Yasuhisa Hasegawa

Yasuhisa Hasegawa

Web やアプリのデザインを専門しているデザイナー。現在は組織でより良いデザインができるようプロセスや仕組の改善に力を入れています。ブログやポッドキャストなどのコンテンツ配信や講師業もしています。

IA

今時のプロトタイピング

この記事は「PowerPoint を使ったプロトタイピング [http://www.yasuhisa.com/could/article/powerpoint-prototyping/]」の続きにあたります。 ページベースの Webサイトを制作するのであれば、多くの方が利用出来るということも含めて PowerPoint [http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/default.aspx] や Keynote [http://www.apple.com/jp/iwork/keynote/] といったプレゼンテーションアプリが最適だといえます。しかし、Ajax や Flash を利用したページを移動することなくデータにアクセスするサイトや Webアプリケーション、ショッピングサイトのような会員/非会員によって異なるコンテンツやフォームを必要とするサービスでは、ページベースで Webサイトを考えるのは困難です。 ユーザーテストをする際も PowerPoint や Keynote では難しい場合もあるでしょう。共に高度な描写が可能になり見た目

IA

拡張性のあるデータ配置を模索する

そろそろ大まかな形でワイヤーフレームを作っていこうと思っているわけですが、その前にいろいろ準備しておきたいことも幾つかあります。そのひとつが、拡張性を考えて、どのようなデータをどの辺りに配置するのがベストかを考えること。これは Webアプリケーション開発において特に重要になってくることだと思いますが、大幅な改変をしなくても、機能やミニコンテンツといったコンポーネントを付け加えることが出来るように設計しておく必要があります。もちろん、すべての可能性を考慮することは不可能ですが、あらかじめ拡張されることを考慮して設計を始めるか始めないかでは大きな違いがあります。 下の図はページを大まかに4つに別けて、異なる配置を考えたものです。 ※ ワイヤーフレームの基盤のような存在なので、実際のサイトのワイヤーフレームを作っているわけではありません。 ナビゲーションサイトのグローバルナビゲーションに当たるエリア。Webアプリケーションにおいては機能を示すことが多いコンテキスト / データセット 現在観覧しているページがどういったページが示していたり、サイト全体からみたページの位置を示しているエリア。

powerpoint

PowerPoint を使ったプロトタイピング

プロトタイプを作るソフトウェアは Visio [http://office.microsoft.com/ja-jp/visio/FX100487861041.aspx] のような高度な機能があるものを含めて複数あります。一番最初の段階であれば紙でも良いと思いますが、Webサイト上でのインタラクションを可能な限りリアルに再現して検証するにはパソコン上で行うのが最も適しています。どのツールが良いか迷っている方もいると思いますが、どうやら Microsoft では PowerPoint 2007 [http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/default.aspx] がワイヤーフレームを作るツールとして使っているそうです。 2007年、韓国で開催されたカンファレンスで PowerPoint 2007 を使ったワイヤーフレームに関するセミナーがありました (Silverlight ムービー [http://www.microsoft.com/expression/events-training/globalevent/player/Defa

google

Google の UX プロセス

今では小さなチームによるアジャイルソフトウェア開発はそれほど珍しくはないですが、Google は随分前からそれを実践している企業のひとつです。よりよいものを作ることであれば、時には今まで辿って来た道も変えてしまうこともあるダイナミックな環境でどのようなプロセスが存在するのでしょうか。 David Sherwin さんのブログ [http://changeorder.typepad.com/weblog/2008/03/secrets-of-ux-d.html]で、Google のユーザーインターフェイスデザイナーである Jake Knapp さんのセッションに関するレポートが掲載されています。 Knapp さんのセッション内で、ダイナミックに変わる環境化の中で、よりよいユーザー体験をもったサイトを構築するための8の対策を紹介したそうです(細かく別けると全部で17)。以下に簡単にですが紹介しておきます。 確固たるプロジェクトの基盤をもつチームが小さい分、フォーカスしなければならないプロジェクトのもつ影響力は?他のプロジェクトではなく、それを選ぶ理由を考える ビジネスインパクトを知るU

