Latest thinking

すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。

仕事

職種ではなく自分として仕事をするためのヒント

先週末、パンダの会 その陸 [http://pandanokai.net/event/evt6/]が開催されました。5月に @3panda [http://twitter.com/#!/3panda] さんと対談をした [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/automagic-3panda/] ことがキッカケで実現した今回のイベント。パンダの会は Web サイト制作をはじめてまだ 1, 2年くらいの方を主な対象としていますが、この日はおなじみの顔ぶれもチラホラあり、リラックスした雰囲気で行われました。今回のお題は『 Webをつかって何をしたいか見つけ出そう』。先月開催された WebSig 1日学校 [http://www.yasuhisa.com/could/article/design-is-politics/] では、多くの先生がキャリアについてお話されていましたが、私はパンダの会でキャリアについて話すことになりました。 2006年に流行していた言葉や技術を前面に押し出してアピールしている企業や個人はいるでしょうか。2011年のト

Oct 5, 2011 4 min read min
UX

UXの奥にあるもうひとつのレイヤー

9月23日に第6回 .NET中心会議 [https://itmedia.smartseminar.jp/public/seminar/view/299] が開催されました。エンタープライズ向け、B2B 向けのシステムを開発している方が多く参加されるイベントで、今回のテーマは「UX [www.yasuhisa.com/could/tag/ux] 」でした。製品発表会やサービス紹介に必ずといっていいほど耳にするようになった「体験」というフレーズ。デザイナーだけでなく、エンジニアや経営者など幅広い方々から重要性が認知され初めているのが分かります。しかし、「UX」という言葉は人によって定義や強調するところがまちまちですし、範囲が広過ぎて結局よく分からないイメージが未だにあります。 昨年開催されたリクリのセミナー&ワークショップ [http://www.yasuhisa.com/could/diary/kobe-ux-event/] で、分かり難い UX を具体化するためのアプローチを紹介しましたが、まだ課題は多いのが現状です。Web では深い議論が出来ないところから、「UX = 素敵なインタ

Sep 26, 2011 3 min read min
WD101

WD101: モニターの外をデザインするのが大半である

このシリーズでは Web Design101(WD101)と名付けて、ウェブデザインをより深く理解するための最初の一歩になる知識やノウハウをコラム形式で紹介していきます。 * Webは見た目のコントロールがきかない [http://www.yasuhisa.com/could/article/wd101-nocontrol-in/] Webサイトをデザインするといっても、スケッチブックに描いたワイヤーフレームを基にグラフィックツールで装飾をすれば完成するわけではありません。たとえ、見た目がよくても操作がしにくい、読み難い、何処になにがあるのか把握しにくいのであれば意味がありません。つまり外観を作るというのはデザインプロセスのほんの一部でしかなく、それ以外のことを考える必要があります。 見た目だけではデザインが完結しない・・・という意味では、Web デザインはグラフィックデザインというより、プロダクトデザインに近いでしょう。プロダクトデザインも単に絵が描けて、美しいフォルムを作れば良いというわけではありません。プロダクトが置かれる環境、どのような人がどういったシーンで使

Sep 16, 2011 3 min read min
The Greatest Movie Ever Sold
広告

The Greatest Movie Ever Sold

『スーパーサイズ・ミー [https://www.amazon.co.jp/dp/B00067HDY8/ref=as_li_ss_til?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=B00067HDY8&adid=1R8J5QY5TM70C3SGS5WT&] 』で知られているモーガン・スパーロックのドキュメンタリー映画。毎回おもしろい視点でドキュメンタリーをつくっていますが、今回は広告やプロダクト・プレイスメントがテーマ。プロダクト・プレイスメントとはテレビ番組や映画の中で企業の商品を登場させる宣伝広告の方法。シーンに何気なく登場する製品は実は宣伝のため・・・ということはよくあることですが、このドキュメンタリー映画自体もプロダクト・プレイスメントで作られています。実践しながら題材について語るというメタ視点な映画です。 映画に携わる人たちは映画のことを「Movie Business(映画ビジネス)」と呼ぶことがありますが、スポンサーなしで作られている映画はごくわずかといって良いほど映画はビジネスと化してい

