コンテンツ 文脈にある2つの分類と人間らしさのバランス 今後デザインしていく上で重要となる文脈 [http://www.yasuhisa.com/could/?s=%E6%96%87%E8%84%88] の理解。文脈と一言でいっても範囲が広過ぎて何処から何をすれば良いのか分かり難い言葉です。文脈によって活かされるコンテンツ配信 [http://www.yasuhisa.com/could/article/context-content/] で取り上げたような実例があると「あぁこういうことか」と分かるものの、実際自分でするとなると始めるための具体的な要素が知りたくなります。 文脈は、ヒューマンとテクニカルの2つに大きく分類することが出来ます。ヒューマン側のコンテキストは人間の態度・行動・思考への理解が必要になる分野です。社会学・心理学とったアカデミックな分野も取り込んで研究するのも手段ですし、ペルソナを用いたデザイン思考プロセスでも導き出すこともできます。 テクニカル側のコンテキストは今の技術をつかって取得することが出来ます。HTML5 の geolocation [http://html5demos.com/geo] はその典型的な例
コンテンツ Year in Review 2011 #a01文脈を理解したWebコミュニケーションデザイン [http://www.yasuhisa.com/could/article/context-web-communication/] 今年の Web デザインを語るのにひとつの軸になった記事。モバイルにフォーカスした記事も書きましたが、来年も文脈をテーマに幾つか記事を執筆することになると思います。 記事を読む [http://www.yasuhisa.com/could/article/context-web-communication/]#a02 デザインのなかにある魔法と活用の仕方 [http://www.yasuhisa.com/could/article/design-magic/] 仕組みが分かっていると、どうしてもこうした感覚を失いがちになりますが、重要な視点だと思います。デザイナーは錬金術師であれ。 記事を読む [http://www.yasuhisa.com/could/article/design-magic/]#a03ソーシャルメディアがもつ光と闇 [http://www.yasuhisa.com/coul
コンテンツ Webサイト制作の終わりと始まり 12月10日に年末好例のイベント CSS Nite Shift [http://lp20.cssnite.jp/] が開催されました。Webサイト制作に関わる様々なキーワードに触れながら1年を振り返るこのイベントも既に5回目。今年は「我々が知る世界の終わり(けど大丈夫) 」と題し、Web に関わるプロフェッショナル達が、今後クライアントや利用者に向けてどのような価値を提供できるのかというテーマで話をしました。 Webサイトを作ることが目的になっていないか いつの間にか、公式サイトを作って公開することが当たり前になっている今日。CMS が広く導入されるようになってきた頃から、「とりあえず作る」という傾向が強くなった印象があります。システムを上手く活用すれば、コンテンツはあとで後で流し込めるので、コンテンツが揃う前に作れる(装飾をする)という考えが定着したのかもしれません。作ることが目的になっているからこそ、Web サイト制作における価値も作るためのスキルと、早く作るための効率化が中心になりがちです。 いつの時代になってもスキルや効率化は重要です。しかし Web サイトを作ることが目
コンテンツ 文脈によって活かされるコンテンツ配信 今年の始めに執筆した「文脈を理解したWebコミュニケーションデザイン [http://www.yasuhisa.com/could/article/context-web-communication/]」で、利用者の文脈を理解して Web サイトを設計する必要性を解説しました。当時は Web サイトデザイン全般について供述していましたが、コンテンツ戦略にとっても文脈は大事です。 先日のWordCamp [http://www.yasuhisa.com/could/article/wordcamp-contentstrategy/] で紹介した NPRの映画レビューのページ [http://www.npr.org/2011/11/22/142652996/hugo-from-a-master-a-love-letter-to-his-medium] が好例です。PC版では大きなスクリーンサイズと高速回線を活用して、大きな写真や動画だけでなく本文に付随する様々な情報が用意されています。しかし、モバイル版では小さな画像と本文のみが提供されています。小さなスクリーンで移動中かもしれない利
