Latest thinking

COULD

すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。

コンテンツ

リクリでコンテンツとデザインについて話しました

先日スピーカーとして第2回 Re:Creator’s Kansai [http://www.re-creators.jp/vol2/]に参加しました。WDE [http://east.webdirections.org/] の菊池さんも加わり、これから何をしようかといった将来の話題が中心のイベントになりました。大阪でセミナーをするのはかなり久しぶりだったので、こうした機会が巡ってきて嬉しかったです。今年は執筆している記事も含め コンテンツ [http://www.yasuhisa.com/could/tag/コンテンツ] にフォーカスした講演が多かったですが、リクリでも再びコンテンツをテーマにした話題でした。今までは概念的な部分が多かったのに対し、今回は「 コンテンツ戦略を意識したデザインアプローチ」という題名で、コンテンツにフォーカスしたサイトの組み立て方を、実際あるサイトを例に挙げて解説しました。 テレビ、紙媒体、ラジオでは顧客・消費者を「視聴者」「読者」「観覧者」と呼びます。受動的な呼び名が使われているのに対し、Webでは「利用者」という能動的な表現を使います。

Oct 16, 2009
UI

10/GUIとマルチタッチインターフェイスの可能性

マウスとキーボードを使って GUI に表示されている情報を操作するという手法は 30 年以上採用され続けています。多くの方が慣れ親しんでいる方法とはいえ直感的に使えるわけではありませんし、複雑な操作をマウスだけで行うのは難しいです。今の時代に合ったマウスに代わる次世代の操作を模索している動きは以前からありますが、 10/GUI [http://10gui.com/] はその中でも出来が素晴らしいです。Techcrunch [http://www.techcrunch.com/2009/10/13/10gui-one-very-slick-desktop-multi-touch-concept-video/] をはじめ幾つかのサイトで紹介されているので、既にご覧になった方もいるかと思います。 次はタッチスクリーンと考えがちですが、手が邪魔でスクリーンが見えなくなるという問題があります。これを解決した例としてデバイスの裏からタッチする Nano touch [http://builder.japan.zdnet.com/member/u514743/blog/2009/10/08/ent

Oct 16, 2009
デザイン

知識ではなく知恵を養おう

先日開催された3.4.U [http://www.yasuhisa.com/could/diary/3-4-u/]で、サイバーガーデンの益子さん [http://www.cybergarden.net/] にお会いしました。イベントが始まる前に少し話をすることが出来たのですが、そのとき「知識ではなく知恵を大事にしないとね」という話をされていました。サラッと名言を残し姿を消した益子氏でしたが、よくよく考えてみると仕事においてとても重要な考え方だなと思いました。Webデザインという狭い範囲で考えても当てはまることですね。 他の分野と同様、Webデザインにも幾つかのルールが存在します。検索をすると「すぐ出来る」「知っておきたい」「鉄則」「ルール」あたりの言葉が添えられたノウハウがたくさん出てきますし、書籍も似たような感じです。こうしたルールを示す情報があること自体は重要ですが、これによって本当に「正しいこと」が出来ない場合があると思います。 ルールがある以上、例外は存在します。大まかに「Webサイト」とひと囲みしてもそれぞれ目的や作り方が違うので、ルールに当てはまらない場合は出てきます。

Oct 15, 2009
Webデザイン

3.4.U!で情報とテクノロジーの変化について話しました

2009年10月8日、JWDA・CSS Nite・PCC の共同イベント 3.4.U! [http://www.jwda.jp/event/e20091008/] にて「コミュニケーションの変化からみる今後のWebデザイン 」とう題名で講演をしました。毎回セミナーに行くと数人知っている方にお会いするのですが、今回はほとんどいなかったので少しだけアウェーな感じがしました。それも恐らくビジュアルデザインやマーケティングなど Web という共通項があるものの、違う立場で仕事をしている方が集まるセミナーだったからかもしれません。こうした場にあまり参加したことがなかったので、新鮮でもあり良い体験をさせていただきました。私の前に話をした un-T factory [http://www.un-t.com/] の中川さん、ニューロテクニカ [http://www.neuro-technika.com/]の細野さん共にプレゼンが上手だったという意味でも刺激になりました。 いろいろ技術が出て来ては消えています。人によっては何を学べば良いのか分からなくなったり、覚えることが多過ぎて気が滅入ってしまうこ

