資料

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openwebdesign

記事ページのアクセス通信簿

今のような記事ページになった理由 今年の始めに記事ページを新しくしました。そのあと小さな調整を行ったり機能を追加はしていましたが、そろそろどのような結果が出たのが発表するには良い時期だと思いますので幾つか紹介したいと思います。 ご存知の方もいるかもしれませんが、今「記事」と呼ばれるエントリーはほとんどすべてレイアウトが違います。中には色を変えただけのものもありますが、レイアウトが少し複雑なものや画像が活用されているものもあります。凝り過ぎたことをすると読み難くなってしまいますが、毎回見た目が新鮮なので飽きることもありませんし、それがキッカケで読んでくれる方もいるかと思います。 最近、海外ではこうした記事ごとにレイアウトを変えるという手法が増えて来ていますが、私は10年近く前に同じようなことをしていました。当時は CMS もなく、ひとつひとつ HTML で書いていました(アーカイブページのリンクまで手書きで調整していたわけですから、今考えると信じられない手間ですね)。学生で時間があったということで日記を書く度にレイアウトを変えていましたし、場合によっては Flash も利用していました。 ではなぜ、この時期に今のような形式に変えたかには理由があります。大きな要因となったのは Twitter でしょう。ちょっとしたサイトの紹介や、短い思いを語るには Twitter で十分になりました。Twitter の登場により、ブログを書かなくなった方もいると思いますが、私の場合はこれで役割分担がしやすくなると感じました。手軽な情報は Twitter、分析や主張など長い文章を掲載するにはサイトを利用するといった住み分けが必要になったわけです。

広告

Webで広告を見せる前に必要なこと

Do we really hate ads? 広告 (バナーやテキスト広告) は Web サイト運営において貴重な収入源のひとつです。しかし、広告を観覧している利用者にとってはあまり好まれていない存在でもあります。AP (Associated Press) では民族誌学の視点からニュースサイト読者の研究を進めていますが、読者は現在の Web における広告の体験に満足しておらず、多くはウンザリしているそうです。しかし、広告そのものを嫌っているというわけではなく自分に関係のある広告であれば見たいと考える方も少なくありません。 こうした結果は AP による調査より以前から言われていることなので驚くことではありません。ビルボードや雑誌や TV の広告のように、今まで自分には関係のない広告をたくさん見てきた私たちが、なぜ Web だとウンザリしてしまうのでしょうか。その理由として、Web では主導権が自分にあるという点にあるでしょう。自分が欲しいと思う情報を欲しいタイミングで手に入れることが出来る Web。自分が必要としない情報をスキップしたり排除したりすることが容易に出来る Web。自分に主導権があるという意識が高まるほど、利用者が予期していないことや、コントールが出来ないことに拒絶反応を示してしまうのかもしれません。 How to

IA

1991年の資料から学ぶ情報デザインチェックリスト

Web デザインをきっかけに知ることになった方も多いと思いますが、IA (Information Architecture) の歴史は長く 30,40 年ほど遡ることが出来ます。IA と明確に書かれていない書籍でも IA に関わる資料が昔からたくさんあるわけですが、当時はどのようなことが書かれていたのでしょうか。今と変わらないもの、そして今とは違う事柄はあるのでしょうか。Volkside の「17 guidelines for better information architecture…from 1991」という記事で Kent L. Norman が執筆した「The Psychology of Menu Selection: Designing Cognitive Control at the Human/Computer Interface」

資料

HTML5に関するW3Cのスライドをリデザイン

先日、Twitter経由で「Web標準化 (W3C) とHTML5の状況 (PDF形式)」というスライドが総務省のWebサイトで公開されているのを知りました。早い時期から国に働きかけているのだなと関心しましたし、どのような内容を紹介しているのだろうと興味があったので早速ダウンロードしてみました。HTML5 の概要をコンパクトにまとめている点は良かったのですが、プレゼンのスライドとしての質はあまり高いものではない内容でした(一番最後のページに「ありがとうございました」と書いてあるのでスライドの可能性大)。 W3Cに携わる教授という視点だと考えられなくはない内容なのですが、国の方(もしくは IT プロフェッショナルではない方)に向ける内容ではない気がしました。せっかくHTML5を多くの方に知ってもらうという素晴らしい機会があってもこれではどうかなと私は思いました。以下が私が気付いた課題点です。 配布資料とスライドの兼用になっている。結果的にスライドの情報量が多くフォーカスがしにくい 概念図は不要。技術畑の人であれは多少興味あるかもしれないが、英語表記が多く何が書かれているかかえって分かり難くなる 「ゲームが作れる」という国の視点でいえば全くメリットがない表記が幾つか 最初に「HTMLとは」という親切なスライドで始まるが、そのあとが深い技術話ばかり 仕様は分かるが具体性に欠ける 文句ばかり言うのもどうかと思うので、以上の課題点を基に「私ならこういうスライドを作ってプレゼンをするだろう」という資料を実際作ってみました。今のような文字情報ばかりのスライドではなく、自分が話すときの補助として使えるような画像と、読みやすいレイアウトと文字量に調整しました。以下が改善点・提案になります。