コンテンツ コンテンツを意識してWebデザインするとは 11月27日に WordCamp Tokyo 2011 [http://2011.tokyo.wordcamp.org/] が開催されました。そこで「 コンテンツ戦略を意識した今後の CMS の姿」という講演をしました。WordPress を中心にしたイベントでしたが、私の講演では WordPress に留まらず、今後必要とされる Web コンテンツに必要とされる CMS のあり方について解説しました。講演の意図について知りたい方は前回の記事「 コンテンツを軸にしてCMSを使おう [http://www.yasuhisa.com/could/announcement/contentstrategy-cms/]」をご覧ください。 機能至上主義からの離脱 CMSの話になると、どうしても機能の話になるのは以前から疑問を感じていました。日本だと Movable Type [http://www.movabletype.jp/] の支持は高いですが、MT と WordPress を機能比較でしか議論できないのはどうも寂しい気がします。
wordpress コンテンツを軸にしてCMSを使おう WordPress は世界で最も使われているオープンソース CMS に成長しました。日本でも全国各地に散らばるモチベーションの高いサポーターの努力とエネルギーにより、ブログだけではなくサイト構築にも役立つシステムとして有力な選択肢にまでなりました。WordCamp Kobe に続き、今回の Tokyo イベントでもたくさんの方が訪れるのもそれを裏付けています。Webサイトを構築することを仕事にしている方から情報発信のツールとして利用しているブロガーまで様々な背景をもった人たちが東京に集まります。 たくさんの方に支持されている WordPress。皆、WordPress が好きで集まっていると思いますが、好だからこそハマってしまう落とし穴もあります。 それは、WordPress というツールを使って何かを作るということが前提になってしまうということです。 今の WordPress は出来ないことを見つけるのが難しいほどいろいろなことが出来ます。プラグインを組み合わせることで、様々な種類の Web サイトを作ることが可能になりました。WordPress は便利ですが、その便利さが
コンテンツ 認知の違いから分かる効果的な情報の見せ方 情報は単に配信すれば伝わるというわけではありません。仕様書を読んで理解できる人もいれば、噛み砕かれた解説書を読むことで理解できる人もいます。また、文章を読んで論理的にアイデアを組み立てる人もいえば、絵から全体像を掴みながらアイデアを考える人もいます。 伝えるための情報デザイン、文章デザイン [http://www.yasuhisa.com/could/article/be-rhetoric/] で、情報(文章や絵図)をいかに構成することで人に伝わりやすくなるという話をしました。今回は情報を受け取る人に注目し、人が情報をどのように認知しているのかを考えてみます。 今回、Cognitive style and learning strategies [http://www.monografias.com/trabajos16/learning-styles/learning-styles.shtml] という文献を参考にしました。認知の視点から人がどのように学習をするのかを簡潔にまとめています。その文献によると、段階的に学習する Serialist と、メタな観点から学習する Holi
コンテンツ 青森で今必要とされるコンテンツとWebサイトのあり方について講演しました 7月9日、青森にてWeb サイトの運営について、改めて考えてみる [http://yes-aomori.jp/?p=1746] というテーマでセミナーが開催されました。今回は、IA Thinking [https://www.amazon.co.jp/dp/4862671063/ref=as_li_ss_til?tag=could-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=4862671063&adid=1YX97767SM2XFPZ2DXPR&"] の著者・坂本貴史さん [http://bookslope.jp]と一緒に講演。
