U2 360° 関連情報まとめ

96,000人を動員した 10月25日の U2 コンサートは YouTube でライブ中継されました。U2好きでなかったとしても一見の価値があったイベントだったと思います。音楽を楽しむだけでもよかったのですが、仕事柄どうやってこのコンサートを実現したのか気になってしまいますね。コンサート中に Twitter でも幾つか情報発信していましたが、そこで公開しなかった情報も含めてこちらに一挙公開。いろいろな意味ですごいコンサートでした。

YouTubeでコンサート映像
今日の中継を逃した方は別の日の映像なら見れます 1 2 3
U2 360 tour: Stadium in the round
中央ステージの外観。きちんと組み立て式になっているので世界各地に運搬出来るようになっているそうです。とにかくデカイ
U2 360º Los Angeles Stage
Google Earth向けの 3D モデル。Rose Bowl スタジアムにあの巨大なセットを置いてみることが出来ます
Barco: A 360° Experience
ステージ中央にある巨大な可変式 LED スクリーンは北京オリンピックのスクリーンを提供した Barco 製です。サイトにはメイキング映像もあります
LED screen gives 360-degree coverage for U2 spectacular
スクリーンの驚異的な仕様。六角形のパネルが巧みに動いて独特な映像を作り出しています。16bitカラーで 500,000 ピクセルのビデオを表示することが出来るそうです
Hoberman Associates
スクリーンを開発したのは Barco ですが、デザインを担当した方が Chuck Hoberman。彼は Transforming Sphere を発明した方としても知られています
Willie Williams
セットデザイナーの Web サイト
Mark Fisher
セットデザイナー。Williams氏と同様 U2 とよくコラボレーションしています
PRG
照明を提供したのはこの企業。プレスリリース
Jake Berry By The Numbers
プロダクションデザイナーが語る U2 コンサートの裏舞台。ちなみに彼は Rolling Stones も手がけてますね
U2 360° Tour 2009
Flickr で高画質なものも含め2万近くのコンサート写真を見ることが出来ます
ONE on the road with U2
貧困撲滅のため様々な運動を行っている ONE が今回のツアーサポーターとして参加しています。U2 の YouTube チャンネルには姉妹団体である (RED) のリンクがあります
U2 to donate stage after 360° tour ends
巨大なステージセットがツアーの後どうなるかというと、セットごと寄付されるそうです。まだ場所は未定ですが場所は公園になるそうです
How U2 is trying to reduce its carbon footprint
世界最大規模のツアーをしている U2 ですが、環境への影響が気になるところ。Live Nation と提携し、チケット料金の一部をカーボンオフセットの費用にまわしているそうです。例えばスタッフ用のドリンクはペットボトルではなく水筒を利用。リサイクル紙の積極的利用も行っているそうです。また、ハイブリットカーで来場した方にはディスカウントもあったとか。幾つか工夫がなされていますが、規模が大きいのでどれだけインパクトがあるのやら
Yasuhisa Hasegawa

Yasuhisa Hasegawa

Web やアプリのデザインを専門しているデザイナー。現在は組織でより良いデザインができるようプロセスや仕組の改善に力を入れています。ブログやポッドキャストなどのコンテンツ配信や講師業もしています。