Yasuhisa Hasegawa

Yasuhisa Hasegawa

Web やアプリのデザインを専門しているデザイナー。現在は組織でより良いデザインができるようプロセスや仕組の改善に力を入れています。ブログやポッドキャストなどのコンテンツ配信や講師業もしています。

アイデア

使えそうなニュース特集ページを考えてみました

とりあえず良い兆候がみえはじめた南オセチア紛争 [http://news.google.co.jp/?ncl=1236871981&hl=ja&topic=h] 。グルジアは小さな共和国ではありますが、ワイン発祥の地としても知られており、以前キンズマラウリ [http://www.rakuten.co.jp/ichiishop/705587/723129/#757689] というワインを購入したこともあって、知っている国ではありました。それ以上のことはあまり知らなかったわけですが、今回の紛争を聞いたときはびっくりしました。 当然のごとくウェブで情報を集めるわけですが、日本のニュースサイトではどうも良い感じにまとまったページというのがありませんね。「特集」というページが設けられていますが、新着順で並んでいるだけですし、概要を知るにも深く知るにも、物足りない感じがします。結局 Google ニュースへ行くこともありますが、すべての記事が平面上に並べられているので、これはこれで不便だったりします。 文句を言うのは簡単なので、いったい何が課題でどうすると (少なくとも) 自分にとって便利な

CSS

CSS Variables と CSS の未来

ここ数年にリリースされたウェブブラウザは W3C の仕様に従いつつ、実験的に独自の要素を実装して表現の幅を広げようとしています。CSS まわりでは WebKit [http://webkit.org/] がリードしているのではないでしょうか。マルチカラム [http://webkit.org/blog/88/css3-multi-column-support/]や複数背景画像 [http://www.css3.info/preview/multiple-backgrounds/]のような CSS3 にあるものから、反射 [http://webkit.org/blog/182/css-reflections/]やマスク [http://webkit.org/blog/181/css-masks/]のような変わったものまで実に様々です。 最近 WebKit のほうにも実装され、今月の CSS WG で草案化する可能性がある仕様で

インターネット

メディアの消費の仕方の進化

テクノロジーの発展により人々は多くのメディアを消費出来るようになってきました。グーテンベルクが活版印刷技術を発明することで、多くの人々が文字にアクセス出来るようになった 15世紀から、テクノロジーがメディアの流通に大きな役割を果たしてきたといえると思います。 より個人的な体験へ 文字、映像、音声と様々なメディア媒体がありますが、共通しているのが、テクノロジーが発展していくにつれて徐々にパーソナルな体験へ移行しているという点です。書籍も昔は値段が高く数も少なかったので、ひとつの本を共有して読書していましたが、今はひとりで何冊も持っており、いつでも何処でも本を持ち出して読むことが出来ます。 テレビにしてもそうですね。 最初はひとつのテレビに家族が集まって視聴していましたが、テレビも安値で小型のものが登場するようになり、ひとつの部屋に1台テレビになるほど普及しました。そして今は携帯機器にテレビが実装されているので、書籍と同じように場所を選ぶことなくメディアを楽しめるようになりました。 つまり、今のメディア / コンテンツの楽しみ方というのは個人的な体験になってきているということです。ひ

仕事

トップページの旅へ出かけてきます

今までbuilder by ZDNet Japan [http://builder.japan.zdnet.com/] のほうで、iPhoneサイトの構築 [http://builder.japan.zdnet.com/sp/07buildisite/]やサイトのローカライズ [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/builder-localize/] といったミニ連載を執筆してきました。マイコミジャーナルのライフハック連載 [http://journal.mycom.co.jp/column/lifehack/] のように長期でやるおもしろさもありますが、短期でいろいろ書くというスタイルもおもしろいですね。とはいっても書くのが得意というわけではないので『生みの苦しみ』があったりするわけですが(汗 今回、また新たにミニ連載が builder のほうでスタートしました。その名も「トップページにみる日本のウェブデザイン [http://builder.japan.

