COULD
すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。
UCDではないもの
UCD (User Centered Design) / 人間中心設計プロセスは、ここ数年注目を浴びている言葉のひとつ。特に私が携わっている Webサイト制作業界でよく聞く言葉のひとつですし、エンジニアやプログラマーも UCD を意識している方も少なくありません。UCD について詳しく知りたい方は、棚橋さんが書いた「 User Centered Designが必要な理由 [http://gitanez.seesaa.net/article/36221098.html]」が参考になると思います。 今このサイトで行っているオープン Web デザイン [http://www.yasuhisa.com/could/tag/openwebdesign/]も UCD を考えてやっていることではありますが、他のバズワードと同様 UCD も扱いに気をつけなければならない言葉だと思います。利用者のことを考えてデザインしていますという意思のようなものが UCD という言葉から伝わってきますが、「利用者を中心とした」という言葉の真意は何処にあるでしょうか。ペルソナを作ったとしてもごく少数のためにデザインす
手動と自動のバランスがサイトの質へと繋がる
カテゴリをエントリーのタイプと見なし、それぞれのエントリーに関するキーワードをタグとして書き込むという分類方法は多くの方にとってもしっくり来たといえるかもしれません。しかし、まだ考える余地が幾つかあるといえます。その代表格にあたるのが「 タグの役割を考えた見せ方 [http://www.yasuhisa.com/could/followup/role-of-tags/] 」でも話題になった「Follow-up」という分類。 Follow Up はサブタイプ > Toru [http://waviaei.com/]さん ArticleのFollow Upならば、ArticleとFollow Up。AnnoucementsのFollow Upならば、AnnouncementsとFollow Up。と言う具合に、両方にタイプ付けはどうでしょうか?個人的にはFollow Upは必要無いのでは? Toruさんが提案しているように、2つのタイプをチェックしておいたほうが良さそうです。また、「Follow Up」のリンクをクリックして、そのタイプのみを読むということはないでしょう。「Follow
企業ならではのマッシュアップとは
マッシュアップという言葉をきくとサイトAとサイトBのデータをかけあわせて、サイトCという新しい価値をもつサービスと連想します。しかし、技術側面からみると、 Netvibes [http://www.netvibes.com] のような独立したデータが表示される表層的なマッシュアップ、APIといったサーバーサイドソフトウェアを使ったマッシュアップ、Microsoft SQL Server [http://www.microsoft.com/japan/sql/default.mspx] のようなサーバーを使ってデータを完全にサーバーサイドでマッシュアップするといった方法もあります。 個人や小規模のチームで表層的なものや API を幾つか掛け合わせたマッシュアップは可能ですが、サーバーサイドのマッシュアップとなると、扱うデータがそもそもないといった場合もあるでしょう。しかし、企業のイントラネット/エクストラネットのソフトウェア開発であればサーバーサイドのマッシュアップの価値は高いです。 セールス、マーケットリサーチ、取引といったデータが今まで独立したソフトウェアやデータベースの中に存
Social Graph と hConnect
Google が今月初めに Social Graph API [http://code.google.com/apis/socialgraph/] を公開しました。Social Graph API について知りたい方はマイコミジャーナルの記事 [http://journal.mycom.co.jp/news/2008/02/04/032/] を参考にされると良いと思います。自分と友達の関係を特定のサービスに限定させることなく視覚化出来るという意味で非常に興味深いです。今後具体的になってくるであろう Google によるソーシャル検索のための伏線でしょうし、これが他サービスとどう組合わさって行くのかも楽しみですね。 もちろん、これにはプライバシーをどのように保護するのかといった課題も出てきます。例えば自分自身は Social Graph API を利用していなかったとしても、自分の友達が Social Graph API を利用して「友達である」と示していれば関係性が表に出てしまうのではないのでしょうか。つまり、自分が求めているかどうか関係なく自分に繋がっている誰かが API を利用
「マインドマッピングツール」としてblogを見る視点
