似たようなツールが多くて一長一短で、「〇〇(What)をするならコレを使う」というよりも、「状況 (Where, Who, How) によって今はコレを使う」といった目線で見ています。 ただ、どんどん新しい (けれども似たような) ツールが出てきている中、それぞれのツールの特徴を見出して、差別化するまでにモヤモヤしています。 ヤスヒサさんは新しいツールや類似のツールを触る時、どういった目線で見ていますか? 匿名 注目は実装目線のデザインツール デザインツールの評価は非常に難しいトピックです。 Sketch、Adobe XD、Figma、InVision Studio などツールが出揃った感がありますが、今でも新しいツールが出て続けています。次世代デザインツールはどこへ向かうのかでも指摘しましたが、今年はデザインと実装(コード)の溝を埋めるためのツールがいくつか出てきたのが印象的です。デザインからコードへ転換するためのワークフローやツールを自社開発するところもありますが、そういったリソースがない組織にとって今後のデザインツールの動向は注目です。 デザインツールでつくられた成果物は厳密に言えば途中成果物であって、完成品とはほど遠いものです。つまり、他の専門家の力を借りなければユーザーが手に取れるプロダクトにはなりません。 Sketch と Figma が少し突出しているように感じるのは、UIの一貫性や画面遷移など実装視点で考慮しておきたい部分を設計できるところだと思います。