Yasuhisa Hasegawa

Yasuhisa Hasegawa

Web やアプリのデザインを専門しているデザイナー。現在は組織でより良いデザインができるようプロセスや仕組の改善に力を入れています。ブログやポッドキャストなどのコンテンツ配信や講師業もしています。

UX

UXとコンテンツが繋がるワークショップの裏側

2月28日 Webridge Kagawa [http://webridge-kagawa.com/meeting/sp/150228/] 主催で「 UXデザインプロセスを活用したコンテンツの評価方法 」というセミナー&ワークショップが開催されました。このイベントは金沢 [http://www.yasuhisa.com/could/article/ux-content-workshop/]と名古屋 [http://basecamp-nagoya.jp/blog/entry-1392.html] でも行いましたが、いずれも高い評価をいただきました。先週開催されたイベントでも、実戦にもつかえる手法を学ぶことができたという感想を述べていた参加者が何人かいました。 本イベントは 5 時間という長丁場だけでなく、2回のワークショップがカリキュラムに含まれています(初回の金沢では 6 時間半でした)。今回どうしても外せなかったのがワークショップを二回するという部分。カスタマージャーニーマップ [http://www.yasuhisa.com/

コンテンツ

コンテンツ細分化の前にしておきたい最低限のコト

すぐにはできない細分化 利用者の文脈に合わせてコンテンツを配信するにはコンテンツのスマート化 [http://www.yasuhisa.com/could/article/for-intelligent-content/] は必須です。そのために、ページという概念に囚われないかたちでコンテンツをいかに格納・管理するかが課題になります。Webデザインは枠組みのない世界 [http://www.yasuhisa.com/could/article/wd101-no-edge/] と解説したことがありますが、Webコンテンツにも同様のことが言えるわけです。 コンテンツを細分化することによって、よりきめ細かく文脈に入り込める可能性が広がりますが、実践するのが意外と難しいことがあります。 コンテンツを細分化していくということは、個々のフィールドにどのような形式のデータを入力するのか厳格になります。ルールが必要になるだけでなく、それらを実際入力する手間もかかります。フィールドが増えれば、運営の負荷も少しずつ上がっていきます。運営のことを考えず理想的な細分化を推進しても続かなくなるわけで

コンテンツ

コン親会が教えてくれたコンテンツの仕事の面白さ

2月16日、Web コンテンツの作り方・指示の仕方・拡げ方・改善の仕方などを雑談する『コン親会』を開催しました。お付き合いが長い 株式会社エフシーゼロ [http://fc0.vc/] の @fuuri [https://twitter.com/fuuri] さんとした初めての企画です。 以前から、教える・教わるという関係を省いたかたちで、コンテンツやデザインの話がしたいと思っていました。特にコンテンツに関しては、 明確なポジションが日本では確立されていない [http://www.yasuhisa.com/could/article/who-does-content-work/] ので、実際どのような取り組みがされているのか分かり難いところもあります。自分の知見だけではなく、様々な方の意見を耳にすることで、自分の仕事にフィードバックできるはず。今回は「第0回」と題して、現状把握のための場を設けました。 参加した何人の方がイベントレポートを書いてくださったので参照してください。 * コン親会 第0回で、コンテンツとは何かを考える [http:

アクセシビリティ

自信をもってアクセシビリティに取り組むための課題

2月11日、アクセシビリティ・ビギナー(初心者)向けのセミナーAccSell Meetup 008 [http://accsell.net/info/accsell-meetup008.html] へ参加しました。「アクセシビリティはよく分からないし、難しそう」と考える方に向けて合計 8 回開催されているイベント。私は今回で 2 回目の参加になります。 対象外というのは十分承知していますが、伝える仕事をしている自分としてはビギナー相手にどうアクセシビリティを伝えるのか大変興味がありました。 私はアクセシビリティ [http://www.yasuhisa.com/could/tag/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%83%93%E3%83%AA%

