Yasuhisa Hasegawa

Yasuhisa Hasegawa

Web やアプリのデザインを専門しているデザイナー。現在は組織でより良いデザインができるようプロセスや仕組の改善に力を入れています。ブログやポッドキャストなどのコンテンツ配信や講師業もしています。

デザイン

デザイン人類学について知る

この記事は「今必要とされる『IT』 [http://www.yasuhisa.com/could/article/it-for-21century/] の続きにあたります。これからの IT を考えるにおいて、単に技術や刺激的なビジュアルだけでなく、社会科学への知識がより重要になってくると思います。最近読んでいる書籍や資料、そして考えていることも Web におけるデザインの役割と人間関係ついてが多いかもしれません。しかし、社会科学といっても大変幅が広いですし、それとデザインを関連付けさせるにはハードルも多いかもしれません。そこでヒントになるのが「 The Ten Faces of Innovation [http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0385512074/could-22/ref=nosim/] (訳本 [http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/

デザインと人 - 25 Interviews
デザイン

デザインと人 - 25 Interviews

先週のえふしんさんとのポッドキャスト [http://www.yasuhisa.com/inflame/show.php?s=125] で、師事したり目指す対象になる巨匠のような存在が Web に不足している(もしくはいない)と話しました。そう痛感した理由のひとつがこの書籍を読んだからです。佐山一郎さんが過去 10年に行ったインタビューが一冊にまとまっています。原研哉、横尾忠則、石橋寛、タナカノリユキ など『デザイン』に関わる巨匠達がジャンルを問わず一挙に揃っている本も少ないと思います。 インタビューの時期はそれぞれ違うものの『デザインとは』という一環としたテーマがあり、ひとつ読み終わったあと、そして全部読み終わったあとにそれぞれ考えさせられます。佐山さんの丁寧かつ鋭い質問やコメントが間に入っているのが、文章に良いリズムを作り出しているような気がします。インタビューのプロフェッショナルとデザインのプロフェッショナルが会話をしている・・・そんな雰囲気が全体にあります。 書籍に登場している方達すべてに言えることですが、業界のトップにいてもデザインに対して切実で何かしようと今でも積極的に

インターネット

課金サービスの行方

4月の回 [http://www.yasuhisa.com/could/diary/meetup-april2008/]に引き続き百式の田口さん [http://www.100shiki.com/] が主催する勉強会に参加してきました。毎回、当日までテーマが分からないドキドキな集まりですが、今回のテーマは「課金」。最初にどんなサービスにお金を払っているかみんなで出し合いました。ISPやサーバーをはじめ皆さんいろいろなサービスにお金を払っている模様。自動的に購読が更新されているものや、一度クレジットカードを登録しておくと短いプロセスで購入出来るサービスは強いなという印象がありました。 コンビニ決済をはじめネットでものを買うための方法は幾つかありますが、どうやらカード決済が 57% で現在最も多いそうです(20歳以下だと別ですが全体的にみて)。数年前だと「カードは敷居が高いよね」というイメージがありましたが、徐々にそうとはいえなくなっているようです。それより敷居が高いのが購入完了までのプロセス。ショッピングカートのページから購入完了までのページでおよそ 50% が離脱しているとか。フォー

デザイン

怠っているのは私です

昨日は坂本さん [http://www.bookslope.jp/]との久々に会食。坂本さんとは「変革期のウェブ [http://www.amazon.co.jp/gp/product/4839924651?ie=UTF8&tag=could-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4839924651] 」で対談したとき以来だったので、随分ご無沙汰していましたが、3時間という長い会話もあっという間に過ぎました。本当はポッドキャスト [http://www.yasuhisa.com/inflame/] の収録をかねてだったのですが、予約したところが個室にも関わらず想像以上にオープンスペースだったことと、席が向かい合っているけど離れすぎているということで断念。次回は必ず収録致します、はい。(渋谷周辺で対談に向いてそうな場所ってないですかねぇ。多少音があっても良いのですが) 坂本さんは某大手企業に所属している、

