COULD
すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。
Year in Review 2011
#a01文脈を理解したWebコミュニケーションデザイン [http://www.yasuhisa.com/could/article/context-web-communication/] 今年の Web デザインを語るのにひとつの軸になった記事。モバイルにフォーカスした記事も書きましたが、来年も文脈をテーマに幾つか記事を執筆することになると思います。 記事を読む [http://www.yasuhisa.com/could/article/context-web-communication/]#a02 デザインのなかにある魔法と活用の仕方 [http://www.yasuhisa.com/could/article/design-magic/] 仕組みが分かっていると、どうしてもこうした感覚を失いがちになりますが、重要な視点だと思います。デザイナーは錬金術師であれ。 記事を読む [http://www.yasuhisa.com/could/article/design-magic/]#a03ソーシャルメディアがもつ光と闇 [http:
伝わるアニメーションのための第一歩
2011年 UI/UX トレンド [http://www.yasuhisa.com/could/article/ui-ux-2011-trends/] で、アニメーションが実装される機会が増えるだろうと予測しました。今はアプリだけなく、Webサイトでもよく見かけるようになりました。実装が簡単に行えることから、何気なく使われていることが多くなったわけですが、正しく実装するのが意外と難しかったりします。 アニメーション効果はコミュニケーション を円滑にするために使われるべきです。アニメーションが発生した瞬間に何かしらのコミュニケーションがインターフェイスと利用者の間に生まれます。つまりアニメーション効果を実装するということは、コミュニケーションの目的を明確にすることから始まります。コミュニケーションを確立しているかどうかで、アニメーション効果がギミックになるのか、意味のあるものになるのか決まります。 アニメーションと一言でいっても様々な形があります。例えば jQuery [http://jquery.com] には以下のようなアニメーションが実装可能です。 .animate()C
Louis C.K. とネットプロモーションの挑戦
Louis C.K. [http://en.wikipedia.org/wiki/Louis_C.K.] というアメリカのコメディアンがいます。人や社会を皮肉な視点で描写しつつも、そのストレートなコメントがおもしろく聞こえるという点では George Carlin [http://en.wikipedia.org/wiki/George_Carlin] に似ているところがあります。そんな彼が最近 Web を活用して興味深い実験を行いました。 日本のお笑い芸人と同様、アメリカのコメディアンもライブの模様を DVD で販売しているわけですが、先日インターネットで個人販売 [https://buy.louisck.net/]を始めました。5ドルでしかも DRM なし。購入したらすぐに彼のライブを好きなデバイスで楽しむことが出来ます。 個人販売といっても6つのカメラで撮影され、プロによって編集された本格的なライブ作品。販売を始めてから3日間で 500,000 ドルの売上を記録。チケット販売である程度、映像制作のコストはまかなえているそうですが、Web
開かれたWebと閉じたWebの間で
先月の WordCamp の講演 [http://www.yasuhisa.com/could/article/wordcamp-contentstrategy/]で、CMS は API のような存在になると話しました。Webサイトに訪れてもらうために情報(ページ)を管理するための CMS から、様々なデバイスやサービスへ配信することを考慮したコンテンツ(データ)を保持する CMS へ変化する。そのためにも、CMS を扱う私たちは Web ページという枠に囚われない設計が必要になるという内容でした。 WordCamp という場だったので、CMS にフォーカスした内容になりましたが、実のところ Web そのものが API になりつつあります。 従来 Web上にある様々なデータを読み込んで、人が理解できるインターフェイスにするのは Web ブラウザの役割でした。パソコンに最初からあったことと、多くの方に使われていたという理由で Web ブラウザという名のアプリで動作する技術が使われ続けていました。 Web
Webサイト制作の終わりと始まり
12月10日に年末好例のイベント CSS Nite Shift [http://lp20.cssnite.jp/] が開催されました。Webサイト制作に関わる様々なキーワードに触れながら1年を振り返るこのイベントも既に5回目。今年は「我々が知る世界の終わり(けど大丈夫) 」と題し、Web に関わるプロフェッショナル達が、今後クライアントや利用者に向けてどのような価値を提供できるのかというテーマで話をしました。 Webサイトを作ることが目的になっていないか いつの間にか、公式サイトを作って公開することが当たり前になっている今日。CMS が広く導入されるようになってきた頃から、「とりあえず作る」という傾向が強くなった印象があります。システムを上手く活用すれば、コンテンツはあとで後で流し込めるので、コンテンツが揃う前に作れる(装飾をする)という考えが定着したのかもしれません。作ることが目的になっているからこそ、Web サイト制作における価値も作るためのスキルと、早く作るための効率化が中心になりがちです。 いつの時代になってもスキルや効率化は重要です。しかし Web サイトを作ることが目
スライドにプレゼンをさせないようにしよう
John Bohannon & Black Label MovementDance Your PhD Use dancers instead of PowerPoint. That’s science writer John Bohannon’s “modest proposal.” In this spellbinding choreographed talk from TEDxBrussels he makes his case by example, aided by dancers from Black Label Movement. 生物学者の John Bohannon [http://www.johnbohannon.org/] が、
文脈によって活かされるコンテンツ配信
今年の始めに執筆した「文脈を理解したWebコミュニケーションデザイン [http://www.yasuhisa.com/could/article/context-web-communication/]」で、利用者の文脈を理解して Web サイトを設計する必要性を解説しました。当時は Web サイトデザイン全般について供述していましたが、コンテンツ戦略にとっても文脈は大事です。 先日のWordCamp [http://www.yasuhisa.com/could/article/wordcamp-contentstrategy/] で紹介した NPRの映画レビューのページ [http://www.npr.org/2011/11/22/142652996/hugo-from-a-master-a-love-letter-to-his-medium] が好例です。PC版では大きなスクリーンサイズと高速回線を活用して、
コンテンツを意識してWebデザインするとは
11月27日に WordCamp Tokyo 2011 [http://2011.tokyo.wordcamp.org/] が開催されました。そこで「 コンテンツ戦略を意識した今後の CMS の姿」という講演をしました。WordPress を中心にしたイベントでしたが、私の講演では WordPress に留まらず、今後必要とされる Web コンテンツに必要とされる CMS のあり方について解説しました。講演の意図について知りたい方は前回の記事「 コンテンツを軸にしてCMSを使おう [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/contentstrategy-cms/]」をご覧ください。 機能至上主義からの離脱 CMSの話になると、どうしても機能の話になるのは以前から疑問を感じていました。日本だと Movable Type [http://www.movabletype.jp/] の支持は高いですが、MT と WordPress
コンテンツを軸にしてCMSを使おう
WordPress は世界で最も使われているオープンソース CMS に成長しました。日本でも全国各地に散らばるモチベーションの高いサポーターの努力とエネルギーにより、ブログだけではなくサイト構築にも役立つシステムとして有力な選択肢にまでなりました。WordCamp Kobe に続き、今回の Tokyo イベントでもたくさんの方が訪れるのもそれを裏付けています。Webサイトを構築することを仕事にしている方から情報発信のツールとして利用しているブロガーまで様々な背景をもった人たちが東京に集まります。 たくさんの方に支持されている WordPress。皆、WordPress が好きで集まっていると思いますが、好だからこそハマってしまう落とし穴もあります。 それは、WordPress というツールを使って何かを作るということが前提になってしまうということです。 今の WordPress は出来ないことを見つけるのが難しいほどいろいろなことが出来ます。プラグインを組み合わせることで、様々な種類の Web サイトを作ることが可能になりました。WordPress は便利ですが、その便利さが