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意見

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Adobe

アドビさんへ3

次期バージョンからのアップグレードポリシーの変更 [http://www.adobe.com/jp/support/upgrade_policy/index.html]とAdobe Creative Cloud [http://www.adobe.com/jp/joc/products/creativecloud.html]の発表で、昨日から Adobeユーザーの間から様々な声が発せられています。今年はサブスクリプションサービスの提供を開始し、さらに Cloud によって価値を高めようとしているものの、思惑どうりにはいっていないようです。今まで過去 2,3 バージョン遡ってアップグレードできたのが、1バージョン前からしかアップグレード価格が適応されなくなるのが大きな原因。今までも利用者の間では「アドビ税」と呼ばれている Creative Suite ですが、今回のポリシー変更でフラストレーションを爆発させている方も少なくありません。 ここ数年、Adobe のソフトウェア開発サイクルと戦略に疑問をもっている方は少なくないと思います。 アップグレードすることで機能の数は増えるものの、そ

UX

日本的なUXの解釈とは

おもてなしをどう解釈してますか? UX という言葉を仕事とどう関連付けさせるのかという課題は「UXの定義と私たちの仕事の関係 [http://www.yasuhisa.com/could/article/ux-and-me/] 」という記事をはじめ何度か取り上げています。とはいうものの以前から気になっているのは「良い体験」というのは果たして世界共通なのかということです。日本的に解釈するとどうなるのか、何が共通しているのかについて時々考えています。何気に使っている外来語(例えばイノベーションとか)も日本独自の解釈で使われていることがあります。Webデザインにしても日本独自のトレンドはもちろんありますし、海外では流行していることがそのまま日本で使えるとは限らない場合があります。 よく UX の言葉の和訳的存在になっている「おもてなし」という言葉。日本人の耳にはとても気持ちよく聞こえるわけですが、この言葉をどう解釈しているのかで考え方も変わります。「モノを持って成し遂げる」という語源をもつこの言葉。意味を調べると以下のような言葉がでてきます。 * とりはからい。処置。取り扱い * 表

セミナー

物理的な近さと心理的な近さから考えるプロセス

CSS Nite LP11 [http://lp11.cssnite.jp/] で「人の特徴から見えてくる次のデザイン提案」というミニワークショップを行いました。時間の都合で考えたアイデアは後ほど共有という形で終了しました。今回から数回に渡りいただいたアイデアを幾つか紹介していきたいと思います。 近さ モノとモノが近いと、遠いもの同士に比べて関連性が近いと理解する。 人の特徴を活かしてサイト特有のゴールを達成させるためのアイデアを練るというのが今回のワークショップの目的ででした。ワークショップでは14もの人の特徴を紹介しましたが、その中のひとつに Proximity (近さ) というのがありました。 上の図を見てください。色が違いますが、直感的に隣り合っている円が同じグループに属しているように見えると思います。色にはまったく共通点がありませんが、近さが同じグループであると思わせています。AとI、FとHはそれぞれ同じ形と色です。しかし、それぞれに何か関連性があるとは考え難いです。たとえ同じ情報でも近くなければ関連性が見えてこない一例です。上の図は極端な例ですが、情報を設計する上

意見

新聞サイトの有料サービスの糸口

有料コンテンツは成功しない? イギリスの新聞サイト The Times [http://www.thetimes.co.uk/] は、6月から 有料サービス [http://www.timesplus.co.uk/] を開始し、記事の全文を読みたい場合は会員登録をしなければならないようにしました。その結果、2月のアクセス数に比べ 90% も落ちたそうです (詳細記事 [http://www.guardian.co.uk/media/2010/jul/20/times-paywall-readership] )。外サイトからリンクを辿ってアクセスした際は、自動的に登録ページへリダイレクトされるように設定されており、そのうちわずか 25.6% が先に進んでサイトを観覧したそうです。値段だけでなく、やり方も不味かったと思いますが、これは大打撃といえるでしょう。 The Times は 15,000 の有料会員を獲得したので、一概に失敗例とは呼べません。

