Latest thinking

すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。

講演

楽天トラベルサマーフォーラムで基調講演をします

昨年の暮れから今年にかけて精力的に講演 [http://www.yasuhisa.com/could/tag/%E8%AC%9B%E6%BC%94/] を行っているわけですが、7月に私的なビッグイベントがあります。 7月9日と17日に開催される楽天トラベルサマーフォーラム 2012 [http://travel.rakuten.co.jp/forum/2012/] に登壇することになりました。東京、大阪で合計およそ2000名が参加されるこのイベント。毎年、楽天トラベルに登録されている宿泊施設の方々が参加されており、分科会、アワード、展示会がある盛りだくさんの内容。一般の方には知られていないイベントではありますが、その規模をみると、大きなイベントということが分かります。 過去を振り返ると錚々たるメンバーが基調講演を行っているわけですが(例えば昨年は安藤忠雄氏)、今年は私が基調講演という大役を受けさせていただくことになりました。昨年末の CSS Nite Shift5 [http://www.yasuhisa.com/could/article/shift5-the-end-of-w

May 22, 2012 1 min read min
コンテンツ

利用者の意図から探るサイトデザインの最適化

以前から文脈によってコンテンツ配信が活かされる [http://www.yasuhisa.com/could/article/context-content/] という話はしてきました。テクノロジーを活かすことで、適確な文脈を読み取ってコンテンツ配信が可能になるのではないかという提案をしてきたわけですが、デザインプロセスとしてコンテキストを考えることが重要になることもあります。今回は企業の製品ページに注目して、文脈とコンテンツ配信がどう結びついているのかを検証していきます。 [http://mb.softbank.jp/mb/smartphone/product/104sh/]機能や料金がすぐ分かる HTML ベースのページ。表示速度もはやく、ページ遷移も機敏。 [http://k-tai.sharp.co.jp/dash/s/104sh/special/ ] 雰囲気を重要視した Flash サイト。読ませるというより、眺めることを目的としている。このように製品ページに HTML版と Flash版と 2つ用意されていることがあります。 同じ AQUOS PHONE の紹介ページです

May 16, 2012 3 min read min
デザイン

Paul Randとデザインと私

ポール・ランド [http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89] の名前を知らなくても、彼のデザインは私たちの身の回りにたくさんあります。IBM, Apple, ABC など数多くのコーポレートアイデンティティを手がけたデザイナーです。1996年に他界した彼ですが、YouTubeに晩年のインタビューが配信されています。30分と長いインタビューですが一見の価値あり。彼のキャリアを振り返りながら、彼が辿り着いたデザインの捉え方を知ることができます。 いきなり「グラフィックデザイナーはそれほど重要な存在ではない」という言葉からインタビューがスタート。しかし、それは見た目を良くするためだけのグラフィックデザインを指しており、デザインには存在意義があるとしています。例えば、ビジネスを理解している良いデザイナーであれば、見た目を良くするだけでなく、記憶に残りやすいデザインがつくれる。人々の生活を良くするためにデザイナーは存在していると語っています。

May 9, 2012 1 min read min
セミナー

プロトタイピングやコンテンツに関する講演を行います

今年は 1月から講演ラッシュで忙しくしていたのですが、4月は特に何もなくリラックスして過ごすことができました。5月から徐々に表舞台で話をすることになりそうです。 [http://www.aoit.jp/20120526/]2012年5月26日(土)あおもりIT活用サポートセンター [http://www.aoit.jp/20120526/]主催のセミナーで登壇します。青森では毎年講演をしており、昨年はコンテンツ戦略 [http://www.yasuhisa.com/could/diary/aomori2011-content-strategy/]について話しました。今年は「 これから求められるWebコミュニケーションスキル 〜 今日から始めるプロトタイプデザイン 」という題名で、プロトタイプの基礎について講演します。最近の講演は未来像を描く内容が多かったわけですが、青森の公演では久しぶりに実践寄りの話をしようと思っています。題名どおり今日から使える内容です。 2月に開催された CSS Nite in TAKAMATSU [http://www.yasuhisa.com/could

May 3, 2012 2 min read min
アイデア

答えを見つけるプロセスを楽しむエージェンシーモデルの提案

情報過多だから人に頼る 先日 New York Times で「Are Travel Agents Back? [http://travel.nytimes.com/2012/04/22/travel/are-travel-agents-back.html] 」という記事が公開されました。旅行業界のマーケティング会社 PhoCusWright [http://www.phocuswright.com/] によると、2010年、2011年と 2年連続で旅行代理店/代理人が成長したそうです。欧米では Expedia [http://www.expedia.com] や、Travelocity [http://www.travelocity.com/] のような総合旅行サイトが 2000年前後から利用者の指示を得ていて、旅行をするなら代理店ではなく、サイトを訪れるのが一般的でした。しかし、PhoCusWright

