マイクロソフトが提案する次世代マウス
先週、マウスとキーボードの代りになる可能性を示すデバイスとインターフェイスのデモ 10/GUIを紹介しました。Microsoft のほうでもマルチタッチ機能をマウスに組み込むことが出来ないかといろいろ模索しているようです。10月初旬にカナダで開催されたUser Interface Software and Technology conferenceで、5つの次世代マウスのプロトタイプが発表されました。Webサイトのほうで、5つのプロトタイプに関する書類と動画を観覧することが出来ます。
- FTIR Mouse
- 形状はマウスに似ていますが、マルチタッチ操作がしやすいように軽く曲線がかかったフラットな表面が特徴
- Orb Mouse
- マウス全体がマルチタッチインターフェイスなので、違う場所を触ることで違う操作が出来ます
- Cap Mouse
- 形状は現在のマウスに最も近くコンパクトな仕上がりになっています
- Side Mouse
- 機器の横からセンサーが出ており、机に触れている指を感知してコントロール出来ます。センサーの前であれば両手を使ったジェスチャーにも反応します
- Arty Mouse
- 親指と人さし指を装置にはめ込んで操作するタイプ
個人的に FTIR Mouse がお気に入りですが、マルチタッチが入っただけで同じデスクトップの操作が随分変わるなと実感しました。形状がマウスっぽいのが多いので、通常はマウスとして使って慣れて来たらマルチタッチを加えた操作をしていくなんてことも出来そうです。Mac を使ってますが、Microsoft のマウスは昔から好きなので愛用しております。5つのプロトタイプの中からどれが製品化されるのか楽しみですね。