Sep 13, 2011 2 min read min
デザイン

非デザイナーも知っておきたいデザインにある葛藤とホンネ

自身という存在をきちんと知ってもらい、影響力をつけることで、より多くの方にデザインプロセスの理解を深めてもらうキッカケになると思います。

Sep 12, 2011 3 min read min
インターネット

本を自由にした Project Gutenberg

[http://www.gutenberg.org/]Project Gutenberg [http://www.gutenberg.org/] をご存知ですか? 1971年マイケル・S・ハートによって始まったプロジェクトで、著作権の切れた名作などを無料で公開しています。似たようなプロジェクトは国内外で立ち上がっていますが、これが最も古い電子図書館として知られています。今年の7月でちょうど 40 年になりました。 現在、36,000 冊以上の電子書籍が無料で公開されており、今出回っている電子書籍リーダーほぼすべてに対応しています。ほとんどの電子書籍が HTML かテキストファイルで公開されているので、読めないデバイスはないといっても過言ではありません。数は少ないですが日本語の書籍 [http://www.gutenberg.org/browse/languages/ja]も幾つかあります。 まるで Wikipedia のように参加型で徐々に電子書籍の数を増やしてきた Project Gutenberg。今なぜこの話題にふれているのかというと、9月6日に創始者のハート氏が他界し

Sep 9, 2011 2 min read min
ソーシャルメディア

デバイス利用の変化からみる行動の変化

以下はドイツの Berliner Gazette [http://berlinergazette.de/] に掲載された記事の日本語版です。震災後のソーシャルメディアの利用について意見を欲しいという依頼を受けて寄稿したものです。独自の解釈がありますが、参考になれば幸いです。 元記事: Internet entdecken: Wie hat die Dreifachkatastrophe die digitale Gesellschaft in Japan verändert? [http://berlinergazette.de/internet-fukushima-partizipation/] 2011年は日本にとってスマートフォン元年といっても過言ではない。以前から iPhone や Sony Ericsson の Xperia をはじめとした Android フォンを利用していた方はいたが、今年はテクノロジーやガジェットに強い感心をもっていない一般消費者も使い始めた年だ。10年以上フィーチャーフォンが大多数を占めていた日本の携帯電話市場。フィーチャーフォンにはTVの視聴や電子

Sep 8, 2011 3 min read min
セミナー

9月〜10月に4つの講演をおこないます

今年の春くらいから徐々に講演の依頼をいただくようになりましたが、いつの間に過密なスケジュールになってきました。公開されているスライドのデザインや講演の内容が気に入ってくださった方がいるというのはありがたいことです。10月まで4つの講演が控えていますが、デザイン、キャリア、マーケティング などトピックの幅は様々。この中で紹介されているセミナーの中には無料なのもあるので、もし気になるトピックがあれば参加してみてください。 WebSig 1日学校 2011 [http://1ds.websig247.jp/2011/] 2011年9月10日(土) デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ 学校の校舎をつかって行われる1日イベントも今回で二回目になります。WebSig で2年半前にセマンティックWebについて話 [http://www.yasuhisa.com/could/diary/websig-semanticweb/] をしましたが、それ以来の講演になります。私は選択授業という枠で「デザイン視点のコミュニケーション術」について話をします。 今のデザインはデザイナーだけに任せるに

Aug 31, 2011 1 min read min
ゲーム

OpenCUでオンラインゲームについて話しました

8月26日 OpenCU [http://www.opencu.com/] にて WEBの未来はオンラインゲーム [http://www.opencu.com/xn/detail/5441502:Event:33337]にあるというイベントを開催しました。昨年の WCAN でゲームをテーマにした講演を行いました [http://www.yasuhisa.com/could/diary/wcan2010-gamedesign/] が、Web サイト制作と直接関係ないようにみえるところから、なかなか話す機会がありませんでした。最近は Gamification(ゲーミフィケーション)のような流行語が日本でも聞かれるようになったことから多少話しやすくなったものの、ゲーム的な仕掛け作りだけが学べるところではないと以前から考えていました。今回は仕掛けや UI といった部分以外から学べるオンラインゲーム(MMO [http://ja.wikipedia.org/wiki/MMORPG] )の魅力を話しました。何年も前からオンラインゲームの話をしたいと言っていましたが、ロフトワークさんのご好意でや

Aug 29, 2011 2 min read min