May 2, 2012 3 min read min
Cosmonaut

Cosmonaut

iPad [http://www.apple.com/jp/ipad/] は、手だけで操作をしたり絵を描けるのが魅力ですが、精密な作業には向いていません。手をつかったドローイングは滑りが良くないため、想い通りに絵が描けません。そこで、スタイラスがあると便利なのですが、たくさんの選択肢があって選ぶのが困難です。 少しでも早くアウトプットが出来るように iPad にプロトタイプやワイヤーフレムを描くためのアプリを幾つか入れているのですが、それらをより活かすためにスタイラスは欠かせません。そこで、今回紹介するのは、私が iPad でドローイングするときに使っている Cosmonaut [http://www.studioneat.com/products/cosmonaut] というスタイラスです。 ホワイトボードに書くときに使うマジックペンをイメージしたスタイラス。元々 Kickstarter [http://www.kickstarter.com/] がキッカケで、私も幾らか出資をしたプロジェクトのひとつです。最適な素材集めからスタートしたこともあり、プロジェクトが決行してから完

Apr 25, 2012 1 min read min
デザイン

スタートアップとデザインについて

Pinterest [http://pinterest.com/yhassy/], Path [https://path.com/], Instagram [http://instagr.am/] など、アプリのスタートアップでデザインが重要であると言われるようになってから久しいです。しかし、デザイナーという存在の理解はされているのかというと時々分からなくなります。 [http://startupsthisishowdesignworks.com/]考えるきっかけを与えてくれたのが、Wells Riley 氏が公開した「Startups, This is How Design Works [http://startupsthisishowdesignworks.com/] 」というページ。デザインの全体像が分かる素晴らしいまとめではありますが、デザイナーへの期待値を不意に高めている部分があります。 アプリデザインに絞って考えたとしても、そこで必要とされるデザインは、インタラクション、グラフィック、アーキテクチャ、タイポグラフィ、コーディング、ユーザースタディなど多岐にわたります。

Apr 22, 2012 2 min read min
モバイル

モバイルがライフスタイルになるための3つの視点

今月の始めに発表された、魔法の AR メガネ Project Glass [http://g.co/projectglass]。未来を感じさせてくれると同時に 広告だらけになるのでは? [http://www.youtube.com/watch?v=_mRF0rBXIeg] と考えている方もいると思います。我々ユーザーからのフィードバックを募集しているわけですから、今後どう成長して製品化されるのか楽しみです。 このプロジェクトに関わる Google X のエンジニアが残した以下のメッセージ [https://plus.google.com/111626127367496192147/posts/aKymsANgWBD]が少し気になりました。 > テクノロジーはもっと便利になるべきだと考えている。必要なときにはそこにあり、必要がなければ自ら姿を消す。そんなあり方が理想的だ。 素晴らしい視点ではありますが、今のようにメガネという形が必要でないときに見えない存在になり、人と人とのインタラクション(対話)を助長させるもなのか疑問です。 グラスを付けている人に会ったときに、あなたは

Apr 17, 2012 3 min read min
プロセス

「could」という言葉とデザインとの繋がりについて

1998年4月16日「could」という名前で Web サイトを始めました。 当時は大学生だったということもあり、日々の生活を綴る日記を書いていました。内向的な日記を書いていましたが、 2001年にはログ(リンクに一言添えたもの)を始め、2003年に自作 CMS をつくり、今は WordPress へ移行して Web と デザインに関わる記事を書いています。 時々「cloud (雲)」と間違われていることもありますが、なぜこんな奇妙な名前を使い続けているのか。書いている内容は変わり続けているのにも関わらず、この名前を使い続けているには理由があります。 「could」という言葉は can の過去形として扱う直接法だけではなく、「…できる(なら)」「…できるだろう 」といった仮説法も含まれていて、このサイトはそんな可能になるかもしれない未来への想いを題名に込めています。私たちは常に何か違った可能性を秘めながら生活や仕事をしています。無数の可能性や過去にしてきた決断について考えたい・・・それが私にとっての could だったりします。 なぜ今更自分のサイトの由来について書いているのかと

Apr 17, 2012 2 min read min