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データ解析で終わらない提案型分析のコツ

文脈で変わるデータの素顔 効果測定が必須の時代だからこそ、様々なデータをみて検証をする必要がでてきました。アクセス解析で難しいのは、データの切り口や、評価できる数値を見つけることではなく、次のアクションへ繋げることができる提案をすることだと思います。「 脱PVで見えてくるコンテンツの質 [http://www.yasuhisa.com/could/article/no-pageview/] 」という記事で、ページビュー(PV)だけでコンテンツの善し悪しを評価してはいけないという指摘をしました。PV だけでは、サイト訪問者の『質』を判断するのが難しいだけでなく、企業が求めている(ロイアリティの高い)顧客と接点を持てているのかも判断できません。分かりやすいからという理由で PV を評価指標の主軸にしていると、「ページビューを獲得する」という短期的かつ具体性のない目標を立ててしまうことになります。 意味のあるデータを見つけだすヒントは、アクセス解析から導き出された数字の外にあります。コンテンツの評価は、アクセスしている利用者の文脈によって大きく変わるからです。 例えば、中小企業で働く

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全面リニューアルの幻想と、取り組むときの注意点

リニューアルでは何も変わらない Webサイト制作の仕事で、いつの間にか当たり前になっているのが『リニューアル案件』。2, 3 年おきに見た目の衣替えをしたり、使い勝手の向上のためナビゲーションや情報構造の見直しをします。 テクノロジーだけでなく、Web を取り巻く文化や社会が目まぐるしく変わるので、定期的なリニューアルをして『追いつく』ことは必要なのかもしれません。しかし、ただ見た目を変える、情報構造を変えるといった「作る」「作り直す」ということが目的になることがあります。リニューアルをすれば何かが変わるという淡い期待感が寄せられることがありますが、費用対効果が良くないことがあります。 第一印象はとても重要です。 全面リニューアルを通して見た目がよくなれば、印象は良くなるかもしれません。しかし、デザインを変えたからといって、コンテンツも自動的に良くわけではありません。最初の印象がよくても、訪問者のニーズが満たされていないのであれば、金メッキはすぐに剥がれてしまいます。 また、リニューアルが話題性があるのかというと、それほどではないことがあります。刺激的なグラフィック、先進的な

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脱PVで見えてくるコンテンツの質

PVが人気を証明しているとはいえない ページビュー(PV)は、とても気持ちいい数値です。自分が作ったコンテンツの反応を分かりやすい数値で示してくれます。また、多くの広告モデルが PV を基に価格が設定されているので、ビジネスに直結している数値といえると思います。しかし、PV が高いから、訪問者が満足しているとは限らないですし、顧客ロイアリティに繋がっていないかもしれません。そこで、ソーシャルメディア … という意見もありますが、そこの評価指標も RT 数、Like 数といった PV と似たような数字に留まっている場合があります。 特にブログのようなメディア配信をしていると、PV 至上主義になりがちです。PV を稼ぐために釣りタイトルを付けたり、手軽なお菓子コンテンツ [http://www.yasuhisa.com/could/article/what-is-reading/] で、人を集めようとしてしまいます。もちろん、それをひとつの『戦略』といってしまえば、そうかもしれません。しかし、それで欲しい読者が獲得できるのかというと、疑問を感じることがあります。 1度訪問するだけの

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なぜ緊急時になるとデザインが崩れるのか

本日話題になった銀行サイトの緊急メッセージ。このように緊急時になるとサイトデザインからかけ離れたコンテンツエリアを貼付けるサイトは少なくありません。 サイト運営は大事業 コンテンツの仕事に携わる海外のプロフェッショナルと情報交換をすることがありますが、最初驚いたことが運営人数が圧倒的に違うところ。日本で、ひとりかふたりの「Web担当者」が運営しているサイトの規模だと、海外(特に欧米)の場合、 10 人前後のチームを抱えていることがあります。10人前後の Web チームが存在するのは、メディア・パブリッシングのようなコンテンツの掲載頻度が高いサイトに限らず、様々なジャンルで同じことがいえます。大企業の Web サイトだとおもっと多くの人を抱えていることがあるそうです。 Web チームの仕事は企業によって異なりますが、共通して以下のようなタスクがあります。 * コンテンツ制作から掲載までのワークフローの調整 * Web へコンテンツを掲載するための最適化(マークアップ含) * 掲載に必要な写真や図などの素材制作 * ガイドラインに合わせてデザインを調整 当然、日本の Web

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ところでコンテンツは誰がする仕事なの?