ユーザビリティ

見た目と使いやすさの素敵な関係

Web は、受動的に「観覧する」というより、能動的に「利用する」という特色が強いです。それゆえ、高いユーザビリティが求められますし、試行錯誤を続けている方もいると思います。ユーザビリティを洗練させることで、より人に使ってもらえる (売り上げに貢献する) Web サイトになると考えがちです。極端な例だと Google がそうで、見た目はともかく使いやすいさ、使い心地を徹底的に追及しています。では、使いやすければ好感度も高く満足されるサイトなのかといえば、実はどうでもないようです。 Wichita State University にある Software Usability Research Laboratory で、サイトの見た目とユーザービリティの関連性について調査を行っており、その結果が Web サイトに公開されています。 Visual Appeal vs. Usability: Which One Influences

社会

欧米視点でみた日本のメディア入門

以前から日本のメディアは特殊であると言われていますが、先月末に行われた総選挙がきっかけで幾つかの海外のメディアが日本のメディアやジャーナリズムにスポットを当てた記事を幾つか掲載しました。部分的に日本のメディアの姿を取り上げている記事は少なくありませんが、客観的に日本のメディアの全体像が分析されているものはあまりありません。2005年に設立されたアメリカの Open Source Center (OSC) は、オープンソースとして公開されている情報を収集、分析を行っている機関。その OSC が先日、日本のメディアについて取り上げた 67 ページの資料を公開しました。PDF 形式で無料でダウンロードすることが可能です。 Japan — Media Environment Open; State Looms Large 日本人からすれば特に珍しい情報はありませんが、どの複合企業が何を所有しているのか分かる図や、日本のソーシャルメディアの使われ方など、日本のメディア入門書としてうまくまとまっています。欧米との違いについても幾つか書かれている点も注目です。 すべて読むには時間がかかりますが、最初の方に概要が書かれているので以下にまとめておきます。 NHKは宗教、学校、警察より信頼されている機関 アンケート回答者の半数以上が携帯電話で毎日ニュースを読んでいる 週刊誌は未だに影響力が高い情報ソース。信頼出来ないレポートが多いものの、調査ジャーナリズムのプラットフォームとしての役割を果たしている 発行部数が少ない地方の新聞でも国内外ニュースを広く扱う傾向がある ニュースソースとしてのWeb利用は増え続けているが、

セミナー

青森でウェブマーケティングの話をしました

この記事は「青森で3度目のセミナーをします」の続きにあたります。 今回は見事に岩手・宮城内陸地震に遭遇してしまったわけですが、無事にセミナーを終え帰宅することが出来ました。今回は青森県庁が主催しているウェブマーケティングセミナーのシリーズ第1回目で「ウェブという媒体を理解した情報発信とネットワーク作り」という題名で話をしました。第一回目ということで、「そもそもウェブマーケティングって何ですか」という部分を中心にイントロダクションのようなプレゼンを構築しました。 もちろん、ウェブマーケティングを解体していくと、様々な系統やアプローチが存在するので、それこそキリがない話ですが、今回はウェブでしか出来ない事、ウェブだからする価値があるマーケティングは何なのかを紹介しました。ウェブは大企業であったり媒体を持ってなければ人々にリーチ出来ないというわけではありません。小規模だから出来る事、有利なことも幾つかあります。 このサイトでも書いてきたことではありますが、ウェブの長所と短所を理解することで、そのポテンシャルを引き出すことが出来ると思います。特に利用者・顧客との関わり方は紙媒体や TV よりリアルでスピードを求められているような気がします。ウェブというバーチャルスペースにも関わらず、よりリアルな関係性を築く必要があるのは何となく矛盾した言い回しのように聞こえますが、ウェブマーケティングでもサイトを構築するときも共通して大事なところだと思います。ノウハウとはまた違うレイヤーではありますが、知っておきたい部分ではあります。 セミナー後と次の日は A+デジのメンバーをはじめ青森でウェブサイト制作をしている方達と食事をしました。ネットではコミュニケーションをとっている方もいますが、こうして会って話をする機会というのは貴重ですね。セミナーはこちらの一方的なので会話ではありませんし、懇親会以外でも会うというのも気楽で楽しいものです。 このサイトで告知したということもあり、セミナーではウェブサイト構築に携わる方も少なくなかったですが、