Oct 11, 2009
openwebdesign

404ページのデザイン提案【後編】

このエントリーは「404ページのデザイン提案」の続きにあたります (前編 [http://www.yasuhisa.com/could/article/designing-404-1/]) (中編 [http://www.yasuhisa.com/could/article/designing-404-2/])スケッチをすることでページの大まかな形が見えてきたところで、早速コーディングに入りました。404という1ページの課題なので、そうしているというのもありますが、最近は Photoshop とかでビジュアルを固めないままマークアップを記述することがあります。結局ブラウザで表示される状態でないと分からないこともありますし、骨格の状態から徐々に色や雰囲気を加えて行く作業は結構楽しかったりもします。構造への意識もしやすいですし、この時点でまたレイアウトを吟味出来る機会があるという意味でもメリットがあると思います。こういう作り方をしているので、ブラウザのデバッグツールが充実しているのは非常にありがたいです。 すべての案件でそうしているわけではないですが、今後はそうしていきたいですし、素早く

Oct 8, 2009
google

Googleが考える新聞の生き残る道

随分前になりますが、今年の 4 月に Google の Eric Schmidt が Newspaper Association of America の集会で 演説を行いました [http://newshare.typepad.com/newshare/2009/04/audio-google-ceo-eric-schmidt-addresses-the-naa.html] 。また、別のサイトで質疑応答の筆記録 [http://www.poynter.org/column.asp?id=101&aid=161441] も公開されています。新聞の発行部数も広告収入も急激に落ちて来ているアメリカでは、Web サイトに様々なコンテンツを掲載し、開けた印象を作り始めています。質疑応答のほうでは良くも悪くも

Oct 6, 2009
openwebdesign

404ページのデザイン提案【中編】

このエントリーは「404ページのデザイン提案【前編】 [http://www.yasuhisa.com/could/article/designing-404-1/]」の続きにあたります。なぜ 404 ページが表示されたのか、そして利用者が出来る次のアクションが何かがみえてきました。これからいよいよ大まかなレイアウトのスケッチに入るわけですが、もうひとつ考えておきたいことがあります。ページに表示させたい項目だけでなく、必要でないと考えられる要素も洗い出しておくと、スケッチが最初の段階からある程度洗練されたものになります。 通常のページでは必須項目でも目的が絞られてるページだとそうではない場合があります。「あっても良い」「もしかすると誰か必要になるから」くらいの要素は目的が絞られているページでは省いてしまっても良いと思います。要素を最小限に絞り込むことで、ページで伝えたい目的がより明確になるでしょう。サイト内のリンクからで 404 が表示される割合より、サイト外からのアクセスで 404 が多く表示されています。そこで、サイト内でいろいろ読みたいけど行き詰まった人というよりかは、読みたい

Oct 2, 2009
openwebdesign

404ページのデザイン提案【前編】

Twitter [http://twitter.com/yhassy/status/4492566304]のほうでひっそりと告知しましたが、404ページ [http://bit.ly/z8X7x] のデザインを変更してみました。なぜこんなところから始めたのかというと、サイト制作でいつも後回しになってしまう部分なので考えてみたかったですし、1ページ完結型なので早く形に出来るというのが理由です。いわゆるエラーページなわけですが、「見つかりませんでした」という結果表示ではなく何か補助出来ないかというのがテーマでした。 機械的なエラーの表示の仕方はケアが必要です。多くの利用者はエラーをみると、たとえシステムエラーでそうなったとしても、自分のせいにしてしまう場合があります。メッセージの出し方によっては「何か誤操作をしてしまったか」「そもそも何が起こったの?」「もしかして壊した?」といった感情を引き出してしまう可能性があります。利用者が悪くないのに、悪いと突き出してしまうような見せ方だけは避けなくてはいけません。 専門用語を使ったり、簡略化過ぎるエラーの説明もよくありません(説明抜きにしておも

Oct 1, 2009
アイデア

IntelとNokiaが学生と一緒に考えたデザイン案

Copenhagen Institute of Interaction Design [http://ciid.dk/] では、インタラクションデザインの修士プログラムが用意されています。ユーザー調査、GUI 研究、データの視覚化など興味深いコースが幾つも用意されていますが、その中でも企業で働くデザイナーを招いたワークショップが注目です。Intel とのワークショップの際はサステナビリティを意識した IT ソリューションの研究がなされました。ワークショップで生まれたアイデアは Webサイトにて公開 [http://dkds.ciid.dk/py/industry-project-intel/projects/]されています。 どのプロジェクトもビデオがあるので文章を読まなくても何をするデバイスなのか分かるのが良いですね。何が出来るというより、ストーリー仕立てで人がどう使うところにフォーカスしているのも分かりやすい理由といえるでしょう。自分が利用したいエネルギーだけ購入し、デバイスごとに制限を設定出来るシール「 Energy Rehab [http://dkds.ciid.dk/py/

Sep 30, 2009