COULD
すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。
ユーザーが考えるブラウザの未来
Mozilla は去年からコンセプトサイト [http://labs.mozilla.com/projects/concept-series/] で未来のウェブの使い方の提案をしています。セミナー [http://www.yasuhisa.com/could/diary/websig-semanticweb/]でも紹介したことがある、Adaptive Path の Aurora [http://adaptivepath.com/aurora/] が有名ですね。コンセプトサイトだけでなく、Flickr の mozconcept [http://www.flickr.com/photos/tags/mozconcept/] というタグから、利用者が提案した様々なコンセプトデザインを観覧することが出来ます。 利用者が考えた優秀なコンセプトデザインが見たい方は、Design Challenge: Summer 09 [http://design-challenge.
Discovery - LP
Discovery [http://pitchfork.com/artists/27811-discovery/]という名前にピンと来なくても Vampire Weekend (VW) の Rostam Batmanglij と Ra Ra Riot (RRR) の Wes Miles のユニットと言えば、ちょっと聞いてみようと思う方もいるのではないでしょうか。VR、RRR 共に 2008年にアルバムをリリースしており、共に良作でした。私はどちらかというと RRR のほうが好みだったりしますが。今熱いニューヨーク出身のインディロックバンドのコラボといえば聞きたくなるではありませんか。 ただ、両バンドの音楽が好きな方がそのままのイメージを抱きながら聞くと、びっくりするかもしれません。アルバムは全編シンセサイザー、ノイズ、そして Auto-Tune (日本語ではロボットボイスとでも言うのだろうか) のボーカルで構成されており、いかにも今風の雰囲気です。曲によってヒップホップや R&B のようなメロディもあります。Jackson
「セマンティックなマーク付けとメタデータの活用」に参加してきました
[http://www.flickr.com/photos/yhassy/3697215233/]先週の土曜日になりますが、サイバーガーデンbiz [http://cybergarden.biz/]主催、神崎正英さんによる「セマンティックなマーク付けとメタデータの活用 [http://cybergarden.biz/semantic/] 」というセミナーに参加してきました。2時間半という長丁場でしたが、セマンティクウェブというスケールの大きい話なので、時間がいくらあっても足りない感じがしました。その中、神崎さんの見解も交えてコンパクトにまとまった内容だと思いました。 スライドは既に公開されているので [http://www.kanzaki.com/works/2009/pub/0704pcs.html]参考にどうぞ。 何が簡単でシンプルなのか 今回のセッションで「簡単」と「シンプル」という言葉が何度も出てきました。神崎さんがこの言葉をどのような意味を含めて語っているのかが重要だと思います。例えば、クライアントや利用者のためにウェブサイトを作るという仕事をしている視点から「簡単」や
ジャーナリストを中心とした新しいビジネスモデル
最近イランと政治 [http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/01/news062.html]という話題が Twitter を中心に話題になっています。従来、ジャーナリズムといえば取材した情報に編集を加えて媒体に適した形で配信するという、いわばパッケージングされた情報でした。最近では、まずいちはやく情報を配信して、配信しながらニュースの全体像を徐々に形作るプロセス型のジャーナリズムが登場しました。Twitterだけでなく、Guardian のライブブログ [http://www.guardian.co.uk/global/blog/2009/jun/23/iran-crisis] はその一例です。ジャーナリストがプロセス中心の情報配信になっただけでなく、従来読者と呼ばれていた方もプロセス型になっており、ニュースサイトにそういった機能を組み込んでいるところもあります。CNNが運営している iReport [http://edition.cnn.com/ireport/] は、市民ジャーナリスト向けの動画サイト。利用者が動画を共有する別サイ
Progressive Enhancementに関する調査結果
このエントリーは「質問: ウェブサイトの見た目は同じにしなければならないか? [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/question-progressive-enhancement/] 」の続きにあたります。もう1ヶ月前になってしまいましたが、ついに結果を発表出来るようになりました。有効回答数は 134 とサンプルとしては良い数になりました。ひとつの調査結果として捉えるには十分な数ですが、私のサイトと Twitter で告知したということもあり、若干偏っている可能性があるのでご了承ください。前回のTwitter経由でいただいた回答 [http://www.yasuhisa.com/could/article/ask-twitter-progressive-enhancement/] も一緒にご覧になるとおもしろいかと思います。 回答に参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。 回答された方の役職はコーダーとデザイナーが半数を占めるものの、様々な役職の方が均等にいるという印象があります。今回は複数回答をアリにしましたし、特
Ask Twitter: ウェブサイトの見た目は同じにしなければならないか?
