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COULD

すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。

UI

UIガイドラインから学ぶライティングの基礎

言葉で決まるアプリの印象 2 年前に発表 [http://www.yasuhisa.com/could/article/material-design/] されて以来、細かな更新が続いている Material Design [https://www.google.com/design/]。最近、UI の動きに関するガイドが大幅に改変 [https://www.google.com/design/spec/motion/material-motion.html] されたことで、感覚的なところも共有しやすくなってきました。Android アプリにおける UI デザインの基礎を固める上で、Material Design は非常に参考になりますが、このガイドラインは見た目のことばかり書かれているわけではありません。 Material Design の中には「Writing [https://www.google.

May 19, 2016
仕事

手段を切り離したら楽になったデザイナーの仕事のお話

元々デザインの仕事は広範囲だった ここ数年でようやく Web・アプリの世界で「デザイナーは広範囲でいろいろ知っておかなければならない」という声が高まりましたが、元々デザイナーの仕事は範囲が広いものでした。例えばファッションデザイナーはデザイン力はもちろん、技術に基づいた設計、製造工場との交渉、流行や市場の動向の理解などが必要とされています。インダストリアルデザイナーや建築家も同じです。ただデザインができるというだけでは一人前として見なされない仕事がすぐそこにのあるにも関わらず、なぜ Web・アプリでは目新しく見えてしまうのでしょうか。 ひとつの仮説として考えられるのが、DTP デザインなどに見られるデザインの分業化・効率化です。1984 年に登場した Apple Machintosh [https://ja.wikipedia.org/wiki/Macintosh] には Adobe の PostScript が実装されました。翌年に発売された PageMaker [https://ja.wikipedia.org/wiki/Adobe_PageMaker] によって、高機能か

May 17, 2016
コンテンツ

コンテンツに関わる5つ課題と発見の共有

人とコンテンツとの関係 コンテンツは既にあるから、デザインができる。 あとで流し込めば良いから、コンテンツ制作は先送りができる。 こうした考えが、自己主張ファーストなコンテンツ [http://www.yasuhisa.com/could/article/me-first-content/] になっていたり、後付けのマルチデバイス対応に繋がります。現存のコンテンツが十分利用可能だったとしても、一度立ち止まってコンテンツに関わる様々な課題の発見に時間を削ぐようにします。以下の 5 つの課題の洗い出しは、大幅なリニューアルから、ランディングページまで様々な規模のプロジェクトで必要になります。 * 訪問者(読者)が求めていること * 配信側が求めていること * 配信側が実際必要になるアクション * いつ、何を配信するか * どのチャンネルでコミュニケーションをとるか 例えば CMS の選択や、そこでのカスタマイズも、どのようなコンテンツが保管・管理がされて、どのように配信されるかをあらかじめ知っておくと大きく変わります。利用者のことを見るだけでなく、配信側(企業・団体)のニ

May 9, 2016
インターネット

フィルターバブルと上手に付き合って情報をみる方法

あなたの見ている世界はあなたの世界 今は検索をすることなく、膨大な情報を自動的に手にいれることができます。仕事柄、Web・アプリデザインをしている方とソーシャルメディアで繋がっていることから、Facebook や Twitter を開くだけで、自分好みの情報が日々流れてきます。何をしなくても情報が入ってくるという日々は、フィードリーダー [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC] (RSSリーダー)に気になるブログを登録して、定期的に管理をしていたときとは大きな違いです。 ますます増えるコンテンツ [http://www.yasuhisa.com/

May 6, 2016
アクセシビリティ

アクセシビリティとはを一緒に考えて分かった視点転換の発想

4月23日、クリーク・アンド・リバー社主催で、と、コラボ特別編「アクセシビリティってなんなのさ [http://www.creativevillage.ne.jp/10816]」というイベントが開催されました。これは昨年開催された「UXってなんなのさ [http://www.yasuhisa.com/could/article/questions-about-ux/]」い続く Q&A 中心で 3 時間話し切るというもの。今の仕事に直結するテクニックや知識を得たいという方には向いていませんが、参加者全員で課題共有をして考えたいという方には参加価値があったと思います。今回は私はモデレーターとして参加し、「 デザイニングWebアクセシビリティ [http://www.amazon.co.jp/gp/product/4862462650/ref=as_li_ss_tl?ie=

