Tagged

仕事

A collection of 110 posts

デザイン

Webデザインがつまらなく見えてしまう理由

魅力が伝え難いWebデザイン Webデザインを説明するのは非常にやっかいです。このサイトでも何度も取り上げては書き続けていることですが、上手く説明しきれていない部分は少なくありません。 最近よく感じることが Web サイトの魅力を伝えるのは難しいということと、そもそも「魅力・良さ」という部分も人それぞれであるという点です。いろいろな意味が含まれていると思いますが、Web における「魅力・良さ」は、見た目や動きに集約されることが多いです。 ときどき、Webデザイン専門学校の先生とお話をすることがありますが、HTML の勉強をずっとしてても、最終的に出て来る作品がフルFlashということがあるそうです。当然 Flash サイトが魅力的ではないわけはありません。良い Flash サイトもたくさんあります。学生さんが Flash を選んだ気持ちも分かります。パッと見たときの魅力やインパクトは Flash サイトのほうが感じやすいのは事実です。勉強のきっかけは誰か目指したいと思えるロールモデルがいるという場合もありますし、「こんなサイト作りたい」と思える単純な思いからです。見た目がいいものが

UX

UXの定義と私たちの仕事の関係

UXデザイナーと名乗る方にとって、体験という主観的かつ概念的な要素をいかにして測定し、価値を見出すのが課題のひとつです。それについては「 UXの測定項目を考えてみた [http://www.yasuhisa.com/could/article/ux-metrics/] 」という記事で候補になりそうな項目を幾つか挙げて解説しましたが、項目を考える上で常に UX (User Experience) とは何か?という質問に辿り着くのではないでしょうか。UX に興味がある方、又は仕事としている方はそれぞれ自分で UX を定義していると思いますが、明確なラインが引けないですし、すべて自分で出来るというものではないので説明が難しい言葉です。Webデザインより説明が難しいと感じることがあります。 「UX」とひとことで言い表すことが出来るわりには、包括する分野が非常にたくさんあります。UX を作り手、顧客、マーケットなど見る切り口によって違ってきますし、数多く存在するアプローチは分断しているのではなく、密接に入り組んでいます。UX の定義という難しい課題に多くの方々が挑戦しており、UXの視覚化に成功

仕事

D208にて残るWebサイトの特徴ついて話しました

MdN web creator が主催する Designer meets Designers [http://www.mdn.co.jp/webcre/d2/] で講演をしてきました。およそ1年半前に「さよなら Web 標準 [http://www.yasuhisa.com/could/diary/d2-03-thank-you/]」という講演をして以来の2度目になります。今回は「 好まれるWEBの7つの特徴に学ぶ、サイトづくりのキーワード」という少々長々しいタイトルで、今デザイナーが知っておきたいスキルについて話しました。 内容は今ホットな技術やテクニックについての紹介というよりかは、これからデザイナーとして又は Web に関わる仕事をしていく上で重要なことは何かという少し広い視野の内容。今話題の情報を紹介するだけでも良いのかもしれませんが、流行ネタだけでは身に付く能力に繋がらない場合もありますし、本質的なことを見失うこともあります。流れが速い時代だからこそ、ついて行くだけだと疲れ果ててしまうこともありますし、先が不安になるのではないでしょうか。今セッションでいう「知っておきたい

ビジネス

デザイナーが相手にアイデアを伝えるときの心構え

日本国内外問わず、優れたデザインのサイトが増えてきているのを見ると、デザイナーと開発者が分断されているイメージは昔のものと感じることがあります。全体的に見ればそうなのかもしれませんが、悩んでいる方も少なくないも現実。技術的な要素が非常に強いと同時に、感性だけでは成り立たたない Web デザインにおいて、自分とは違う分野の方とのコミュニケーションは永遠の課題といえるでしょう。良いデザインを作り出すためには、どのようなことに気をつければ良いでしょうか。 以前執筆した「建設的な会話をするために気をつけておきたいこと [http://www.yasuhisa.com/could/article/constructive-feedback/] 」も似たようなトピックを扱っているので興味がある方はどうぞ。 開発者になる もちろん本職として仕事にしろという意味ではありません。Perl でも PHP でも Ruby でも何でも良いので、簡単なプログラムを作ることで彼等がどのような考えでモノを作り上げているのか分かります。開発者の声を聞いたり、書籍を読むのも手段ではありますが、体験することが最も効果