インターネット Webコンテンツをもう一度考える MdNが刊行していた雑誌「Web Strategy [http://www.mdn.co.jp/di/articles/64/?page=46] 」第一号に掲載されていた記事を若干調整したものです。2005年の記事ですが、2011年現在にも通じる部分があるので掲載することにしました。 文字数が多いので ePub 版と PDF 版を別途用意してあります。あとでじっくり読みたい方はそちらをご利用ください。 * ePub (504k) [http://yhassy.heteml.jp/data/webcontent_epub.epub] * PDF (655k) [http://yhassy.heteml.jp/data/webcontent_pdf.pdf] 変わったもの変わらないもの インターネットが一般ユーザーにも利用されるようになってはや10年以上になる。10年の間にデータ転送速度は動画を気軽にダウンロードできるほどのスピードになり、有線のパソコンだけでなく携帯電話をはじめとした様々なネットデバイスからワイヤレスでアクセスすることも容易になった。こうしたユーザー側のネットとの
UX SEOとデザインは今後より密接になる理由 SEOの終わる部分とそうでない部分 情報が無限大に広がる Web の世界。そこから自分にとって必要な情報を見つけ出すのは至難の業です。 そこで、検索エンジンが活躍するわけですが、ただ Web サイトを作っただけで的確なかたちで検索結果に表示されるとは限りません。コンテンツ配信側が検索エンジンに対して自分たちのサイトがどういったサイトなのかを的確に知らせることを「SEO (Search Engine Optimization)」と呼びます。検索する利用者に対して効果的に露出したいという意味で「SEO対策する」という言葉が使われることがあります。この場合、SEO は瞬時にアクセス数を上げるための起爆剤として活用していると考えることができます。 SEO はこうした起爆剤的な要素だけを指しているわけではありませんが、「アクセスが上がる」というキャッチーなフレーズが付随されていることもあり、SEO と聞くとアクセスを上げるためのテクニックと連想する方がいると思います。そこだけを SEO と見なすのであればキーワードを購入したり、ソースコードを調整すれば良いと考ることができますが、それは狭い意
コンテンツ Year in Review 2010 #a01Webデザインがつまらなく見えてしまう理由 [http://www.yasuhisa.com/could/article/why-webdesign-is-so-boring/] よくも悪くも話題になった記事。批判というより、見た目、機能、効率化の間で悩み苦しむ Web デザインの葛藤のようなものを記事にしました。 記事を読む#a02組み立てるだけのサイト制作プロセスを変えるヒント [http://www.yasuhisa.com/could/article/change-to-publishing-process/] コンテンツがより重要になってくるからこそ、コンテンツからスタート出来るデザインプロセスにしていきたいですし、少しでもそうなるよう努力したいです。 記事を読む [http://www.yasuhisa.com/could/article/change-to-publishing-process/]#a03 私が LOST を愛した理由 [http://www.yasuhisa.com/could/article/why-i-love-lost/] シリーズのエ
コンテンツ UXから除外されているもうひとつのU コンテンツ管理者も利用者 「利用者中心」「訪れた方へのケアを」という言葉は私たちがよく使うフレーズ。忘れてはならない視点ですし、今はその視点を抜きしてコンテンツの開発や情報を整理しても成功しないといっても過言ではないでしょう。それゆえ近年、ペルソナ、シナリオ、エスノグラフィなど利用者への深い理解と共感が注目されています。 利用者第一というのは当然のことですが、ここで私たちがいう利用者とは誰のことでしょうか。恐らく多くの場合は、パソコンやモバイル機器などを利用して、情報を求めて Web サイトへアクセスする方達を指すと思います。いつも私たちは Web サイトへアクセスする人たちのことを忘れませんが、コンテンツを管理する人たちも利用者であることを忘れてはいないでしょうか。 サイトに訪れる方達にとって価値のあるコンテンツを提供することが出来なければ、彼等はすぐに離れていきます。訪問者・顧客との関係を繋ぎ合わせる重要なコンテンツですが、素晴らしい Web サイトを作ったところで魔法のようにコンテンツが表れるわけではありません。デザインを見せて善し悪しを判断している場合もありますが、デザイン
