Yasuhisa Hasegawa

Yasuhisa Hasegawa

Web やアプリのデザインを専門しているデザイナー。現在は組織でより良いデザインができるようプロセスや仕組の改善に力を入れています。ブログやポッドキャストなどのコンテンツ配信や講師業もしています。

サービス

デザイナーも知っておきたいIFTTTレシピ

自動化は便利で面白い 使っていないようで、実は常に使っているサービスといえば IFTTT [https://ifttt.com/]。「If This Then T hat(これをしたらあれをする)」の略で、文字通り何かが起こったら、自動的に特定の処理をしてくれます。例えば Instagram で撮った写真を、自動的に Flickr に転載するといった処理を何もしなくてもやってくれます。 似たようなサービスだと昔から Yahoo! Pipes [https://pipes.yahoo.com/pipes/] がありますし、Mac OS X だと Automator [http://support.apple.com/en-us/HT2488] もあります。最近だと iOS に特化した Workflow [https://workflow.is/

プレゼン

自己陶酔にならない、伝わるプレゼンのヒント

2014年11月から2015年1月にかけて、青森で『プロから学ぶ「伝え方」講座』というレクチャーシリーズが開催されました。日本マイクロソフト [http://www.microsoft.com/ja-jp/default.aspx]の春日井良隆さん、西脇資哲さん。株式会社スイッチ [http://swwwitch.com/]の鷹野雅弘さんという錚々たるメンバーの中に私も講師として参加させていただきました。私もセミナー・ワークショップ [http://www.yasuhisa.com/could/tag/講演/] は場数をこなしているいますが、他の方々は桁ひとつ違うくらい講演しているベテラン陣。プレッシャーもありましたが、参加者のプレゼンの審査を含めて良い経験になりました。 自分中心になっていないか プレゼンテーションのスライドは SlideShare [http://www.slideshare.net/yhassy] や Speaker Deck [https://speakerdeck.com] へアクセスすれば、たくさん見ることができます。

デザイン

指標を見つけるための3つの質問

まずビジネスを知る プロには敵わないものの、デザイナー自ら Web 解析をする理由は、Web解析士が見ている部分がデザイナーが見たいデータと異なる場合があるからです。もちろんページビュー、滞在時間、コンバージョン率といった共通する指標項目はありますが、それらの解釈の仕方や、測定したいディメンションが異なる場合があります。利用者がどのような道筋を辿ったのかをデータを見ながら想像することは、デザインのインスピレーションになります。 しかし、問題になるのが何を指標値にすれば良いのかを決めるところです。見ることができるデータは膨大にありますし、マーティングとデザインとで指標にしたいポイントが異なることもあります。また、設計している Web サイトによって指標が変わってきますから「これを見ておけば良い」と言えるようなオールマイティな指標も存在しません。 私の場合、以下のことをクライアントと話したり調査をしながら、今のその企業に必要な指標を探すようにしています。 1. 企業・団体のミッションはなにか?何を目指しているか? 2. Webサイトの目的はなにか? 3. そのサイトを通して

コンテンツ

リセットして考えるデザインプロセスが必要な理由

[http://www.yasuhisa.com/could/content/images/wordpress/2015/01/wcan2014_session.jpg] CSS Nite [http://www.yasuhisa.com/could/article/how-to-be-a-superhero/] と同様に、年末恒例になっているのが WCAN Winter [http://wcan.jp/news/report-wcan2014winter.html] 。例年、ビジュアルデザインやコードの書き方など、「作り方・見せ方」をテーマにしたセッションが必ずひとつありましたが、今年は 3 つあるメインセッションがすべて「コンテンツ」をテーマにしていました。200名以上集まる Web サイト制作系のイベントで、全編「コンテンツ」をテーマにして話せたのは、大きな意味があったと思います。 昨年は「

UI

2015年以降のUIデザイン展望

消えるハードとソフトの境界線 Apple Watch のドキュメンテーション [https://developer.apple.com/library/prerelease/ios/documentation/UserExperience/Conceptual/WatchHumanInterfaceGuidelines/] には、以下のような言葉がデザインコンセプトとして記載されています。 > Even the physical border of the Retina display has been considered, resulting in edge-to-edge UI design that effectively renders that border invisible. Thoughtful app design should contribute to this experience of hardware

