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ニュース

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ニュース

ジャーナリストを中心とした新しいビジネスモデル

最近イランと政治 [http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/01/news062.html]という話題が Twitter を中心に話題になっています。従来、ジャーナリズムといえば取材した情報に編集を加えて媒体に適した形で配信するという、いわばパッケージングされた情報でした。最近では、まずいちはやく情報を配信して、配信しながらニュースの全体像を徐々に形作るプロセス型のジャーナリズムが登場しました。Twitterだけでなく、Guardian のライブブログ [http://www.guardian.co.uk/global/blog/2009/jun/23/iran-crisis] はその一例です。ジャーナリストがプロセス中心の情報配信になっただけでなく、従来読者と呼ばれていた方もプロセス型になっており、ニュースサイトにそういった機能を組み込んでいるところもあります。CNNが運営している iReport [http://edition.cnn.com/ireport/] は、市民ジャーナリスト向けの動画サイト。利用者が動画を共有する別サイ

ゲーム

GiantBombが提案するWikiとニュースの良い関係

Wikiはポテンシャルがあるシステムではありますが、あまり好例がないのが現状です。様々な情報をインプット出来るという意味で、特にニュースサイトで使える可能性があると思います。以前「 使えそうなニュース特集ページを考えてみました [http://www.yasuhisa.com/could/article/newsfeature-design-idea/]」で、ニュース記事に Wiki を付随することで、専門用語の解説や他のイベントとの関連性を読み取ることが出来るのではと提案したことがあります。Wiki とジャーナリズムが組合わさっている例としてウィキニュース [http://ja.wikinews.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8] がありますが、最近見つけた GiantBomb [http://www.giantbomb.com/

アイデア

使えそうなニュース特集ページを考えてみました

とりあえず良い兆候がみえはじめた南オセチア紛争 [http://news.google.co.jp/?ncl=1236871981&hl=ja&topic=h] 。グルジアは小さな共和国ではありますが、ワイン発祥の地としても知られており、以前キンズマラウリ [http://www.rakuten.co.jp/ichiishop/705587/723129/#757689] というワインを購入したこともあって、知っている国ではありました。それ以上のことはあまり知らなかったわけですが、今回の紛争を聞いたときはびっくりしました。 当然のごとくウェブで情報を集めるわけですが、日本のニュースサイトではどうも良い感じにまとまったページというのがありませんね。「特集」というページが設けられていますが、新着順で並んでいるだけですし、概要を知るにも深く知るにも、物足りない感じがします。結局 Google ニュースへ行くこともありますが、すべての記事が平面上に並べられているので、これはこれで不便だったりします。 文句を言うのは簡単なので、いったい何が課題でどうすると (少なくとも) 自分にとって便利な

アイデア

ニュースサイトと新聞サイト

> インターネットの普及をはじめ、メディアの多様性が進んでいるが、我々3社は新聞こそが最も信頼性の高いメディアであり、今後もそうあり続けたい 新s(あらたにす) [http://allatanys.jp/ ]の記者会見に出て来たことばです。この言葉が Web に対する意識のズレを表していると同時に、これから良くなるかもしれない希望も隠れているような気がします。 「ニュースサイトならではのウィジェットを考える [http://www.yasuhisa.com/could/article/news-widgets/] 」で書きましたが、新聞の読まれ方とニュースサイトの読まれ方は違いますし、読者との関係も違います。異なる媒体なわけですから当然のことです。媒体がもつ独自の良さを、別媒体に移行したとしても、それはギミックにしかならず、扱っている媒体の良さを最大限に活かしているとはいえません。 ポッドキャストで種村さんと対談 [http://www.yasuhisa.com/inflame/show.php?s=111] したときに、彼が興味深いことを言っていました。 > 本の魅力を Web