アクセシビリティ

アクセシビリティPodcastに出演しました

ウェブアクセシビリティに関する情報を音声で聞きたいという方にとって 辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast [http://accessibility.mitsue.co.jp/] は欠かせない存在だと思います。既にシーズン4に突入しているわけですが、今シーズンからゲストを呼んで対談形式で放送するのが何回かあるそうです。その一人目のゲストとして出演してきました。 一見、かけ離れた存在のように感じるデザインとアクセシビリティですが、重なる部分はとても多いと思います。前編・後編に分かれていて、前編はウェブアクセシビリティ全般の話題。後編はプレゼンの話題も含めていろいろ話をしてきました。本格的なスタジオで収録したことがなかったので、少し緊張しましたが楽しい時間でした。というか、時間が足りなかった(汗 * 「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第20回 前編 [http://accessibility.mitsue.co.jp/archives/000133.html] * 「辻ちゃん・ウエちゃんのアクセシビリティPodcast」第20回 後編

Subject to Change
デザイン

Subject to Change

ユーザー・エクスペリエンスをウェブサイト制作で実践している Adaptive Path [http://www.adaptivepath.com/] で働いている方4名が共著した本。The Long Wow [http://adaptivepath.com/ideas/essays/archives/000858.php] をはじめ、サイトで掲載されていたコラムと新たに加わった情報が一冊としてまとまった本という印象ですね。タイトルの「Subject to Change (変更する可能性)」からも分かる通り、変化を予測出来ないほど未来はダイナミックでスピードがあるので、それらに柔軟に対応出来るようにしようというのがテーマでした。 人が求めているより良い体験は、ひとつのプロダクトやサービス単体によって実現出来るものではなく、企業・機関そのものも変化する (デザインされる) ことによって初めて実現出来ることが指摘されています。その中で、顧客調査、デザイン、そしてアジャイル的な技術導入というプロセスが必要であるとされています。機械的に解析して決められたプロセスの中で『作業』するのではなく

仕事

建設的な会話をするために気をつけておきたいこと

ウェブサイトの構築といっても、立場関係を考慮することなく、コラボレーションのようなデザインプロセスになってきています。デザインプロセスのどのフェイズにおいても、開発メンバーやクライアントを交えて意見を交換するときがあります。皆でサイトを作り上げて行くわけですから、会話をすることはとても大事な時間ではありますが、建設的な意見ばかりが出て来るわけではありません。時には会議が迷走してしまったり、開発メンバーの士気を下げてしまう可能性もあります。 チームメンバーだけでなくクライアントにも伝えておきたい、建設的なフィードバックの仕方。よりよいウェブサイトを皆で作って行くために覚えておきたい項目を5点紹介します。 感情を含む熟語を含めない 「好みではない」「違う気がする」といったネガティブな表現だけでなく、「好きだね」も使うのを控えたほうが良いです。もちろん、違う意見を言うことは悪い事ではないですし、「好みではない」と考えることは誰でもあります。そのとき感情的な表現をそのまま述べるのではなく、どうしてそう感じるのかを考えてフィードバックすると良いでしょう。 問題と言わない この言葉が入った瞬間

セミナー

青森でウェブマーケティングの話をしました

この記事は「青森で3度目のセミナーをします [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/third-seminar-in-aomori/]」の続きにあたります。今回は見事に岩手・宮城内陸地震 [http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/iwate_miyagi_earthquake/] に遭遇してしまったわけですが、無事にセミナーを終え帰宅することが出来ました。今回は青森県庁が主催しているウェブマーケティングセミナーのシリーズ第1回目で「 ウェブという媒体を理解した情報発信とネットワーク作り 」という題名で話をしました。第一回目ということで、「そもそもウェブマーケティングって何ですか」という部分を中心にイントロダクションのようなプレゼンを構築しました。 もちろん、ウェブマーケティングを解体していくと、様々な系統やアプローチが存在するので、それこそキリがない話ですが、今回はウェブでしか出来ない事、ウェブだからする価値があるマーケティングは何なのかを紹介しました。ウェブは大企業であったり媒体を持ってなければ人々

映画

「Wall-E」のアニメーションは完全なる不完全

前回「ピクサーが考えるイノベーションの鍵 [http://www.yasuhisa.com/could/article/pixar-innovation/] 」で、ピクサー映画のおもしろさの秘密の断片を紹介しました。ブラッド・バード監督は映画「アイアン・ジャイアント [http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002GD4K0/could-22/ref=nosim/] 」の成功でピクサーに入った方で、オリジナルメンバーではない方です。スティーブ・ジョブスが彼をスカウトしたそうですが、その理由もトイストーリーシリーズで成功を収めたピクサーがこのままの状態に留まらずイノベーションをし続けるためのの起爆剤としての役目だったとか。結果的に今でも先進的なアニメーションをピクサーは作り続けているわけですから、ジョブスの英断だったといえるかもしれません。 新作「Wall-E [http://www.disney.co.jp/movies/wall-e/]」は、「ファインディング・ニモ [http://www.amazon.co.