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新聞サイトのコンテンツと広告領域

新聞だけではありませんが、雑誌をはじめとした紙媒体メディアではページの一部を広告として販売することによって収入を得ています。Webでもこの手法は流用されており、ページの場所や大きさによって値段が細かく決められています。Webにおけるこうした広告モデルは確立されていますし、すぐにお金が入るだけでなく比較的安定した収益が見込めます。Web サイトを運営するのはタダでは出来ないわけですから、広告はなくてはならない存在です。 しかし、ただ貼付けているだけの広告では読者のサイト利用の邪魔になりかねませんし、だんだん広告が「ないもの」として扱われる場合もあります。現状、日本の新聞サイトではどのように広告が扱われているでしょうか。以下のスクリーンショットは XGA (1024×768) の解像度で撮影したものです。スクリーンショットの下に書かれているパーセントは、表示領域に対して広告がどれくらい占めているかを示しています(ブラウザのボタンや検索フィールドは表示領域に含まれていません)。 朝日新聞: 32.7%日経新聞: 15.5%毎日新聞: 19.6%中日新聞: 27.1%産経新聞: 12.4%

意見

ウェブらしい新聞サイトのあり方とは

2月24日に「ネット時代のメディアとジャーナリズム [http://www.nikkeidigitalcore.jp/archives/2010/02/post_218.html] 」というオープンフォーラムが開催されました。本当は会場に行くべきでしたが、丁度 Ustream で中継がされていたので視聴させていただくことに。そのときの模様は Twitter の #mf224 [http://twitter.com/#search?q=%23mf224] で追うことが出来ます。パネルディスカッションはフォーラムの題名にもなっているメディアとジャーナリズムだけでなく、ビジネスモデルの話まで広げて議論がされていました。同じ日に日経が 有料のWeb刊サービスの開始 [http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100224/345010/] を発表しているので、こちらも踏まえて依然として存在する Web と紙とのギャップについて整理しておこうと思います。 新聞の価値がコンテンツの価値ではない 新聞はお金で買っていますが、Web にアクセスすれば無料

意見

読まなくなった私たちと「読む」の今後

今、書籍を読む人たちはどれくらいいるのでしょうか。学生の頃はたくさん読んでいましたが、今は減ってきています。そもそも書籍を読むということが時にストレスがたまることも少なくありません。はやく要点に辿り着いて欲しいと感じる事もあれば、検索が出来ないのでとても不便と感じることもあります。 お菓子コンテンツが愛される 少ないメッセージやちょっとしたリンクであれば Twitter [http://twitter.com/yhassy] で十分役割が果たせるので、このサイトでは情報を盛り込んだ読み応えのある文章にするよう心がけています。Web には他にもたくさんの長文と呼ばれる記事はありますが、本のボリュームで考えると数ページの話です。それですら私たちは「あとで読む」とタグ付けをしてブックマークの奥底に放置します。むしろ、長文は読者受けされにくく、ザッピングに最適化されたリストや Tips が多いのが現状です。 このサイトでも長文かリスト形式の Tips にするかでアクセス数が大幅に異なることがあります。 Webだけが、こうした一口サイズのお菓子コンテンツになっているわけではありません。書

Adobe

アドビさんへ2

以前「アドビさんへ [http://www.yasuhisa.com/could/article/dear-adobe/]」という記事を書きました。当時 Dear Adobe [http://dearadobe.com/t] という Adobe 製品の不満や改善点を共有するサイトが話題になり、私も記事内で提案を幾つか書きました。そして、その記事を書いたおよそ1年後のAdobe MAX [http://2009.max.adobe.com/] で CS5 [http://cs5.org/] がほんの少し紹介されました。一体どのような改善点が見られるのか楽しみにしていたのですが、結果はガッカリする内容でした。 もちろん、今回が CS5 のすべてではないですし、Flash Catalyst を中心とした RIA 戦略が話題の中心でした。失望するには早すぎますが、Photoshop CS5

ブラウザ

Opera Japan のパネルディスカッションに参加しました

[http://twitpic.com/cyjui]数日前の話になりますが、Opera Japan [http://my.opera.com/chooseopera-Japan/blog/] にて社員向けのパネルディスカッションが開催され、スピーカーとして招待されました。林 信行さん [http://nobi.cocolog-nifty.com/nobilog2/]、ミツエーリンクスの木達さん [http://kidachi.kazuhi.to/blog/] に並んで一緒に話すことが出来て恐縮でしたが、こんな機会はまずないので楽しんで参りました。Opera が示すことが出来る日本のプレゼンスに関するディスカッションもありましたが、Opera というひとつのブラウザに捕われない大きな話もありました。 HTML5 がこれからWebアプリケーションにどのような影響を及ぼすのか、そして使える環境が整えられ始めている現在においてデザイナーや開発者はどのような姿勢をとっているかといった話は多くの時間を費やしました。ジャーナリストから見た視点、大規模の Web サイト制作会社の視点、そしてひと