デザイン

Year in Review 2014

無言語なものを言語化する 2014年は「デザインの言語化」として重要な年だったと思います。昨年くらいから、ようやくフロントエンド側のスタイルガイド作成 [http://www.yasuhisa.com/could/article/frontend-styleguide/] が注目されたことで、デザインをいかに柔軟で拡張しやすいものを作れば良いのかという話がしやすくなりました。しかし、コードだけでなくビジュアルや感覚のところまで共有するツールを揃えなければ、本当の意味でデザインの拡張性は望めません。 緊急時にデザインが崩れる [http://www.yasuhisa.com/could/article/why-design-goes-wrong/] のは、特定のデザイナー(又は制作会社)にデザインをすべて任せてしまっている可能性があります。これでは、Web サイトはいつまでもチラシのような存在から抜け出すことができませんし、運営という考えも根付かないでしょう。 デザイナーの手を借りなくても、ある一定の水準を保ちながらデザインされたコンテツを出し続けることが運営での大きな課題です。今年は

UX

あなたのUXに必要となる視覚化と批評

ニュアンスを浸透させる2つのフェイズ 昨年の Advent Calendar の記事 [http://www.yasuhisa.com/could/article/mysterious-ux/] でも指摘しましたが、UX は「分かる人には分かる。分かっている人と分かっていると思うことが心地いい」という雰囲気がどことなく感じることがあります。何人かのデザイナーに UX の話を持ちかけても「話しにくい」「避けたい」という声も出てくるわけですから、学びたい人へ向けた UX はこれからなのかもしれません。 しかしながら、私の中で UX を学ぶために必要なのは「利用者体験とは?」ということを探求することではなく、「良い体験」というボヤけたニュアンスをどうしたら相手に伝わるのかを考えることだと思います。そのために ペルソナ [http://www.yasuhisa.com/could/article/whats-important-for-persona/]や カスタマージャーニーマップ [http://www.yasuhisa.com/

デザイン

Webのスーパーヒーローになる方法

撮影:飯田昌之 今年で Web は 25 歳 [http://www.webat25.org/]になりました。 Web は人類に大きな変化をもたらした革命的な技術です。誰でも情報発信ができるようになったのも、膨大な量の知識や考え方を共有できるのようになったのも、すべて Web があってこそです。そして、Web のもつ可能性をひとりでも多くの方に体感してもらうのが、私たちの仕事です。 これは、デザイナーはとてつもない力を持っていることを意味しています。人々を幸せにするのも、ストレスを与えるのもデザイナーの作り方で決まりますし、時には人の考え方を変えることもできます。この記事の題名にもなっている「スーパーヒーロー」とは、デザイナーひとりひとりを指しています。 とてつもない力を持っているからこそ、私たちは責任をもって力を使わなければいけません。また、クライアントやプロジェクトメンバーに向けて、その力をどのようにすれば正しく使えるのかを伝えなければいけません。 > 大いなる力には大いなる責任が伴う “With great power comes great responsibility

コンテンツ

ポストCMS時代のコンテンツ管理

従来のCMSは大きすぎる 従来の CMS をつかった Web サイト制作は、様々なレイアウトパターンを制作し、そこに集めてきたコンテンツを表示させるというものでした。コンテンツを MySQL のようなデータベースに格納し、それをアプリケーション側で整理や連携を行い、指定したテンプレートに書き出していきます。コンテンツの格納、操作できるアプリケーション、表示させるテンプレートという 3 つの要素をもつことが CMS の特徴といえるでしょう。 しかし、これらすべてが含まれていることが今後の CMS の姿とは言えなくなってきました。コンテンツ、アプリケーション、テンプレートという Web サイト制作のための要素が、すべてひとつのシステムによって管理されているのは作る側にとって効率的で便利ですが、運営側にとって不都合なことが幾つかあります。 * 別システムへのコンテンツの移行が難しい * 機能追加が必要な場合、CMS向けに独自開発が必要になる * テンプレートも独自開発が必要で、組み込み作業も発生する オールインワンで様々な操作ができる利便性はありますが、ひとつのシステムに監禁