KeynoteのスクリーンショットDesigner meets Designers は、久々のプレゼンでしたが、ほぼ合格点の出来だったと思います(来ていただいた方に満足していただいたかどうかは別評価ですが)。今までの反省点を活かして話し方を模索したり、Keynote 4 に登場した新しいアクションを追加するなど、今までと少し違った雰囲気になるように心がけました。もう2年くらい前に「ヤスヒサ的プレゼン」と題して自分が考えるプレゼンのコツを紹介しましたが、今回はその改訂版という位置付けで8項目紹介します。

専用アプリケーションを使う
今は SlideShare のようなサービスもあるので、Web上に公開するために HTML でなくてはならないわけではありません。Keynote や PowerPoint は、プレゼンテーション専用といっているだけあり、プレゼンに特化した便利な機能がありますし、完成度も断然違います。
スライドをしっかりデザイン
注目して欲しいわけですから、目を引くようなスライドでなくてはいけません。ディフォルト設定で書き込むのではなく、文字間隔、行間、書体を変えるだけでも随分印象が分かります。アイコンのような小さな画像でも良いので、絵は各スライドに1つくらいあると見やすくなるときもあります。
台詞は書かない
高橋メソッドのように子気味よくスライドが変わるプレゼンなら別ですが、「ところで」や「さて」のような台詞はスライドにしていません。来ている方のほとんどの方はスライドを読むことが出来るので、重要なこと以外はスライドに書かれている情報を読んだり、スライドを解説する台詞は言わないようにしています。スライドは自分が話すことを補助するツールという位置づけですね。
ちょっぴり上にする
一番前の人以外、必ずといって良いほど人の頭が視界に入ってしまいます。下までしっかり情報が入っていると非常に見難いので、Y軸の真ん中より少しだけ上にして情報を置くようにしています。たとえ情報が少ない場合でも若干上にしておきます。座って聞いている方にとっては若干斜め上でスライドを見ているのでそれほど気になりません。
トランジションをパターン化
スライド制作で重要になってくるのがスライドのトランジション。あまりやり過ぎるとしつこいですし、ないと平坦な感じになってしまいます。プレゼンに良いリズムを作ることが出来るので、話の流れに応じて特定のエフェクトを使うようにしています。例えば異なる話題に移るときは特定の3Dエフェクトを使うといったルールを作っておくと感覚的に伝えることが出来ます。
作りながら『練習』
プレゼンに練習は欠かせません。たとえ1回練習しただけでも、言葉を詰まらせたりすることが減ります。練習をしてスライドを調整したりしますが、スライドを作りながら頭の中でどう話すのかを想像しながら作ると練習もスムーズになります。「ここでスライドを指しながらこう話す」と想像して作ることもあります。
カジュアルな会話をしている雰囲気を作る
人によって好みが別れそうですし、聞いている側も苦手と感じる方もいるかもしれません。個人的に前で話しているから実績がある・偉いと思われたくないのでしょうね。プレゼンすることで逆に僕のほうが学べることもあるわけです。親近感を得てもらうことで伝えやすくなることもあります。D2のプレゼンではいきなり名刺交換から始めたり、スライドの合間に口語でちょっとした一言を入れたのもそのためですね。あとは、「どうですか、これ」みたいな相手の反応を聞いているような台詞も入れることもあります。このあたりは Guy Kawasaki は天才的。
熱意をもって話す
大げさなジェスチャーと大きな声で話しましょう・・・という意味ではありませんが、静かに話しているとしても熱意をもって話した方が効果的です。来ている方に同じ考えや思いを共有してもらうにはエネルギーを必要としますし、こちらが「本当に良いんだよー!」という思いがなければ相手に到底伝えることなんて出来ません。スライドがなくても熱意だけあれば伝わるプレゼンになることもあるでしょう。