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デザイン

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デザイン

Webのスーパーヒーローになる方法

撮影:飯田昌之 今年で Web は 25 歳 [http://www.webat25.org/]になりました。 Web は人類に大きな変化をもたらした革命的な技術です。誰でも情報発信ができるようになったのも、膨大な量の知識や考え方を共有できるのようになったのも、すべて Web があってこそです。そして、Web のもつ可能性をひとりでも多くの方に体感してもらうのが、私たちの仕事です。 これは、デザイナーはとてつもない力を持っていることを意味しています。人々を幸せにするのも、ストレスを与えるのもデザイナーの作り方で決まりますし、時には人の考え方を変えることもできます。この記事の題名にもなっている「スーパーヒーロー」とは、デザイナーひとりひとりを指しています。 とてつもない力を持っているからこそ、私たちは責任をもって力を使わなければいけません。また、クライアントやプロジェクトメンバーに向けて、その力をどのようにすれば正しく使えるのかを伝えなければいけません。 > 大いなる力には大いなる責任が伴う “With great power comes great responsibility

アクセシビリティ

Webアクセシビリティを当たり前にするために

当たり前にしては難しい Webアクセシビリティを考慮し実践することは「当たり前」だと思いますが、その当たり前を実践することが非常に敷居が高い印象があります。仕様や規格を理解して実装しなければならないところから、クライアントのコミュニケーションやワークフローといった仕組みの見直しまで、「当たり前」を実践するために超えなければならない山がたくさんあります。 私たちが「当たり前」という言葉を使うとき、「誰でも同じように考えること・自然にできること」というニュアンスを含めています。そのニュアンスのまま当たり前と思って Web アクセシビリティに取り組もうとしても、目の前にある多くの課題に頭を抱えてしまう人もいると思います。当たり前という言葉と、現実にしなければならないことのギャップが、Webアクセシビリティを難しくしているのかもしれません。 当たり前という言葉が難しさに拍車をかけていることがある Web アクセシビリティ。それでも始めてもらうには、Web アクセシビリティの意味を少し広げて実践することだと考えています。 まずは小さな勝利から JIS規格レベルAAを目指すだけでも簡単な

デザイン

デザインが機械化されても心配しない理由

それって本当にオリジナル? レスポンシブ?フラット?ビデオをつかった背景?CSSアニメーション?ゴーストボタン?いろいろな『トレンド』を見て勉強している間に、すべて導入されている 14ドルのテンプレート [http://themeforest.net/item/frio-one-page-parallax-responsive-template/7298727] をすぐに手に入れることができます。 CMS を活用して情報が更新しやすいレストランサイトを構築したい?専用の WordPress テーマ [http://www.cssigniter.com/ignite/themes/resto] を使えばすぐに完成します。英語だからダメと思うかもしれませんが、UI のローカライズが簡単できるように工夫されているので、使うことを諦めることはありません。 制作者の視点で語られる『オリジナルのデザイン』には、ひとつの矛盾があると思います。最新のデザイン動向を追いかけ、それを実践することが良いデザインに繋がると考えることがありますが、トレンドになる表現はすぐにコモディティ化されていきます。

デザイン

目新しさが解決にならない瞬間

シーズン1 エピソード13より 私のお気に入り番組のひとつである MAD MEN [https://www.amazon.co.jp/dp/B00EI54HAM?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=B00EI54HAM&adid=1JFPXTSG87VD6BKXPZ57&] で特に印象に残っているのが、スライド映写機の広告キャンペーンをプレゼンするときのシーン。最新の技術を駆使して作り上げられた映写機ですが、どう売ればいいのか頭を悩ませていたコダックに、主人公のドン・ドレイパーが異なる視点で映写機の意味を問いかけます。 今はどの分野でも技術先行になりがちです。それはアメリカの高度成長期だった 50〜60 年代も同じだったのかもしれません。最新の技術や目新しさが必要と思われがちですが、本当に必要なのは製品(サービス)との個人的なつながりだと思います。 もう 10 年近く前ですが、映画監督