コンテンツ

コンテンツをスマートにするための3つの施策

理想ではなく必須の課題 今後ますますマルチスクリーン化が加速していきます。どのデバイスが流行するか … というより、特定のデバイスのためにひとつひとつ作り込むことが難しくなります。アクセスするためのデバイスは増え続けると同時に、デバイスとの接し方も千差万別です [http://www.yasuhisa.com/could/article/accessible-content/]。 Apple Watch [https://www.apple.com/jp/watch/] のようなデバイスでコンテンツを消費するということはないかもしれません。しかし、そこがコンテンツへの窓口になるとしたら、その小さなスクリーンを使った誘導の仕方や表現を考えなければいけなくなります。コンテンツを消費する場が従来と同様パソコン、スマートフォン、タブレットだとしても、キッカケを与えてくれる入り口は多種多様です。まったく新しいデバイスかもしれませんし、聞いたこともないアプリやサービスを経由して訪れる可能性もあります。 どのような形状にも耐えられるコンテンツとデザインが必要とされる時代。従来のような『ペー

デザイン

デザインにおける公平とは

公平と平等はイコールの意味ではない ひとりでデザインするということは、そうはありません。クライアントだけでなく、様々な技能や背景をもった人たちと一緒にデザインを進めることになります。 作業をするのがデザイナーひとりだったとしても、彼等はデザインに対して意見を出してきます。新しい視点を学ぶ機会になるので意見を出し合うことは重要ですが、すべての意見を実践しようとすると、 らくだをデザインする [http://www.yasuhisa.com/could/article/we-just-made-a-camel/] ということになります。デザイン批評 [http://www.yasuhisa.com/could/article/design-talk-feedback/] をする機会がもてない場だと、デザインという行為が少しずつ本来するべきこととは離れたところへ進むことがあります。 誰かと一緒に考えて進める工程はデザイン批評だけに留まらず、プロダクト開発のすべてに言えることです。私は常に公平であること を意識して会話をするようにしています。『公平』という言葉を聞くと、誰もの意見に耳を

サービス

デザイナーも知っておきたいIFTTTレシピ

自動化は便利で面白い 使っていないようで、実は常に使っているサービスといえば IFTTT [https://ifttt.com/]。「If This Then T hat(これをしたらあれをする)」の略で、文字通り何かが起こったら、自動的に特定の処理をしてくれます。例えば Instagram で撮った写真を、自動的に Flickr に転載するといった処理を何もしなくてもやってくれます。 似たようなサービスだと昔から Yahoo! Pipes [https://pipes.yahoo.com/pipes/] がありますし、Mac OS X だと Automator [http://support.apple.com/en-us/HT2488] もあります。最近だと iOS に特化した Workflow [https://workflow.

プレゼン

自己陶酔にならない、伝わるプレゼンのヒント

2014年11月から2015年1月にかけて、青森で『プロから学ぶ「伝え方」講座』というレクチャーシリーズが開催されました。日本マイクロソフト [http://www.microsoft.com/ja-jp/default.aspx]の春日井良隆さん、西脇資哲さん。株式会社スイッチ [http://swwwitch.com/]の鷹野雅弘さんという錚々たるメンバーの中に私も講師として参加させていただきました。私もセミナー・ワークショップ [http://www.yasuhisa.com/could/tag/講演/] は場数をこなしているいますが、他の方々は桁ひとつ違うくらい講演しているベテラン陣。プレッシャーもありましたが、参加者のプレゼンの審査を含めて良い経験になりました。 自分中心になっていないか プレゼンテーションのスライドは SlideShare [http://www.slideshare.net/yhassy] や Speaker Deck [https://speakerdeck.com] へアクセスすれば、

デザイン

指標を見つけるための3つの質問

まずビジネスを知る プロには敵わないものの、デザイナー自ら Web 解析をする理由は、Web解析士が見ている部分がデザイナーが見たいデータと異なる場合があるからです。もちろんページビュー、滞在時間、コンバージョン率といった共通する指標項目はありますが、それらの解釈の仕方や、測定したいディメンションが異なる場合があります。利用者がどのような道筋を辿ったのかをデータを見ながら想像することは、デザインのインスピレーションになります。 しかし、問題になるのが何を指標値にすれば良いのかを決めるところです。見ることができるデータは膨大にありますし、マーティングとデザインとで指標にしたいポイントが異なることもあります。また、設計している Web サイトによって指標が変わってきますから「これを見ておけば良い」と言えるようなオールマイティな指標も存在しません。 私の場合、以下のことをクライアントと話したり調査をしながら、今のその企業に必要な指標を探すようにしています。 1. 企業・団体のミッションはなにか?何を目指しているか? 2. Webサイトの目的はなにか? 3. そのサイトを通して