa.com/could/review/fringe-pilot/] を書いた当初は、ストーリーの全体像が見えてない状態だったので何を期待したら良いのか分からなかったわけですが、シーズンが進むにつれて徐々に Fringe の世界が明確になっていきました。 基本的に1話完結型なので気軽に見れますが、シーズンを通して展開するメタストーリーやテーマが幾つかあるので、内容をしっかり把握したい方は一気見するのがお勧めです。J.J.ブライムスが製作に関わっている作品らしく、細かい演出もたくさん用意されているので、シーズンを全部見てまた最初から見るとハッとするシーンも少なくありません。 コマーシャル前にさりげなく表示される植物や動物(ビデオ [http://www.youtube.co

IA

CSS Nite LP7 で IA に関する講演をしました

撮影: 飯田昌之 [http://www.masazo.net/]2009年9月12日ベルサール神田にて CSS Nite LP, Disk 7「IAスペシャル」 [http://lp7.cssnite.jp/] が開催されてました。IA を語るならこの人と呼ばれる方々から様々な視点の IA を聞くことが出来ました。6時間という長丁場で、しかも相当量の情報があったと思うので消化するのは少し時間がかかるかと思いますが、既に たくさんの方 [http://cssnite.jp/archives/post_1619.html] が、レポート&感想を書いています。 私はイベントの一番最後に「IAからWebサイトデザインへの突破口 」という題名でプレゼンを行いしました。長丁場の終盤だったので来場者の多くは疲れていたと思います。そんな中で漠然とした内容のプレゼンを聞いても頭にピンと来なかった方も多かったのではないかと心配していますし、伝える力が足りなかったのではないかと反省しています。幸い Twitter 上では [http://twitter.com/#search?q=

Pixelmator 1.5
ソフトウェア

Pixelmator 1.5

以前からお勧めソフトとしてセミナーなどで紹介していた Pixelmator。仕事に使えるというよりかは、Photoshop Element [http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001EHEFOU/could-22/ref=nosim/] の代りになるくらいの位置づけでしたが、先日リリースされた 1.5 でその考えを改めなければならないと思いました。 Webサイト制作をしている方にとって今バージョンで最も大きなニュースは「Web用に書き出す」と「スライス」機能が追加された点にあります。以前から JPG や GIF への書き出しは可能でしたが、画質設定をリアルタイムで見ながら確認出来るようになりました。また、全バージョンに比べると圧縮の仕方もよくなったような気がします。スライスも Photoshop と同じような感覚で区分け出来ますし、その場で画質設定もすることが出来ます。 Pixelmator を使って感じるのが Photoshop の使い勝手が必ずしもベストではないと気付かせてくれる点にあります。Web用に書き出すにしても、Pho