デザイン

重要視されるためのデザイナーの条件

内輪受けは止めにしようではないか LSD LAB で公開されている UIデザイナー不要説 [http://lambda-structure-design.jp/lab/is-ui-designer-really-needed/] は、テクノロジーと付き合うデザイナーであれば一読しておきたい記事のひとつです。私が記事を読んで感じた課題は、 UI デザインが重要視されているかどうかということではなく、果たしてデザイナーは デザインを営業できているか [http://www.yasuhisa.com/could/article/design-talk-feedback/]どうかというところです。 たとえビジネスゴールが共有されていたとしても、デザイナーが考える UI デザインの価値と、それ以外の方が考える UI デザインの価値が異なることがあります。特にデザイナーが考える価値は、内輪受けになりやすいことが多々あるように思えます。デザイナーが「すごく良いよね」「イケてるね」というものは、ほとんどの場合デザイナー以外には理解されません。内輪で分かりやすい言葉や感覚で語りかけても、聞き手は「

コンテンツ

デバイスに囚われないスマートなコンテンツが必要な理由

[http://www.yasuhisa.com/could/content/images/wordpress/2014/11/smart_content.png] たとえ小さな市場を狙ったとしても競争が激しく、せっかく作ったコンテンツはすぐに埋もれてしまいます。また、増え続ける膨大なコンテンツを受け取れる容量をはるかに超えてしまったため、情報の受け皿を小さくしている方もいます。コンテンツ供給は膨れ上がる一方、利用者からの需要が頭打ちしている現在。良いコンテンツを作れば読まれるというわけではないからこそ、前回紹介したような 配信の仕方を工夫する [http://www.yasuhisa.com/could/article/huge-content-little-time/] 必要があります。 しかし、配信を工夫することだけがすべてではありません。コンテンツの設計や作り方を改善することで、狭くなりつつある利用者の窓口へコンテンツを届けることが可能になります。 今だけを見ないコンテンツ制作 昨年のコンテンツワークショップ [http://www.yasuhisa.com/coul

UI

正しくKeynoteでプロトタイプを作るコツ

09より最新版を ChatWorkの社内勉強会 [http://c-note.chatwork.com/post/93858598435/keynote]で、Keynote [https://www.apple.com/jp/mac/keynote/] をプロトタイプ制作に使う方法を共有したことがあります。コード不要な点と、共有が比較的しやすいのでオススメしています。しかし、他のプロトタイプツールと同様、得意・不得意をしっかり理解していないと時間がかかるだけで無意味な作業になることがあります。 古くから Keynote を使っている方は Keynote 09 を好む方がいます。最新版に比べて UI が分かりやすく分類されていたり、AppleScript のサポートが充実していることから、今でも使っている方がいると思います(私も講演時は 09 を使うことがあります)。ただ、プロトタイプを作る際は必ず最新版を使うようにしています。最新版のほうが優れているのは以下の4点です。 0.01秒単位で微調整が可能 Keynote 09 では、スライドショーを再生しなければアニメーションを見

デザイン

「分からない」から始まるデザインプロセス

分からなくて当たり前 デザインの意味がますます広がる今日。ビジネスや街作りに至るまで「デザイン」という言葉が使われているものの、実際に形作るには深い専門知識が必要とされます。 Web サイト制作も、ビジネスモデルやユーザー調査など様々な分野を理解しなければいけないですが、それだけでは完成しません。フロントエンドやサーバーサイドだけでなく、特定のアプリケーションの使い方を熟知することで、「Webサイト」が形作られるわけです。つまり、視野を拡大・縮小を繰り返すことが、デザインの学習、キャリアにおいて欠かすことができないわけです。 こうして書くのは簡単なことですが、実際に視野を拡大・縮小を繰り返して学習・実践するのは難しいです。時間は有限ですし、ゴールをイメージして情報収集 [http://www.yasuhisa.com/could/article/what-you-need-to-know/] したとしても、知ることができことは限られています。デザインの意味が広がり続けると同時に、デザイナーに求められる知識やスキルが深くなってきています。しかし、すべてを知らなければいけないわけで