Yasuhisa Hasegawa

Yasuhisa Hasegawa

Web やアプリのデザインを専門しているデザイナー。現在は組織でより良いデザインができるようプロセスや仕組の改善に力を入れています。ブログやポッドキャストなどのコンテンツ配信や講師業もしています。

The Greatest Movie Ever Sold
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The Greatest Movie Ever Sold

『スーパーサイズ・ミー [https://www.amazon.co.jp/dp/B00067HDY8/ref=as_li_ss_til?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=B00067HDY8&adid=1R8J5QY5TM70C3SGS5WT&] 』で知られているモーガン・スパーロックのドキュメンタリー映画。毎回おもしろい視点でドキュメンタリーをつくっていますが、今回は広告やプロダクト・プレイスメントがテーマ。プロダクト・プレイスメントとはテレビ番組や映画の中で企業の商品を登場させる宣伝広告の方法。シーンに何気なく登場する製品は実は宣伝のため・・・ということはよくあることですが、このドキュメンタリー映画自体もプロダクト・プレイスメントで作られています。実践しながら題材について語るというメタ視点な映画です。 映画に携わる人たちは映画のことを「Movie Business(映画ビジネス)」と呼ぶことがありますが、スポンサーなしで作られている映画はごくわずかといって良いほど映画はビジネスと化してい

インターネット

本を自由にした Project Gutenberg

[http://www.gutenberg.org/]Project Gutenberg [http://www.gutenberg.org/] をご存知ですか? 1971年マイケル・S・ハートによって始まったプロジェクトで、著作権の切れた名作などを無料で公開しています。似たようなプロジェクトは国内外で立ち上がっていますが、これが最も古い電子図書館として知られています。今年の7月でちょうど 40 年になりました。 現在、36,000 冊以上の電子書籍が無料で公開されており、今出回っている電子書籍リーダーほぼすべてに対応しています。ほとんどの電子書籍が HTML かテキストファイルで公開されているので、読めないデバイスはないといっても過言ではありません。数は少ないですが日本語の書籍 [http://www.gutenberg.org/browse/languages/ja]も幾つかあります。 まるで Wikipedia のように参加型で徐々に電子書籍の数を増やしてきた Project Gutenberg。今なぜこの話題にふれているのかというと、9月6日に創始者のハート氏が他界し

ソーシャルメディア

デバイス利用の変化からみる行動の変化

以下はドイツの Berliner Gazette [http://berlinergazette.de/] に掲載された記事の日本語版です。震災後のソーシャルメディアの利用について意見を欲しいという依頼を受けて寄稿したものです。独自の解釈がありますが、参考になれば幸いです。 元記事: Internet entdecken: Wie hat die Dreifachkatastrophe die digitale Gesellschaft in Japan verändert? [http://berlinergazette.de/internet-fukushima-partizipation/] 2011年は日本にとってスマートフォン元年といっても過言ではない。以前から iPhone や Sony Ericsson の Xperia をはじめとした Android フォンを利用していた方はいたが、今年はテクノロジーやガジェットに強い感心をもっていない一般消費者も使い始めた年だ。10年以上フィーチャーフォンが大多数を占めていた日本の携帯電話市場。フィーチャーフォンにはTVの視聴や電子

セミナー

9月〜10月に4つの講演をおこないます

今年の春くらいから徐々に講演の依頼をいただくようになりましたが、いつの間に過密なスケジュールになってきました。公開されているスライドのデザインや講演の内容が気に入ってくださった方がいるというのはありがたいことです。10月まで4つの講演が控えていますが、デザイン、キャリア、マーケティング などトピックの幅は様々。この中で紹介されているセミナーの中には無料なのもあるので、もし気になるトピックがあれば参加してみてください。 WebSig 1日学校 2011 [http://1ds.websig247.jp/2011/] 2011年9月10日(土) デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ 学校の校舎をつかって行われる1日イベントも今回で二回目になります。WebSig で2年半前にセマンティックWebについて話 [http://www.yasuhisa.com/could/diary/websig-semanticweb/] をしましたが、それ以来の講演になります。私は選択授業という枠で「デザイン視点のコミュニケーション術」について話をします。 今のデザインはデザイナーだけに任せるに

ゲーム

OpenCUでオンラインゲームについて話しました

8月26日 OpenCU [http://www.opencu.com/] にて WEBの未来はオンラインゲーム [http://www.opencu.com/xn/detail/5441502:Event:33337]にあるというイベントを開催しました。昨年の WCAN でゲームをテーマにした講演を行いました [http://www.yasuhisa.com/could/diary/wcan2010-gamedesign/] が、Web サイト制作と直接関係ないようにみえるところから、なかなか話す機会がありませんでした。最近は Gamification(ゲーミフィケーション)のような流行語が日本でも聞かれるようになったことから多少話しやすくなったものの、ゲーム的な仕掛け作りだけが学べるところではないと以前から考えていました。今回は仕掛けや UI といった部分以外から学べるオンラインゲーム(MMO [http://ja.wikipedia.org/wiki/MMORPG] )の魅力を話しました。何年も前からオンラインゲームの話をしたいと言っていましたが、ロフトワークさんのご好意でや

コンテンツ

認知の違いから分かる効果的な情報の見せ方

情報は単に配信すれば伝わるというわけではありません。仕様書を読んで理解できる人もいれば、噛み砕かれた解説書を読むことで理解できる人もいます。また、文章を読んで論理的にアイデアを組み立てる人もいえば、絵から全体像を掴みながらアイデアを考える人もいます。 伝えるための情報デザイン、文章デザイン [http://www.yasuhisa.com/could/article/be-rhetoric/] で、情報(文章や絵図)をいかに構成することで人に伝わりやすくなるという話をしました。今回は情報を受け取る人に注目し、人が情報をどのように認知しているのかを考えてみます。 今回、Cognitive style and learning strategies [http://www.monografias.com/trabajos16/learning-styles/learning-styles.shtml] という文献を参考にしました。認知の視点から人がどのように学習をするのかを簡潔にまとめています。その文献によると、段階的に学習する Serialist と、メタな観点から学習する Holi

ゲーム

ゲームが作る新たなクリエイティブとコミュニティ

有名なゲーム会社が作った超大作ゲームも魅力ですが、個人がつくった小さなゲームも今や無視できない存在。Nintendo Wii や Facebook で多くの方にゲームが楽しまれるようになったひとつの要因として、ゲームがカジュアル化してきたところにあります。大作ゲームは高いスキルと時間を必要とされていましたが、カジュアルゲームの敷居は低く、10分くらい遊んでもそれなりに楽しめるものが少なくありません。 利用者の視点からいえば気軽に遊べるのがカジュアルゲームの魅力ですが、作り手にもメリットがあります。小さなアイデアをゲーム化して販売するための土壌が固まってきていますし、始めるためのコストも低くなってきました。もしウケが良くなかったら別のゲームを開発することは大作ゲームでは難しいですが、小さなゲームであれば可能です。 [http://www.humblebundle.com/]Humble Indie Bundle [http://www.humblebundle.com/] のようにインディゲームをお得な価格でセットで購入出来るサイトがあります。こうした企画が立ち上がるくらい今インディ