この記事は「タグの役割を考えた見せ方 [http://www.yasuhisa.com/could/followup/role-of-tags/] 」の続きにあたります。とても重要な視点だと思うので紹介します。 > rssky.tblr* [http://rssky.tumblr.com/post/26235525]より ここら辺の事をもう一回徹底的に考え直してみることが、実は「blogの次」に繋がっていくのだと思う。ここにプラスして小川宏高氏のラディカルなまでの正論と、あとやっぱトロット夫妻のもうそれはそれは絵に描いたようなリベラル理想主義の部分をプラスして。 ヤスヒサさんに欠落しているのは「マインドマッピングツール」としてblogを見る視点、かな。(立ち位置をはっきりさせるためあえて除外してるんだと思うのだけど) あるいは”個人のマインドマッピング”がサイト、というかコンテンツとして成り立ちうるか、とか。 ツリー構造のカテゴリーと横断的連接のタグの相関関係を明確に見せる手法とセマンティック検索技術がうまく結びついた瞬間に”次のかたち”はそこに立ち現れるように思える。 実に鋭
タグの役割を考えた見せ方
この記事は「カテゴリとタグを上手に使い分ける [http://www.yasuhisa.com/could/article/category-tag/] 」の続きにあたります。 カテゴリに関して迷っている方は少なくないみたいですね。前回、提案したブログエントリーをタイプ別に分類する提案をしましたが、それに対して様々な意見や感想が出ているので、ここで共有しておこうと思います。 > lilac [http://www.yasuhisa.com/could/article/category-tag/#comment-19]さん (カテゴリは) ふつうにいらないんじゃね?みたいな。明確に必要、という答えが出せないんですよね・・・ 他の方も書いていらっしゃいましたが、機能が提供されているからといって使わなければならないというわけではないと思います。無理にいろいろ使おうとするとかえって複雑化してしまうので、そういった場合は思い切って省くことも重要です。これはデザインするときには重要な考え方のひとつでしょう。 今回のようにカテゴリをタイプと見なして使うのは自分のサイトにはフィットしているように思
カテゴリとタグを上手に使い分ける
CMS にタグというコンセプトが組み込まれる以前は「カテゴリー」はどういった情報がコンテンツに含まれているのかを示すものでした。例えば、Mac、映画、ライフハック、仕事といった具合だと思います。しかし、タグ機能が CMS に導入されるようになると、以前カテゴリ名として扱っていた名称 (キーワード) がタグへ移行していきました。 ここで課題になってくるのが、タグがコンテンツに含まれている情報を示すようになったので、カテゴリに明確に違う役割を示さなくてはならないところです。もし従来のように「Mac」というカテゴリを作ってしまうと、Macに関する情報が書かれたエントリーに Mac というタグを書き込むことは重複になりますし、管理する側もこれはカテゴリなのかタグなのかというのが分かり難くなり、記事によって異なる示し方になりかねません。 ブログエントリーとひとことで言ってもエントリーによって様々なタイプ (形式) があります。徒然と文章が書かれていることもあれば、リストだけで終わっているものもあります。どういったブログエントリーを書くかによって、文章の構成は変わりますし、場合によっては文体も
Laws of Simplicity
[https://www.amazon.co.jp/dp/4492556079?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=4492556079&adid=1KKG5DHCFDJG77G59QE0&] MIT Media Lab に所属し、現在 Rhode Island School of Design [http://www.risd.edu/president/] の学長である John Maeda [http://www.maedastudio.com/] 。 今も日本をはじめ世界各地を飛び回りながらアイデアや作品をブログ [http:
今使っている WordPress プラグイン
タグや個別ページもあらかじめ実装されているので、プラグインがなくてもそれなりに良い感じのサイトを作ることが出来る WordPress [http://wordpress.xwd.jp/] ですが、それでもやっぱりプラグインがあると便利です。サイトのコンセプトによって今後プラグインを増やしたり PHP を書き込むといった作業が発生すると思いますが、greenhug [http://www.greenhug.net/] でも使っているプラグインを紹介したいと思います。 wp-cache [http://mnm.uib.es/gallir/wp-cache-2/]WordPress はダイナミックにページを生成するので再構築する手間がないですが、サーバーへの負担が大きくなります。このプラグインでキャッシュページを作り、表示速度を上げています。 Gravatar [http://www.gravatar.com/implement.php#section_2_2] コメントに自分のカスタムアイコンを表示させることが出来るようになります。Gravatar の登録に関しては lomoさんのエント