ビジネス

クリエイティブを伝えるためのヒント

Illustration is from H is for Home [http://www.flickr.com/photos/h_is_for_home/2310455009/]仕事を伝えるためのクリエイティブ ここ数年、デザインやクリエイティビティへ注目が集まっています。ものづくりの世界だけでなく、ビジネス戦略や組織論にまでデザイン思考やクリエイティブであることの重要性が強調されています。また、顧客のクリエイティブを利用したマーケティングキャンペーンやサービスも少なくありません。もちろん、中には誤解しているものもあれば非生産的なものもありますが、少なくとも言えることはビジネスの世界でもデザインやクリエイティブの価値は高いということです。 こうした中、私たちは何が出来るでしょうか。作品を単に見せるだけでは、クリエイティブを伝えるには物足りない場合がでてきます。今後、自分たちのクリエイティブを伝える上で、考えておきたい4つの項目があります。 * 作り上げるための道筋 (クリエイティブプロセス) を説明することが出来るか * クライアントが言う「クリエイティブ」の意図を読み解け

仕事

マイコミジャーナルでの連載が100回を迎えました

本日掲載された Magntize [http://journal.mycom.co.jp/column/lifehack/100/] の紹介記事で、 クリエイターのためのライフハック [http://journal.mycom.co.jp/column/lifehack/index.html] がめでたく100回目を迎えました。第一回目の Writeboard [http://journal.mycom.co.jp/column/lifehack/001/index.html] の紹介が 2006年ですから3年以上かかってしまいました。週に2,3回で途中から別の連載 [http://journal.mycom.co.jp/column/anatomyofwebdesign/index.html] を始めていることもあるので余計時間がかかったのかもしれませんが・・・いや、かかりすぎか。

仕事

テラハウス訪問で考えた教育のこと仕事のこと

先日、東中野にあるテラハウス ICA [http://www.terahouse-ica.ac.jp/] キャリア開発研究所の見学に行きました。テラハウスは再就職訓練を実施している施設。東京都産業労働局には職業能力開発センターや職業能力開発校といった組織がありますが、テラハウスは民間委託訓練施設に属します。教務部長の金澤さま、 キョウリツネット [http://rico-web.net/]の新井さまと牧原さまにお時間をいただいて、職務訓練の現場について、そして教育する側からみた Web の仕事についてお話を伺いました。 再就職訓練という一度社会に出ている方を対象にして短期間で Web の仕事ができるためのスキルを教える場。3ヶ月の授業と1ヶ月、Webサイト制作会社にてインターンとして働くことが出来るカリキュラムになっています。週に5日の授業はトータルで360時間ありますが、その間に「使う拡張子はなに?」から具体的なワークフローの実践まで幅広く学ぶわけですからかなりハードです。しかも Photoshop, Illustrator, Dreamweaver, Fireworks, Fla

仕事

Progressive Enhancementに関する調査結果

このエントリーは「質問: ウェブサイトの見た目は同じにしなければならないか? [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/question-progressive-enhancement/] 」の続きにあたります。もう1ヶ月前になってしまいましたが、ついに結果を発表出来るようになりました。有効回答数は 134 とサンプルとしては良い数になりました。ひとつの調査結果として捉えるには十分な数ですが、私のサイトと Twitter で告知したということもあり、若干偏っている可能性があるのでご了承ください。前回のTwitter経由でいただいた回答 [http://www.yasuhisa.com/could/article/ask-twitter-progressive-enhancement/] も一緒にご覧になるとおもしろいかと思います。 回答に参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。 回答された方の役職はコーダーとデザイナーが半数を占めるものの、様々な役職の方が均等にいるという印象があります。今回は複数回答をアリにしましたし、特

コンテンツ

コンテンツを活かすためのサイト制作

ウェブサイト制作の仕事をしているとはいえ、サイトの情報構造やインターフェイスについて考えているだけではありません。どのようにしてサイトにコンテンツを掲載するのか、それらをどのように管理していくのか、なぜそのコンテンツをサイトに掲載する必要があるのか検討しなければいけません。クライアントによっては掲載したいコンテンツが漠然であったり、壮大な場合があります。クライアントのニーズに応じて、CMSに頼る部分を検討する必要もあります。ウェブの媒体を活かした戦略はあるので、それがどういったものか、専門用語も含めて解説を行ったり、フィードバックをするプロセスがあります。 これがデザイナーの仕事なのかといえば、違うのかもしれません。私が好んでこうしたやりとりをクライアントとしているのは、デザインをするための材料であり、中心的存在となるコンテンツについて考える時間に参加して調整が出来る点にあります。ウェブサイトは立ち上がったので終了というより、立ち上げてからどうサイトを成長させるのかが重要です。最初の段階でクライアントとコンテンツについて考える時間を設けることは、同時に立ち上げた後のプランも立てやすい