このエントリーは「質問: ウェブサイトの見た目は同じにしなければならないか? [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/question-progressive-enhancement/] 」の続きにあたります。やっと明日に結果レポートを出せる状態になったので、まずは Twitter [http://twitter.com/yhassy] 経由でいただいたウェブサイトの見た目や Progressive Enhancement に関する意見をまとめて紹介します。アンケートだけでなく、こうして意見まで送っていただき感謝しています。140文字内でこれだけの情報を詰め込めるのかと関心してしまう意見も多数です。 Progressive Enhancement を簡単に説明すると「ブラウザに応じて最適だと考えられるインタラクションと見た目を提供する」になるかと思います。ただ、この説明文だけ読むとブラウザによって異なるデザイン/レイアウトを作らなければならないという印象を与えかねません。実際はそうではなく、新しいブラウザで見ると text-shad
SwapSkillsでコンテンツの話をしてきました
しばらくセミナーで話をするという機会がなかったわけですが、先日SwapSkills 2009 vol.3 [http://swapskills.info/archives/236]にて「ウェブに向けたコンテンツ配信と戦略 」というタイトルでプレゼンをしてきました。以前からこちらのサイトでも「コンテンツを活かすためのサイト制作 [http://www.yasuhisa.com/could/article/learn-and-promote-content/] 」という記事で改めてコンテンツを意識したウェブデザインの提案をしたほうが良いのではないかと書きましたが、さらに話を広げたのが今回のセッションでした。そもそもウェブのコンテンツは他媒体と何処が似ていて何が違うのかといったところから、効果的なコンテンツと呼ばれる6要素とその事例といった具体的なものまで紹介しました。 「コンテンツは王様だ」という言葉がありますが、その割にはウェブサイト構築において、コンテンツの作り込みは最後のほうにあるケースがあります。また、コンテンツと最も密接な関係にあり、なおかつビジュアルやインタラクションを繋げる
ブラウザは知るべき存在だと思う
この記事は「ブラウザって何ですか? [http://www.yasuhisa.com/could/article/what-is-browser/] 」の続きにあたります。> @zerobase [http://twitter.com/zerobase/status/2247922609] 「誰がインタビューを実施し、結果を公表したか(その意図は何か)」への批判的な考察も書かれたほうがよいかも > “回答者の多くの方が「ブラウザ=検索」という認識を持っているみたいですね” ぜひ石橋さんの意見を伺いたいところですが、私もほうも肯定的に「ブラウザは見えない存在になっているのね。良かったね!」と考えているわけではありません。 利用者がウェブから取得したデータをどのようにブラウザで表示されるかどうかといった仕組みは知る必要はありません。ただし、ブラウザが分からないとなると、セキュリティへの理解も低いのではないかという懸念もあります。特別な知識やセキュリティソフトがなくても、ブラウザという窓口を利用しているのだと理解しているだけで予防出来ることは少なくありません。例えば、アドレスバーの URL
ポッドキャストで感性とデータのデザイン
以前「感性によるデザイン データによるデザイン [http://www.yasuhisa.com/could/article/emotionaldesign-datadrivendesign/] 」という記事で、データ、感情、経験、発想といった要素がどのようにサイト制作に影響するのか書きました。結局バランスの問題だよね、と言ってしまえばそれまでの話なのかもしれませんが、実際どのようにバランスをとれば良いのでしょうか。4月からスローペースで ポッドキャスト [http://www.yasuhisa.com/inflame/] を再開しているのですが、2回にわたって感情によるデザインとデータによるデザインに関する話をしました。 * IC #141 May 13 2009 [http://www.yasuhisa.com/inflame/show.php?s=141] (前編) * IC #142 June 18 2009 [http://www.