MdN が web creators conference の後継として去年から始めている Designer meets Designers。毎回異なるテーマを扱って幾つかのセッションで構成されています。来月になる 5月9日金曜日に行われるイベントのテーマは『Web標準』。デジパの加藤さん、ミツエーリンクスの木達さん、IMJの山本さんという蒼々たるメンバーが Web標準について語りますが、その中に僕も混じっております。東京で何か話すのは1年ぶりですね。こうしてまた話す機会があるというのは嬉しいではありませんか。

当初、「Web標準最新事情について話していただきませんか」というところからスタートしたわけですが、HTML5XHTML2についての話を聞いてためになるかどうか微妙ですし(それをおもしろく話すのもテクニックかもしれませんが)、最新のCSSテクニックとか紹介しても、こういう系は既に飽和状態なのでわざわざこのイベントですることでもないような気がしました。こうした技術的な面での最新事情とは別の動きも実はあったりします。数年前からあったことと言われてしまえば確かにそうですが、「Web標準」の言葉の意味に関するディスカッションの再燃が去年あたりからネット各地でみられるようになりました。そこでそのあたりの動きを踏まえつつ、このサイトで時々書いている Webデザインに関する話を組み合わせた内容にすることにしました。

というわけで、セッションのタイトルは『さよなら Web標準』になりました。

少し前にこういう活動をした直後にそのタイトルはないだろうと思う方もいるかもしれませんが、これは Web標準を否定している意味での「さよなら」ではありません。以下に MdN のサイトでも既に公開されている概要を引用しておきます。

Web標準は人によって様々な意味や思いが含まれている言葉。この言葉が使われるようになって数年経った今、言葉がもつ意味も当初とは異なるものになってきました。よりよいWebサイト構築を実現するために一躍買ったWeb標準という言葉ですが、同時に誤解を生んでいる言葉といえるでしょう。今セッションでは Web標準という言葉が生まれた当時と今を比較しながら、必要とされない「Web標準」とこれからさらに重要になってくる「Web標準」を紹介していきます。

技術的どうこうではないので、まだ始めた方にとってなるほどと言える内容になると思いますし、Webディレクターと呼ばれる方や数年仕事をしている方にとっても楽しめる内容です。簡単に今までの流れのおさらいも入るので懐かしいと思う方もいるかもしれないですね。

平日の午後からでしかも有料イベントなので気軽に来難いですが、全セッションそれぞれ異なる魅力がある内容になっていると思います。5月9日に遊びに来れそうな方はぜひ。