アドビさんへ

既に Adobe Labs では、次期バージョン「CS4」の話題が出てきています。特に Fireworks CS4 は、プロトタイプを作るのに便利そうな機能があるので期待している方もいるのではないでしょうか。しかし、「もう CS4 か」という思いも同時にありますね。もちろん、今回はスキップするという選択はありますが、機能が増えても安定性やスピードは低下している一方のように思え、次買うのが不安だったりします。 アドビ製品がなければ仕事が出来ないというくらい毎日使っているわけですが、それと同時に不満も少なくありません。どうやらそう考えている方は少なくないようですね。先日立ち上がった Dear Adobe では、人々が不満を書いたり、投票することが出来ます。ちなみに現時点でのトップ10はこんなかんじです。 ただ PDF が見たいだけなのに、立ち上がるのに時間がかかったりアップデートが何回もある Adobe Reader ってどうよ? OS のインストールより時間がかかるインストーラーはどうにかしてほしい DRM はもう止めにしてお手頃な価格形体にしてほしい Updater はもう止めてほしい。アップデートをするための方法は他にもある PDF を見る度に Updater で邪魔するのは止めてほしい インストーラーはあまりにも酷い。グラフィックソフトをインストールするためにブラウザを閉じる必要があるというのはどういうことだ 昔はアプリケーションが立ち上がるのが本当に早かったのに CS4 なんていらない。CS3 で機能は十分あるし、バージョンが上がる度に無駄な機能を詰め込まないで欲しい。代わりにパフォーマンスや安定性の向上に力を入れてほしい アップデートシステムを直してほしい。パッチをインストールするよう警告が出るけどインストールが出来ない 新しい機能はいいから、ソフトウェアを早くて安定性があって分かりやすくしてほしい トップ 10 をみると、PDF と Updater とスピードに満足していないのが分かりますね。僕も安定性やスピードはどうにかして欲しいなとよく思います。メモリが 2GB 残っているのに、メモリが足りなくて立ち上げれませんという警告が出るときの解決方法がパソコンの再起動しかないのは残念です。機能の数が圧倒的に違いますが、Pixelmator の起動スピードと安定性、そしてリアルタイムで操作出来るフィルタやカラー補正を体感してしまうと、「どうしてアドビで出来ないのか」と考えてしまいます。 もし Dear Adobe がアドビが運営していたら、「これこそ CGM サイトだ!」と紹介出来るわけですが、どうやら個人の方が作ったサイトのようです。せっかくのチャンスを逃したアドビではありますが、既に管理人の方にコンタクトをとっており、次期バージョン開発のフィードバックとして検討するそうです。取り下げるよう問い合わせたり、隠したりしてない点では素晴らしいですね。 こういう企業と利用者の関係がポジティブに働くムーブメントを作るのは英語圏は強いですね。利用者もこうして集まって投票や意見を書いていますし、企業側も協力的ですし。これは、アドビだけの課題ではないですが、日本から日本語で発することにどれだけ影響があるのか不透明です。今までアドビ以外でもフィードバックを投げたことはありますが、本社があるアメリカにどのように届けられてどういった結果だったのかといったフォローがないのが現状のような気がします。 アドビのことを批判しているというより、好きだから書いているのが正直な気持ち。この前、ライセンス認証の問題でカスタマーサポートへ連絡したのですが、すぐにオペレーターの方が出てくれましたし、親切かつ的確に対応してくれました。こうしたサポート体制がしっかりしているのは、いざというときに嬉しいですしお金を払って買ってよかったと思える瞬間でもあります。これは機能とは別の価値観ですが、機能を買うことより重要な部分のような気がします。以前、体験そのものを製品として売るという記事を書きましたが、次期バージョンではそういった機能の数以外で価値を訴えてくれることを期待しています。 せっかくなので、最後に僕もリクエストを幾つか書いておきましょう。 バンドルを自分のニーズに合わせてカスタマイズさせてほしい 機能に違いが多少違っても OSネイティブのアプリケーションをそれぞれ開発してほしい 環境設定画面の UI を再検討して分かりやすくしてほしい インストールの時間はどうにか短縮化してほしい Subscription モデルの導入 Mac 用 Flash Player のさらなる最適化 日本版 Illustrator からもKulerの情報にアクセス出来るようにする

既に Adobe Labs では、次期バージョン「CS4」の話題が出てきています。特に Fireworks CS4 は、プロトタイプを作るのに便利そうな機能があるので期待している方もいるのではないでしょうか。しかし、「もう CS4 か」という思いも同時にありますね。もちろん、今回はスキップするという選択はありますが、機能が増えても安定性やスピードは低下している一方のように思え、次買うのが不安だったりします。