テクノロジー

これから起こりうる 10 のテクノロジートレンド

シリコンバレーにあるビジネス&テクノロジーフォーラム Churchill Club [http://www.churchillclub.org/] 。会員向けのイベントを年に何度か開催しているみたいで、そこでは実業家, VC, 学者が集まってディスカッションがされています。実はこの存在は最近まで知らなかったわけですが、もう 10年以上の歴史があるみたいですね。イベントの模様は CD もしくは DVD で販売されているみたいですが、最近では Web 上にレポートを書いて公開している人も出てきています。 その Churchill Club で先週「Top Ten Tech Trends Debates [http://www.churchillclub.org/eventDetail.jsp?EVT_ID=771] 」と題して、ここ数ヶ月から1年のトレンドに関するディスカッションが行われたみたいです (VentureBeat のレポート [http://venturebeat.com/

UCD

UXに関するよいお言葉

最近見つけたおすすめブログは、inspireUX [http://www.inspireux.com/] というユーザー・エクスペリエンスやデザインに関する言葉を引用されているシンプルなサイト。まだ始まって2ヶ月くらいしか経っていないですが、様々な職種の方がそれぞれ独自の視点と言葉でデザインについて語っています。引用をインデックスカードに印刷出来そうな小さめの画像も用意してある気前の良さ。Webデザイン関連の言葉も多く、短い言葉ですがインスピレーションになるものも多いです。今回はその inspireUX で見つけた印象のある引用を幾つか紹介します。 Dan Saffer [http://www.odannyboy.com/] (Adaptive Path): > インタラクションデザインは単に問題解決のためだけではなく、より良い人々の関係を促進するためにも存在する。人と人を繋げるための良い方法をつけることが世界をもっと良い場所にすることにも繋がる Aaron Gustafson (AdvancED DOM Scripting [http://www.amazon.co.jp/ex

IA

Powersetが提案する情報の見せ方

一部ではGoogleキラーと呼ばれている [http://www.abcnews.go.com/Technology/PCWorld/story?id=4833769]次世代検索エンジンPowerset [http://www.powerset.com/] 。キーワードだけでなく自然な文章でも検索出来るというところまでは他のサービスも行っていますが、検索結果の見せ方や情報の見せ方に幾つかの工夫がなされています。今のところ Wikipedia の記事 (英語のみ) を検索出来るだけですが、なかなかおもしろいです。個人的に「キラー」と呼ぶのは大袈裟だと思いますが、 Powerset では独自の情報の見せ方を提案しており、UIデザインや情報整理の観点からみると大変興味深いサービスです。今回は Powerset で見つけた興味深いアプローチを幾つか紹介していきます。 A. 概要 検索するとページの一番上に最も該当する項目が表示されます。通常のリスト表示ではなく写真付きで記事をある程度読むことが出来るようになっています。Googleでもこうした見せ方は一部のキーワードで行っていますが、Powe

プレゼン

改訂版・ヤスヒサ的プレゼン8項目

Designer meets Designers [http://www.yasuhisa.com/could/diary/d2-03-thank-you/] は、久々のプレゼンでしたが、ほぼ合格点の出来だったと思います(来ていただいた方に満足していただいたかどうかは別評価ですが)。今までの反省点を活かして話し方を模索したり、Keynote 4 に登場した新しいアクション [http://www.apple.com/jp/iwork/keynote/#effects] を追加するなど、今までと少し違った雰囲気になるように心がけました。もう2年くらい前に「ヤスヒサ的プレゼン [http://www.yasuhisa.com/could/entries/000981.php] 」と題して自分が考えるプレゼンのコツを紹介しましたが、今回はその改訂版という位置付けで8項目紹介します。 専用アプリケーションを使う今は SlideShare [http://www.slideshare.net/] のようなサービスもあるので、Web上に公開するために HTML

意見

D2-03: ありがとうございました

この記事は「Designer meets Designers 03 で話します [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/d2d03/]」の続きにあたります。Designer meets Designers [http://www.mdn.co.jp/webcre/d2] にて「さよなら Web標準 」というタイトルで講演をしました。今回は久しぶりに東京での講演ということもあり、かなり気合いを入れて準備をしました。主催の MdN の担当の方が早くからタイムラインを引いてくださっていたので準備もしやすかったところもあります。最新版の Keynote [http://www.apple.com/jp/iwork/keynote/] を使い始めてしばらく経ちますが、以前は PowerBook G4 を使っていたのでスペックが足らず、凝ったエフェクトも使い切れませんでしたが、今回は MacBook