アート

クラフトっぽいアート作品いろいろ

Pete Goldlust [http://www.petegoldlust.com/carvedcrayons.html] クレヨンに凝った彫刻を施しています。なんとなくトーテムポールJennifer Maestre [http://www.jennifermaestre.com/pencil_show.html] 鉛筆を使って独特な形をした『彫刻』を作っています。海底の生き物のようですGesine Hackenbeg [http://www.gesinehackenberg.com/]食器から食器が出て来ていますYvonne Bavman [http://www.bavman.se/yvonne1.html]羊毛で出来たリアルな動物たちTricot Machine: Les peaux de lievres [http://www.youtube.com/watch?v=NO0-1GKXZEA"]ミュージックビデオが全編編みもので出来ています。

アイデア

コラボレーション・イノベーション

「コラボレーション」「イノベーション」という言葉はここ数年、日本でもよく聞くようになった言葉だと思います。Webを利用することによって場所も時間も関係なくコラボレーションが出来るようになってきました。年齢も立場も気にすることなく意見交換も出来るわけですから、良いですよねぇ。集団の知識をつかうことによって、ひとり、もしくは小規模では実現することが出来ないようなことも形になることもあります。より多くの方とコラボレーションすることが新たなイノベーションに繋がる可能性もありますね。 以前マイコミの連載で Behance Network を紹介 [http://journal.mycom.co.jp/column/lifehack/060/index.html] しました。ここは基本的にクリエイターと呼ばれる方の SNS で、自分の作品を公開するのに便利なサイトですが、ひとつユニークな部分もあります。「Circle」は同じ趣向をもった人たちが集まるグループ機能のようなものですが、ひとつのプロジェクトを進めるのに集まるスペースとしても使われています。例えば Webサイトを作るという Circle

openwebdesign

ブログでの会話を見えるようにするには

2005年なので少し前の資料になりますが、Noor Ali-Hasan という方がブログスフィアでどのように会話が始まってお互い繋がり合っているのかを調査した Analyzing the Social Patterns and Behaviors Associated with Blogrolls and Blog Comments [http://www.noor.bz/blogstudy/] という論文を発表しました。クウェート、アラブ首長国連邦、アメリカ・ダラス という異なる場所に住む 500人のブログと、それらに投稿されたコメント 4000通、サイドバーにある Blog Roll のようなリンク集を調べたそうです。 視覚的に表現されたもの [http://www.noor.bz/blogstudy/findings.html] もあるのでぜひ見て欲しいですが、論文で重要になってくるのが、場所や文化に関係なくブロガーは新しい人 (オフラインの世界で知らない人) と対話をする傾向にあるという点です。 試しに僕のサイトに投稿された過去 100以上のコメントから自分がまだ会ったこと

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コメントを残す8タイプの読者

「コメントリストで考えられるパターン [http://www.yasuhisa.com/could/article/commentlist-pattern/] 」では、ブログのコメントリストの見せ方から読者との関係を良いものに出来るかを考えて行きましたが、今回はもう少し突っ込んで読者にスポットを当てたいと思います。読者と一言でいってもブログに訪れる方は実に様々です。住んでいる場所も職種も年齢もすごく幅の広いです。それゆえ明確な切り分けは出来ませんが、コメントを残す方はある程度決まっていると思います。 もちろん人間なので、そのときのムードやちょっとしたことがきっかけで変化すると思うので明確な区別は出来ないですが、8つのタイプの方(もしくはモードになった方)がコメントを残したりコメントを残す可能性を秘めています。 友達・同僚 その人を個人的に知っているから読んでいる方も少なくないです。たとえ日常を書いた日記でもおもしろく読めるのは、文字だけでは伝わらない何かを読み取ることが出来るからかもしれません。今でも mixi 日記を書いたり読んだりするのは、この要素は大きいでしょうね。特に SN

ビジネス

お試しマーケティングいろいろ

消費者が選ぶことが出来る製品はあまりにも多く、どれが良いのか迷います。メーカーも認知してもらうために様々な種類の広告やマーケティングキャンペーンを行っていますが、やはり実物を見たり触ったりして買いたいのが消費者の本音でもあります。以前から、サンプルを試してもらうという手法は使われていたわけですが、近年その方法も実に様々でクリエイティブです。今回はそんなお試しマーケティングでおもしろいのを幾つか紹介します。 Matter [http://www.matterbox.co.uk/]無料で登録出来る会員になりと、不定期に Matter から様々なグッズが入った箱が送られてきます。会員登録時に記入した個人情報を元に、広告主がターゲットにしたい人たちに向けて箱が送られるそうです。中身はこんなかんじ [http://matterbox.co.uk/matterblog/?p=48]。Wyndham Hotels & Resorts + VTech Electronic [http://www.wyndham.com/specialoffers/programs/details/vtech.wnt