Latest thinking

すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。

ビジネス

険しいがエキサイティングな時が来た

今日は新宿の某所で境さん [http://admn.air-nifty.com/monkeyish_studio/]と対談をしてきました (このときの模様はポッドキャストとして来週公開予定)。様々なトピックが話されましたが、全体的に「来年はエキサイティングな年になる」というテーマがあったような気がします。アメリカでは深刻な状態が続く経済問題も、日本への影響は出てきます。企業は発注を減らす可能性はあるでしょうし、ウェブだけでなくプロモーションやサービス関連の予算を割くことも考えられるでしょう。しかし、これは絶好のチャンスと捉えることも出来ます。 特に小規模の会社で働く方やフリーランスにとってチャンスです。次へのアクションが柔軟に起こせるだけでなく、次のための提案や提示をいち早く出来るのも小回りの効く小規模チームのメリット。変化が必要な時期だからこそ、変化の波の乗っている会社や個人が注目させるようになるのかもしれません。停滞気味だからこそ、成長のチャンスです。 フリーランスに特化したジョブボードも増えてくるでしょうし、個人と個人、又は個人と中小企業のコラボレーションが幾つか生まれるでし

Nov 12, 2008 2 min read min
UX

アンビエントライフのもつ可能性と課題

未来を思い描くことは、短期的には成果が出ないことかもしれませんが、長期的にデザインやテクノロジーへの理解を深めることが出来る大事なプロセスだと思います。先月行った WebSigのワークショップ [http://www.yasuhisa.com/could/diary/websig-semanticweb/] は、アクティビティとして具体化した一例といえます。未来が描かれたコンセプトワークやビデオをネット上でたくさん見つけることが出来ますが、Freeband Communication [http://www.freeband.nl/index.cfm?language=en] というオランダにあるリサーチプログラムが制作した The Ambient Life [http://vimeo.com/2046208?] というビデオは最近見つけた中でおもしろいなと思った作品のひとつです。 アンビエントライフで提案されている様々なシーンで共通しているのが、人からのインタラクションは限りなく少ないという点です。ボタンを押すというアクションはあるものの、押した後に行われるデータのインタラクシ

Nov 3, 2008 1 min read min
Slacker Uprising
映画

Slacker Uprising

マイケル・ムーアが2004年のアメリカ大統領選挙を前に、全米62カ所をツアーした模様を映し出したドキュメンタリー映画。その年は「華氏911 [http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001X9D68/could-22/ref=nosim/] 」が公開されるなど、精力的に政治的活動を行っていたムーア監督。大学生を中心とした若い世代へブッシュに投票しないよう呼びかけるために、共和党色の強い州や激戦区になっている地域で演説を行いました。彼のドキュメンタリー映画は賛否両論があると思いますが、彼のアクションや批判を恐れない勇気は尊敬してしまいますね。 プロパガンダと言われることもありますが、ジャーナリズムと名ばかりでブッシュ政権への客観的な批評や、詳細な調査を怠っていたアメリカの報道にも問題があったと思います。それゆえ、ムーア監督がドキュメンタリー映画を作って議論の場を作っているのでしょうし、本当は彼がわざわざ作ることもなかったのかもしれません。名ばかりのジャーナリズムは何もアメリカだけではないと思いますが、違いはムーア監督をはじめ数々の声とそ

Oct 27, 2008 2 min read min
microformats

Microformats用ツールキット: Oomph

先週のセミナー [http://www.yasuhisa.com/could/diary/websig-semanticweb/] で、ページ遷移ではなくデータがどのようにフローしていくのか想像しながらサイトデザインが必要になってくると話しました。近年、ページもしくはひとつのサイト内の情報設計だけでなく、ウェブ全体でその情報はどう扱われるのかという視点も加わったと思います。RSSやAPIはその始まりの段階だといっても良いでしょうし、こうしたセマンティックウェブ的な技術はブラウザの一部の機能として取り込まれたり、技術を意識することなく使えるようになってきています。 Microformats [http://microformats.org/wiki/Main_Page-jp] は、徐々に広がりつつあるマークアップ方法ではありますが、具体的な実用例やツールが少ないということで制作者側も足踏みしている状態です。そんな中、先日マイクロソフトが Oomph [http://visitmix.com/lab/oomph]というツールキットをリリースしました。そうです、Web Slice [ht