コンテンツ 確信と不確信が生み出す次のアクション CSS Nite LP11 [http://lp11.cssnite.jp/] で開催したミニワークショップ「人の特徴から見えてくる次のデザイン提案」。時間の都合でたくさんのことを伝えきれなかった部分がありますが、受講者の中にはアイデアをまとめて送ってくださった方がいます。文章にまとめてくれた方からスケッチをしている方まで実に様々。今まで3回記事にして紹介しました。 * 物理的な近さと心理的な近さから考えるプロセス [http://www.yasuhisa.com/could/article/proximity-thinking/] * ペルソナからはじめるストーリーの構築 [http://www.yasuhisa.com/could/article/persona-to-story/] * ストーリーで再認識するコンテンツの大切さ [http://www.yasuhisa.com/could/article/story-and-content/] 開催から既に1ヶ月経ちましたが、受講者の方からアイデアをいただいたので紹介します。 確信 確信がもてる情報を欲する
コンテンツ ストーリーで再認識するコンテンツの大切さ CSS Nite LP11 [http://lp11.cssnite.jp/] のミニワークショップ「人の特徴から見えてくる次のデザイン提案」の受講者のアイデアを共有します。過去2回の紹介は以下をご覧ください。 * 物理的な近さと心理的な近さから考えるプロセス [http://www.yasuhisa.com/could/article/proximity-thinking/] * ペルソナからはじめるストーリーの構築 [http://www.yasuhisa.com/could/article/persona-to-story/] ストーリー 私たちの選択は、実経験か想像に関係なく何かのストーリーと関連している。 今まで発表したサイトは CSS Nite [http://www.cssnite.jp/]の提案でしたが、課題にでていたサイトは CSS Nite だけでなく KDDI Web Communications 様の CPI [http://www.
コンテンツ 伝えるための情報デザイン、文章デザイン 私たちは人に何かを伝えたいときに、言葉・絵・音・映像などを駆使して表現します。標識のようにひとつの形式でユニバーサルに伝わることもありますが、そうはいかないことがしばしばあります。このサイトでよく取り上げている「 デザイン [http://www.yasuhisa.com/could/tag/%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3/]」「 マーケティング [http://www.yasuhisa.com/could/tag/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%
コンテンツ 効率よくタグ付けをするツールとサービス 「コンテンツを繋ぎ合わせる理由とメリット [http://www.yasuhisa.com/could/article/create-semantic-contents/] 」で、コンテンツにメタデータを付随することの重要性を解説しました。発行日・更新日・筆者といったデータは CMS から簡単に引き出せますが、コンテンツの文脈を示すタグ (キーワード) をどう記入するかが難しいところです。執筆したコンテンツを全体から捉え、短くて明確なキーワードを考えるのはなかなか難しい作業です。個人サイトであればまだいいですが、一日に複数のコンテンツを配信しなければならない環境だとひとつひとつタグを考える時間はないでしょう。複数人の人がタグの記述に携われば言葉のブレも発生するかもしれません。 そこでコンテンツを解析し、的確なキーワードを提示するサービスの利用が欠かせなくなります。SmartLogic [http://www.smartlogic.com/] や Nstein [http://www.nstein.com/en/] が解析・分析を行っているサービスですが、いずれも大企業向けのソリュー
microformats コンテンツを繋ぎ合わせる理由とメリット コンテンツに意味をもたせる SEO、アクセシビリティ、ユーザビリティを考慮するのであれば「セマンティック」は忘れてはならない言葉です。しかしながら「セマンティック」という言葉は HTML のようなマークアップのみを指しているのではなく、別の側面もあります。例えばあるページに「デザイン」という言葉があるとします。そこに「CSS」「HTML」「レイアウト」など幾つかのキーワードが付随することで、「デザイン」だけでは捉え難いコンテンツの文脈と範囲を理解することが出来ます。キーワードだけでなく誰が書いているのかといった情報も付随すれば、情報を別の角度から繋ぎ合わせることも考えられます。コンテンツにメタデータがあることで各コンテンツとの関わりが明確になるだけでなく、各コンテンツの意味が深まるのでコンピュータの理解力が増します (つまり SEO 的な効果も考えられます) 。 制作側はコンテンツを載せるためのコンテナ (レイアウト、ナビゲーション、ウィジェットのようなサブエリア) のマークアップを可能な限りセマンティックになるよう整備をしていますが、コンテンツはどうでしょうか。ライティングガイドラ
