これから起こりうる 10 のテクノロジートレンド
シリコンバレーにあるビジネス&テクノロジーフォーラム Churchill Club。会員向けのイベントを年に何度か開催しているみたいで、そこでは実業家, VC, 学者が集まってディスカッションがされています。実はこの存在は最近まで知らなかったわけですが、もう 10年以上の歴史があるみたいですね。イベントの模様は CD もしくは DVD で販売されているみたいですが、最近では Web 上にレポートを書いて公開している人も出てきています。
その Churchill Club で先週「Top Ten Tech Trends Debates」と題して、ここ数ヶ月から1年のトレンドに関するディスカッションが行われたみたいです (VentureBeat のレポート)。パネリストになっている 5人の方はいずれも VC で、ネットだけに留まらず広範囲でしかも作り手の視点とは違った視点でトレンドをみていて興味深いです。来場者の反応をみながらトレンドが話されたみたいですね。今回はディスカッションで挙った 10 のトレンドをリストアップ。詳細はこちらの記事を参照してください。
- 異なるサービスに保管されている顧客データはさらにインテリジェントなサービスによって結合される
- 安い農作物を使ったバイオ燃料が石油を脅かすほど競合力のあるエネルギーになる
- 水の確保が地球温暖化より深刻な問題になる
- モバイル業界のスマートフォンへの移行は業界トップの企業に打撃を与える
- 健康なお年寄りのためのテクノロジーマーケットが注目
- 世界人口の 80% が 10年以内にモバイルインターネット機器を所有している
- 新しいバイオ燃料やよりスマートな人工知能の開発するためのアルゴリズムの出現
- 携帯電話が最も重要なデバイスとなる
- VC業界での淘汰が始まる
- 自分にとって必要なものすべてが 5年以内には小さな鞄やベルトに入るくらいの大きさのデバイスに集約される