アドビ製品がなければ仕事が出来ないというくらい毎日使っているわけですが、それと同時に不満も少なくありません。どうやらそう考えている方は少なくないようですね。先日立ち上がった Dear Adobe では、人々が不満を書いたり、投票することが出来ます。ちなみに現時点でのトップ10はこんなかんじです。

  1. ただ PDF が見たいだけなのに、立ち上がるのに時間がかかったりアップデートが何回もある Adobe Reader ってどうよ?
  2. OS のインストールより時間がかかるインストーラーはどうにかしてほしい
  3. DRM はもう止めにしてお手頃な価格形体にしてほしい
  4. Updater はもう止めてほしい。アップデートをするための方法は他にもある
  5. PDF を見る度に Updater で邪魔するのは止めてほしい
  6. インストーラーはあまりにも酷い。グラフィックソフトをインストールするためにブラウザを閉じる必要があるというのはどういうことだ
  7. 昔はアプリケーションが立ち上がるのが本当に早かったのに
  8. CS4 なんていらない。CS3 で機能は十分あるし、バージョンが上がる度に無駄な機能を詰め込まないで欲しい。代わりにパフォーマンスや安定性の向上に力を入れてほしい
  9. アップデートシステムを直してほしい。パッチをインストールするよう警告が出るけどインストールが出来ない
  10. 新しい機能はいいから、ソフトウェアを早くて安定性があって分かりやすくしてほしい

トップ 10 をみると、PDF と Updater とスピードに満足していないのが分かりますね。僕も安定性やスピードはどうにかして欲しいなとよく思います。メモリが 2GB 残っているのに、メモリが足りなくて立ち上げれませんという警告が出るときの解決方法がパソコンの再起動しかないのは残念です。機能の数が圧倒的に違いますが、Pixelmator の起動スピードと安定性、そしてリアルタイムで操作出来るフィルタやカラー補正を体感してしまうと、「どうしてアドビで出来ないのか」と考えてしまいます。

もし Dear Adobe がアドビが運営していたら、「これこそ CGM サイトだ!」と紹介出来るわけですが、どうやら個人の方が作ったサイトのようです。せっかくのチャンスを逃したアドビではありますが、既に管理人の方にコンタクトをとっており、次期バージョン開発のフィードバックとして検討するそうです。取り下げるよう問い合わせたり、隠したりしてない点では素晴らしいですね。

こういう企業と利用者の関係がポジティブに働くムーブメントを作るのは英語圏は強いですね。利用者もこうして集まって投票や意見を書いていますし、企業側も協力的ですし。これは、アドビだけの課題ではないですが、日本から日本語で発することにどれだけ影響があるのか不透明です。今までアドビ以外でもフィードバックを投げたことはありますが、本社があるアメリカにどのように届けられてどういった結果だったのかといったフォローがないのが現状のような気がします。

アドビのことを批判しているというより、好きだから書いているのが正直な気持ち。この前、ライセンス認証の問題でカスタマーサポートへ連絡したのですが、すぐにオペレーターの方が出てくれましたし、親切かつ的確に対応してくれました。こうしたサポート体制がしっかりしているのは、いざというときに嬉しいですしお金を払って買ってよかったと思える瞬間でもあります。これは機能とは別の価値観ですが、機能を買うことより重要な部分のような気がします。以前、体験そのものを製品として売るという記事を書きましたが、次期バージョンではそういった機能の数以外で価値を訴えてくれることを期待しています。

せっかくなので、最後に僕もリクエストを幾つか書いておきましょう。

  1. バンドルを自分のニーズに合わせてカスタマイズさせてほしい
  2. 機能に違いが多少違っても OSネイティブのアプリケーションをそれぞれ開発してほしい
  3. 環境設定画面の UI を再検討して分かりやすくしてほしい
  4. インストールの時間はどうにか短縮化してほしい
  5. Subscription モデルの導入
  6. Mac 用 Flash Player のさらなる最適化
  7. 日本版 Illustrator からもKulerの情報にアクセス出来るようにする

筆者について

Photo of Yasuhisa Hasegawa

組織の一員となるスタイルで一緒にデザインに関わる課題を解決するといった仕事をするなど、チームでデザインに取り組むためのお手伝いをしています。各地でデザインに関わる様々なトピックで講師をしています。