最近は Dropbox をはじめ様々なオンラインストレージサービスがあるので、ファイルの共有がしやすい環境になりました。とはいうものの、単にファイルを送信したい場合や短期的にファイルを公開しておきたいときに便利なサービスがなかなかありません。手軽なサービスがないが故に、思わず何メガバイトのファイルをメールに添付している方もいるのではないでしょうか。

今回紹介する CloudApp は、ファイルをアップロードして送信するプロセスだけであれば Dropbox のようなストレージサービスよりさらに手軽です。

会員登録後、デスクトップアプリケーションをダウンロード。メニューバーに雲の形をしたアイコンが表示されます。あとは送信したいファイルをアイコンにドラッグ & ドロップするだけで OK。アップロード時にファイルが補完されている固定 URL がクリップボードにコピーされるので、何もしなくてもすぐに URL を告知することができます。手間が恐ろしくかからないのが CloudApp の魅力です。

ドラッグ & ドロップだけでなく、キーボードショートカットも活用出来ます。例えば Web サイトの観覧時にショートカットキーを押すとスクリーンショットを撮影+アップロードをすべてこなしてくれます(もちろん URL もクリップボードにコピーされています)。CloudApp には Raindrops という拡張機能が用意されており、必要に応じて様々な連携技が使えるようになります。個人的に Photoshop で作業している画像のショットを自動アップロードする機能はお気に入り。書き出しの手間がないのは良いですね。

開発者向けの API も公開されており、サードパーティが iPhone アプリ を開発したり、 Twitterrific のように CloudApp の連携を行っているアプリもあります。

毎月5ドルの有料プランに入れば、アップロード数の制限もなくなり独自ドメインが使えるようになります。無料では1日10回アップロードの制限があるものの、ちょっとした共有・公開のときしか使わないのでそれほど不便を感じないでしょう。

機能が充実しているわけでもありませんし、特定の用途を目的としているので多少工夫が必要になるでしょう。しかし、直感的に使えて利用者が手間と感じていることを自動的に行ってくれるこのアプリは試してみる価値があります。最初は「これだけでいいの?」と逆に戸惑ってしまうかも。