May 3, 2016
デザイン

Twitterから学ぶアプリ設計・運用のススメ

作り方ではなく進め方が知りたい スマートフォンをはじめとしたモバイル機器向けのアプリ設計・開発がはじまって数年。検索をすれば世界中の開発者、デザイナーの知見をたくさん見つけることができますが、「実際どうやって進めるの?」という部分が見えにくいことがあります。仕様書や Tips を読むだけでは分からない、プロセス特有の課題をどのように取り組めばいいのでしょうか。そんなとき、Twitter が公開している Mobile App Playbook: Lessons Learned [https://dev.twitter.com/playbooks/mobile-app-playbook] が参考になります。 Twitter アプリはもちろん、Cannonball [http://www.cannonballapp.io/] や Furni [http://furni.xyz/] のような社内プロジェクトを通して学んだこと10 項目が紹介されています。開発で躓いたこと、課題に挙がったこと、解決につながったことが経験に基づいて書かれているので説得力があります。ステップバイステップのハウツ

Apr 28, 2016
コンテンツ

デザイナーが見たオウンドメディアの課題と接点

4月21日に開催されたオウンドメディア勉強会 [https://blog.sixapart.jp/ownedmedia-group.html] に参加してきました。肩書きがデザイナーの参加者は私ひとりという個人的に珍しい環境での集まりでしたが、自身のサイトでもコンテンツに関わる記事 [http://www.yasuhisa.com/could/article/who-does-content-work/] を幾つか書いていますし、何か学べることがあると思って参加しました。バズワードと化したオウンドメディアやコンテンツマーケティングですが、第一線で活躍されている方たちの実態を知るという意味でも有意義な時間になりました。 バズることは重要なのか 毎回テーマを変えてディスカッションをしているオウンドメディア勉強会ですが、今回の議題は「バズ記事を生み出す編集会議」。バズ記事という言葉を聞くと、PV を稼ぐために釣り記事を作るための施策?と思う方もいるかもしれません。Yahoo! トピックスに載るという緩い目標も耳にしましたが、そもそも何をもって『バズ』と呼ぶのかといった根本的なところから

Apr 25, 2016
デザインシステム

デザインシステムにあるヒトとコトの課題

今なぜデザインシステムなのか 4月16日 Webridge Kagawa 主催で「パターンラボ – 柔軟性と拡張性をデザインに取り込む方法 [http://webridge-kagawa.com/?p=326](#wmsp20 [https://twitter.com/search?f=tweets&vertical=default&q=%23wmsp20&src=savs] )」というワークショップを開催しました。昨年はコンテンツ戦略 [http://www.yasuhisa.com/could/article/behind-scene-workshop/]やペルソナ [http://www.yasuhisa.com/could/article/using-persona/] など企画・

Apr 19, 2016
プロセス

デザイン調査にあるバイアスとの向き合い方

シミュレーションとリアリティ デザイン調査は利用者の理解、そしてプロジェクトの方向性を共有するために欠かすことができません。調査がないデザインプロセスは UX デザインとは呼べないといっても過言ではないほど重要ですが、調査だけで利用者の『現実』を捉えるのは難しい場合があります。 ユーザーインタビューを通して様々な意見を聞き出すことができますし、その場で使い方を見せてもらうこともできるでしょう。しかし多くの場合、 利用者の声と意図にはギャップがあります [http://www.yasuhisa.com/could/article/voice-behavior-intent/] し、会議室という日常とは異なる場で、現場で起こっていることを再現するのは難しいです。ユーザーインタビューだけでなく、ユーザビリティテスト、カードソーティングなど様々な手法はありますが、調査する側によってつくられた状況の中(シミュレーション)で行われることが多いです。調査の多くはシミュレーションであり、現実(リアリティ)とは異なることを理解していないと、調査の仕方や集めるデータにバイアスがかかることがあります。

Apr 11, 2016