ビジネス

オフラインとオンラインの口コミのバランス

毎日 35億の口コミ会話がアメリカで行われていると言われています。Keller Fay Group の調査によると、そのうちオンラインで行われている口コミはわずか 7%。実際会って行われる口コミが圧倒的に多く (75%)、次に多いのは電話 (17%) だそうです。SNS やブログなどオンラインにおけるコミュニケーションは多様なものになってきてはいるものの、オフラインの口コミは依然最も強いわけです。 上記と似たような結果は BIGresearch が、15,727人を対象にしたアンケート結果にも表れています。 インターネットを利用して製品やサービスのリサーチをする方はいると思いますが、そういったネットを利活用している方でも、オンラインツールを使うより実際人と会ったときに話したり (72.7%) 電話 (55.0%) やメール (63.2%) で伝える場合のほうが多いそうです。「これが良い!」ということを説明して多くの人に広めるのはオンラインが効率的ですが、それがどれくらい良いのかというのはスペックや概要だけでなく感情に訴えかけてくるものが多かったりします。その感情を伝えるのはやはり会うのが最適ですし、生の声が届く電話も手軽なツールです。 ではオンラインでの口コミは発生しないのかといったら一概にそうとは言えません。むしろオンラインでの情報なくしてオフラインでの口コミの活性化は難しいのではないかという仮説もたてることも出来ます。BIGresearch の調査で、アドバイス (口コミ)

ワイヤーフレーム

プロトタイピングの基礎の基礎

まだ海外でしかみられない動きですが、有料のセミナーでもオンラインで映像か音声データを無料で入手出来るようになりました。セミナーで発表される情報に値段が付けられているのではなく、同じような考えを持っている方達が集まることで生まれる雰囲気と独特のエネルギーのための金額になっているのでしょうね。大きなイベントであればあるほどいえることですし、結果的に宣伝活動やネットワーク作りにもなると思います。日本でも体験に値段を払うという考えがもっと一般的になってくれると良いですね。 今年に入ってそんな無料で見れる貴重な資料が膨大に出てきたので、消化するのが大変ですが、デザイン関連のネタを中心に幾つか観覧しています。特に2008年2月に開催された Interaction 08 は素晴らしいです。 先日見たビデオは「Effective Prototyping for Software Makers」の著者として知られている Jonathan Arnowitzさんが、Interaction 08 で行った「Effective Prototyping Methods」というセッション。プロトタイピングの基本的な概念の話しでしたが、再確認にもなり大変勉強になりました。 90% スケッチから始めて 90% プロトタイピングで終わる プロトタイプは開発携わる方なら誰でも出来る 誰でもプロトタイピングは出来るがリーダーシップは必要 プロトタイピングはデザインではなくコミュニケーション 最初から明確なビジョンの元でプロトタイピングをしない デザインプロセスの透明化のためにプロトタイプがある プロトタイプの意味を開発メンバーで共有すること 自分が一番よく知っているツールを使う プロタイプが使いやすさを保証する

ビジネス

フリーランス3700人に聞いた調査結果

フリーランスといっても完全にフリーランスの方から週に数時間だけフリーランスの仕事をこなすといった方もいるので様々です。このサイトに訪れている方の中でフリーランスの方もいると思いますが、FreelanceSwitchのほうでフリーランスに関する興味深い調査結果がまとめられています。 世界中のフリーランサー3700人からの回答を PDF で購入することが出来ます。応えた人の81%が男性という偏った結果にはなっていますが、全体の9%はアジアの国の方なのでアメリカだけに特化した結果ではないようです。 50ページ以上もある貴重なデータなので、興味のある方はぜひ購入してほしいですが、以下に気になったデータを少しだけ紹介。 89%がフリーランスになって幸せになったと応えている。これは職種に関係なく高い回答率 50%がフリーランスになって働く時間が減った 50%が都市圏に住んでいる 33%がフルタイムで働いていたときより収益がある(ただし43%は減少した) 46%が独学で身につけたスキル 85%が家で働いている どの職種も誰かからの紹介を通して仕事を得ている フリーランサーの方にとって幸せとお金は直結していないのが分かります。では、会社で働くのが幸せではないのかといったら違いますけど。仕事のやり方によってはグループでやったほうが充実感・達成感が違いますし、フリーランスをやっている方は結局のところフリーランスに元々あった方なのでしょう。 この調査結果にはなかったですが、フリーランサー同士がどれだけ知り合いだったり一緒に仕事しているのか気になりますね。意外と知らないというのもあると思いますし、知り合えるようなネットワークがオフライン/オンライン関係なくあると良いですね。

ビジネス

Webマーケティングのホットスポット

Webサイトは立ち上がってからが勝負ですが、それはサイトのメンテナンスだけでなく、マーケティングの側面からみても同じです。オープン後どのようにサイトをプロモーションしていけば良いのか、どういった方法が最も効果的なのかマーケティング担当の方は日々考えていると思います。それでは、マーケティング担当の方は今の Web で、どのような手法が利用価値が高いと考えているのでしょうか。 MarketingSherpaが、「Top Web Advertisers Rate Best & Worst Online Tactics & Budget Plans Email to a Colleague」という記事で、インターネットマーケティングを担当している 421人から得たアンケートの結果をまとめています。詳しい内容は記事を参照してほしいですが、気になった部分をピックアップしてみました。 検索とEメール 57%が SEO は他の戦略に比べて効果があると考えている(2006年は 45%) 42%がEメールマーケティングを重要視している(2006年は 47%) 34%