専門的だが、専門でする人がいない 昨年は、1 年を通して各地で コンテンツ関連の講演やワークショプ [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/content-seminar-workshop2/] をしてきました。アンケートの評価が高い人気講座になりましたが、多くの課題を残すことになりました。「よかった」と仰ってくださった参加者のソーシャルメディアやブログを追っていますが、学んだことを実践に繋げたり、今の仕事との関連付けに苦労しているという印象があります。これは参加者のスキルが足りないのではなく、 そもそも誰がする仕事なのか分かり難いというところに問題があると思います。 コンテンツを扱う講座では、以下のような仕事があると説明しています。 * 自社における『良いコンテンツ』を定義する * そのために、サイトへ訪れる人々の姿や文脈を明確にする * 現状のコンテンツを見直し、品質チェックを行う * 足りないコンテンツはなにか、必要なコンテンツはなにかを洗い出す * 掲載までのワークフローを見直し、必要であれば設計もおこなう * 運

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今CMSで本当に必要とされているもの

今の CMS の現実 ここ数年で、CMSは劇的に変化しています。 マイクロCMS [http://www.yasuhisa.com/could/article/before-implimenting-cms/] が注目を集めているのは、その兆候のひとつですが、こうした変化の要因は、従来の CMS では今の利用者に届ける仕組みを作るのが困難だからです。自分の好きなデバイスでアクセスする利用者。より柔軟な表現。どのサービスを経由してアクセスされるか分からない情報経路の複雑化。 WordPress [http://wordpress.org/], Drupal [http://drupal.org/], Movable Type [http://www.sixapart.jp/movabletype/] をはじめ、5 年以上経っている CMS の多くは、パソコン向けの『ページ』や構造に最適化された設計になっていることから、今後登場するかもしれない未知のデバイスやサービスまで見据えたマルチデバイス対応が難しいわけです。 実は、従来からある CMS でも「

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嫌われないスマホサイトを作るための第一歩

2013年12月21日に WCAN Winter 2013 [http://wcan.jp/event/2013winter/] が開催されました。CSS Nite Shift [http://www.yasuhisa.com/could/article/making-is-great/] と同様、WCAN [http://www.yasuhisa.com/could/article/modern-times/] も毎年招待していただいている年末イベント。今回は「 スマホサイトが嫌われる理由と改善方法」と題して講演をしました。今年は全国各地でコンテンツ関連の講演・ワークショップ [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/content-seminar-workshop2/] を行ってきましたが、そのダイジェスト版のような内容。『スマホサイト』という制作者であれば身近なキーワードと合わせて話をしました。講演の詳細は 鈴木 健太郎さんの記事 [http:

アクセシビリティ

コンテンツからみるWebアクセシビリティの課題と提案

コンテンツは本当にアクセシブルか Webアクセシビリティは、大きく分けて 2 つの『デザイン』があります。ひとつは、情報を分かりやすく整理し、目的の情報へた辿り着くための Web アクセシビリティ。この要素は、色、形状、動き、スピードなど、UI デザインの課題と重なるところが多いです。もうひとつの要素は、情報の構成や文章のスタイルといった「編集」とも呼べる Web アクセシビリティです。 前者の情報構造や操作性は、明確なガイドライン化がしやすく、チェックもしやすいですが、後者の編集の部分は、パッと見では判断がしにくいだけでなく、ガイドラインとして共有するのも難しいです。 Webアクセシビリティにある 2 つの『デザイン』 もちろん JIS X 8341–3:2010 [http://waic.jp/docs/jis2010-understanding/] でも「利用者が理解できるコンテンツ」を制作・維持できるようにすることが重要であると書かれていますが、

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核の共有がデザインやコンテンツ設計に役立つ理由

撮影: 田中舘 一久 10月19日、CSS Nite in SENDAI, Vol.7 [http://cssnite-sendai.info/vol07/] が仙台で開催されました。今までありそうでなかった こもり まさあき [http://twitter.com/cipher/] さんと一緒に講演できました。私と彼の切り口も話し方も異なりますが、共通のメッセージが含まれているなと、勝手に親近感を抱いております。 無言語の言語化 今回は、Webサイトの核をデザインするための最初の一歩 と題して、ニュアンスがなんとなく伝わっているだけのコンセプトを、共有できるように言語化してデザインに繋げていこうという話をしました。最近コンテンツ設計 [http://www.yasuhisa.com/could/tag/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%