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流動し続ける時代におけるWebとの付き合い方

2012年2月18日、CSS Nite in FUKUI [http://cssnite.fisc.jp/]が開催されました。今回は「 予測不可能な世界でWebデザインをしよう 」と題して、今後のWebに必要とされる価値と制作のためのアプローチについて話をしました。2年前は聞いたことなかったようなサービスやデバイスが、あっという間に大企業に成長したり、広く普及する時代。先がどうなるか分からない中、私たちは今何ができるのでしょうか。 テクノロジーで変化する人の価値観 価値観は、どのようなテクノロジーと共に暮らしているかで決まる部分があります。「本を読む」にしても、紙媒体の書籍だけ想像する人もいれば、ケータイや電子書籍を想像する人もいます。「TVを見る」にしても、HDDレコーダーをつかって観覧している人と Apple TV を使っている人では番組を見る行為が異なります。 紙の雑誌は、動かないiPad・・・それを当たり前と感じる世代が2年前に突然現れたわけです。 テクノロジーが物事の捉え方に大きな影響を与えているわけですが、近年テクノロジーの進化のスピードが急激に高まったことで、たっ

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キーワード 2012: Everyscreen(スクリーンワールド)

スクリーンに囲まれた世界 「デジタルとリアルの境目がなくなってきた」 「リアルな交流が Web でも出来るようになった」 そんな言葉を耳にするようになった理由のひとつは、Web へアクセスする手段がパソコン以外からでも手軽に出来るようになったから。いつでも何処でもアクセス出来るわけですから、Webを身近に感じるのは当然のことなのかもしれません。スマートフォンだけでなく、 iPad [http://www.apple.com/jp/ipad/] や Kindle Fire [http://www.amazon.com/Kindle-Fire-Amazon-Tablet/dp/B0051VVOB2] をはじめとしたタブレット機器も利用され始めたことで、パソコンから Web を見るという行為は過去のものになりつつあります。 Ciscoの調査結果によると [http://newsroom.cisco.com/press-release-content?type=webcontent&articleId=5892556] 、2015年までにモバイル機器のインターネットのデータ送受信量は今の2

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キーワード 2012: Cultivate(耕作する)

昨年「キーワード 2011」と題して注目のテーマを幾つか紹介しましたが、今年もやります。最初のキーワードは「Cultivate 」です。農業に挑戦しようという意味ではなく、耕作するときのような視点と振る舞いをしようという意味が含まれています。このキーワードはデザイナーだけでなく、Web に関わる様々な仕事に通じます。 Webの狩猟時代は終わった Web だけではありませんが、今までのビジネスは石器時代の狩猟社会に似ていると思います。顧客をたくさん獲得すること、ひとりでも多くの振り向いてもらうこと、自分たちの場所に集めること・・・これらは野生の動植物を採取していた石器時代の狩りと重ねることができます。Web でもページビューや会員数の価値は未だに高いですし、ソーシャルメディアだと言っても結局 Like 数やフォロワー数といった『採取数』が重要視されています。とにかくたくさんの人に注目してもらうにはどうしたら良いのか、という考え方は狩猟社会的な価値観かもしれません。 人の顔が見え難く、ひとりひとりのニーズを聞き入れることが難しい状況であれば、たくさんの人を『刈り取る』くらいしか出来なか

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Louis C.K. とネットプロモーションの挑戦

Louis C.K. [http://en.wikipedia.org/wiki/Louis_C.K.] というアメリカのコメディアンがいます。人や社会を皮肉な視点で描写しつつも、そのストレートなコメントがおもしろく聞こえるという点では George Carlin [http://en.wikipedia.org/wiki/George_Carlin] に似ているところがあります。そんな彼が最近 Web を活用して興味深い実験を行いました。 日本のお笑い芸人と同様、アメリカのコメディアンもライブの模様を DVD で販売しているわけですが、先日インターネットで個人販売 [https://buy.louisck.net/]を始めました。5ドルでしかも DRM なし。購入したらすぐに彼のライブを好きなデバイスで楽しむことが出来ます。 個人販売といっても6つのカメラで撮影され、プロによって編集された本格的なライブ作品。販売を始めてから3日間で 500,000 ドルの売上を記録。チケット販売である程度、映像制作のコストはまかなえているそうですが、Web

