5月18日、神戸でアクセシビリティの祭典が開催されました。 Global Accessibility Awareness Day に合わせて開催されているイベントで、今回で 3 回目になります。Web サイト制作に留まらず、最新の支援技術の見学・体験ができたり、気軽に質問ができる場も用意されていました。今回は参加者として 1 日たっぷり勉強モード。当日の様子は Togetter のまとめを参照してください。 シフトレフトの課題 構築後の品質チェックの一環としてアクセシビリティを確認しているだけでは遅い場合が多々あります。設計段階から考慮されていないと、見た目だけでなく使い勝手に大きな影響を及ぼすからです。そこで、アクセシビリティもシフトレフトするべきだと考えることができます。制作・確認(テスト)といった工程の後半ではなく、企画・設計といった早期段階からアクセシビリティの専門家たちがプロジェクトに関わるべきという考え方です。 アクセシビリティをより早い段階から考えることは賛成ですが、その段階に入り込むにはビジネスと正面から向き合う必要があります。UX はその典型的な例で、従来はデザイン界隈で語られていた制作寄りのキーワードでしたが、今はビジネスに貢献する施策を練ることが必須です。アクセシビリティが企画・設計から入れるようになるには、ビジネスメリットに繋がるプランを描けるようになる必要があると思います。 誰でもアクセスできるようになることで、マーケティングファンネルの一番上にある「