Oct 23, 2008 2 min read min
デザイン

デザインが失敗してしまう理由

「アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法 [http://www.amazon.co.jp/gp/product/4873112990?ie=UTF8&tag=could-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4873112990] 」「イノベーションの神話 [http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113458/could-22/ref=nosim/] 」の作者として知られている Scott Berkun氏 [http://www.scottberkun.com/] は、

Oct 22, 2008 1 min read min
セミナー

WebSigで語ったセマンティックウェブの未来

先日 WebSig 24/7 [http://websig247.jp/meeting/20/000111.html] で、「あなたが創るセマンティックウェブ 」という題名で講演しました。RDF や Ontology といった専門的な言葉をほとんど使わないで、セマンティックウェブを啓蒙するという少し変わった視点で話をしました。個人的には、いかに技術的な側面を前に出さずにテクノロジーや未来を語るのに興味があったので良い機会でした。 このアプローチは「技術は重要ではない」という意味ではありません。技術もデザインも前面に出て自己主張するのではなく、根底を支える重要な部分です。技術、デザインを考慮することはむしろあたり前でそれらを無視して話をするのはナンセンスです。しかし根底だからこそ、いかに見せずに魅了させるのが、何かを啓蒙するときに必要なアプローチだと思います。たとえそれが専門用語が分かる同業者であったとしても、ただ聞かせるのではなく見せて表現することによってより伝わりやすくなります。 プログラマーはソースコードを公開することでウェブやコミュニティに貢献しているのと同じようにデザイナー

Oct 20, 2008 2 min read min
アイデア

Emergencyというモバイルアプリをモックアップしました

7月は青森でセミナー [http://www.yasuhisa.com/could/diary/seminar-in-aomori-july2008/] をした思い出に残る月ですが、同時に岩手・宮城内陸地震に遭遇した月でもあります。地震が大嫌いな私にとっては地上14階の地震エクスペリエンスはかなり恐ろしかったわけですが、同時に気付きがある瞬間でもありました。地震が発生した数分後、母からメールが来ました。青森にいることを知っていたので心配してメールをしてくれたわけですが、書き出しが「電話が繋がらないのでメールしました」になっていました。 恐らく携帯電話のネットワークが災害時はパンク状態になって繋がらなかったのでしょう。しかし、ネットではあっさりコンタクトがとれたわけです。メールだけではなく、ウェブサイトへのアクセスも同様です。地震が発生するとネットユーザーは真っ先にウェブに情報をアップしています。例えば「揺れた」「地震」と書き込む人は Twitter だけでも結構います [http://tinyurl.com/4hq4f3] (プライベートモードにしている人も含めたらもっといるでしょ

Oct 15, 2008 4 min read min
セミナー

パソナテックカンファレンスに参加しました

先日、パソナテックカンファレンス2008 [http://www.pasonatech.co.jp/10th/event/pt_conf2008/index.jsp]にてえふしん [http://www.milkstand.net/fsgarage/] さんと、「Webに携わるみんなの未来を考える」という題名でパネルディスカッションを行いました。私も含めて現状はPCメインにサイトを制作している方達としてのこれからと、ウェブと他のメディア媒体の関係がこれからどのように変化するのかといった話題が挙りました。 これからの変化が不安になることもありますが、まずは積極的なアプトプットが先見を養うひとつの糧になると思います。これは先週のセミナー [http://www.yasuhisa.com/could/diary/mac-infoflow/] でも話しましたが、アウトプットすることで何をインプットしたら良いのか分かりやすくなります。キャリアパスをきちんとプランすることは重要なことですが、同時にプランを固めすぎずに進みながら経験と直感を活かして進んでほしいなという気持ちがあります。 サイトを

Oct 14, 2008 2 min read min
ゲーム

MMORPGが提案するニュースレターの将来

ゲーム好きを公言しておりますが、特に興味があるのがオンラインゲーム。World of Warcraft [http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000067FDW/could-22/ref=nosim/] は相変わらず遊んでいますし、半年近く前になりますが、ポッドキャスト [http://www.yasuhisa.com/inflame/show.php?s=122] でオンラインゲームについて長く話したこともあります。ゲーム自体がおもしろいというのはもちろんですが、ゲームを利用したサービスやビジネスが幾つも存在しているのが僕の興味を引いている部分です。無料サービスだと World of Warcraft Map [http://mapwow.com/] のように Google Maps API とゲームのマップを組み合わせたものがありますし、有料だとFigurePrints [http://www.figureprints.com/

Oct 11, 2008 2 min read min