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開かれたWebと閉じたWebの間で

先月の WordCamp の講演 [http://www.yasuhisa.com/could/article/wordcamp-contentstrategy/]で、CMS は API のような存在になると話しました。Webサイトに訪れてもらうために情報(ページ)を管理するための CMS から、様々なデバイスやサービスへ配信することを考慮したコンテンツ(データ)を保持する CMS へ変化する。そのためにも、CMS を扱う私たちは Web ページという枠に囚われない設計が必要になるという内容でした。 WordCamp という場だったので、CMS にフォーカスした内容になりましたが、実のところ Web そのものが API になりつつあります。 従来 Web上にある様々なデータを読み込んで、人が理解できるインターフェイスにするのは Web ブラウザの役割でした。パソコンに最初からあったことと、多くの方に使われていたという理由で Web ブラウザという名のアプリで動作する技術が使われ続けていました。 Web ブラウザ上で情報を表示させたり動作させるためには

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本を自由にした Project Gutenberg

[http://www.gutenberg.org/]Project Gutenberg [http://www.gutenberg.org/] をご存知ですか? 1971年マイケル・S・ハートによって始まったプロジェクトで、著作権の切れた名作などを無料で公開しています。似たようなプロジェクトは国内外で立ち上がっていますが、これが最も古い電子図書館として知られています。今年の7月でちょうど 40 年になりました。 現在、36,000 冊以上の電子書籍が無料で公開されており、今出回っている電子書籍リーダーほぼすべてに対応しています。ほとんどの電子書籍が HTML かテキストファイルで公開されているので、読めないデバイスはないといっても過言ではありません。数は少ないですが日本語の書籍 [http://www.gutenberg.org/browse/languages/ja]も幾つかあります。 まるで Wikipedia のように参加型で徐々に電子書籍の数を増やしてきた Project Gutenberg。今なぜこの話題にふれているのかというと、9月6日に創始者のハート氏が他界し

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境佑司さんとフラグメンテーションをテーマに対談をしました

対談が続いている Podcast 「Automagic」ですが、今回は音声、映像、テキストで幅広い情報を配信している境佑司さん [http://admn.air-nifty.com/web_design/]との対談。今年で2回目になります。2月に [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/automagic-podcast/]境佑司さんと対談 [http://admn.air-nifty.com/web_design/2011/02/file-6372010--2.html] をしたときは、電子書籍や今後のWeb制作をしている人が入れる領域について話をしました。今回は、デバイスや情報のフラグメンテーション(分断)をテーマから入り、いつの間にやらゲームの話までしてしまうというという内容。1時間半くらい話していたのですが、アッと言う間に時間が過ぎ去ってしまいました。 過去10年くらいに登場したモバイル機器を並べながら行われた今回の対談。Android で起こる統一感のないインタラクションやインターフェイス、Webアプリとネイティブアプリの

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ロングテール化するTVと4つの展望

Apple TV [https://www.amazon.co.jp/dp/B004BR2CL8/ref=as_li_ss_til?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=B004BR2CL8&adid=1SKXA5YKF6N8T9HXH85A&] で見たい海外TVドラマや映画を好きなタイミングですぐに見れたり、自分がお気に入りの購読チャンネルを iPad や iPhoneで気軽に見れたりするようになった現在。HDDレコーダーが出たあたりから、CM をスキップして番組が見れる環境が整い始めてきましたが、今はクラウドからのストリーミング、オンラインサービスとの連携でいつでも何処でも見れたり、予約も何処からでも簡単にできます。TV が TV 局の番組を受信・映写する機械から、クラウドに通じるモニターに変化しているんだなとシミジミ思います。 Hulu

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Webから始まる教育パラダイムシフト

Sir Ken Robinson Changing Paradigms Creativity expert Sir Ken Robinson will ask how do we make change happen in education and how do we make it last? 教育システムと教育に対する考え方に鋭い疑問を投げかけるサー・ケン・ロビンソンの講演。同講演のイラスト版はこちらから [http://www.youtube.com/watch?v=zDZFcDGpL4U]。 MIT が講義を無料で公開する OpenCourseWare (OCW) をはじめて 10年になります [http://ocw.mit.edu/about/next-decade/