コンテンツ Webを活用したマニュアルの役割とは 先週、新宿で開催されたテクニカルコミュニケーションシンポジウム2010 [http://www.jtca.org/symposium/index.html] にて、パネルディスカッションのパネラーとして参加させていただきました。Web技術やデザインに関連する話ではなく、ネット社会のいまとマニュアルのこれからを考えるという内容でした。マニュアル(テクニカルライティング)という世界はあまり詳しくありませんでしたが、出演のオファーをいただいた2ヶ月前から調査・勉強をし、このサイトでも紹介しているような情報を交えて話に加わりました。 そもそもマニュアルとは? 電子書籍でもハマる問題 [http://www.yasuhisa.com/could/article/metaphor-usability/] ですが、今までのマニュアルの見た目・印象を活かしつつ電子化してしまうと、紙のように見えて紙ではないよく分からないデジタルマニュアルになります。「よりリッチに」ということでインタラクティブなコンテンツが盛り込まれた CD-ROM が同封される場合もあります。しかし、そんな形ではマニュアルの電子化に
Webデザイン 組み立てるだけのサイト制作プロセスを変えるヒント 書籍や雑誌をはじめとした印刷物。TVやラジオで見られるような広告。デスクトップで動作するソフトウェア。これらの制作プロセスは Web サイト制作において影響を与えてきてモデル。テクノロジーやノウハウが蓄積され独自性も多少出て来たものの、Webサイト制作プロセスは基本的なところは10年くらい変わらないのではないでしょうか。 配布してしまったら終わりの印刷物。一瞬でもインパクトがあればそれで良いテレビCM。企画といっても仕様や機能を決める話になり、始めたら後に戻りにくいウォーターフォール式のソフトウェア開発。いずれのプロセスも長所はありますし、それぞれの形に合っているから使われているわけですが、人と人、情報と情報、そして人と情報が常に双方向に繋がり続けている Web という有機体にはいずれの方法も適していません。 流動的に変化を続ける Web だからこそ、アジャイルソフトウェア開発 [http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%
コンテンツ よりよいコンテンツ開発と環境つくりの関係 先月ひっそりと実装された、新しい機能「読むモード」。このサイトの読書体験を毎回新鮮なものにしたいという思いから様々なレイアウトで提供しているものの、人によってはシンプルに読みたいという方もいます。そういった方に向けてナビゲーション要素や独自のレイアウトを一切省いて読むことを可能にするのが「読むモード」です。 RSSを購読 [http://www.yasuhisa.com/could/rss] してもらえれば、同等のシンプルな見た目で読むことは出来ますが、わざわざ購読はしたくないけどシンプルにさっと読みたいという方には最適な機能だと思います。 iPad で読むモードに切り替えても読みやすい 記事ページのリニューアル以来、どれくらいの方が下のほうまでスクロールしているのかをモニタリングしていますが、およそ8割の方が記事下までスクロールしています。今のところ読むモードにするとトラッキングの JavaScript も Off になってしまいます。それゆえ読むモードによって最後まで読む方が増えたかどうかというのは検証しにくいですが、設置後の滞在時間が若干減ったことを考えるとすぐに読み終えている
google 価値のあるコンテンツを提供しているかを調べる方法 以前 Google のウェブマスターツール [https://www.google.com/accounts/ServiceLogin?service=sitemaps&hl=ja]を利用して 簡単にコンテンツが最適化されているかを見る方法 [http://www.yasuhisa.com/could/article/google-webmasater-tool/] を紹介しました。自分のサイトがどのようなキーワードを通して露出しているのかを知るのに手軽で便利なツールですが、検索エンジン (Google) からみた視点なので、訪問者全体を表しているわけではありません。そこで Google Analytics [https://www.google.com/analytics/] を利用して、読者がどのコンテンツを好むかを調べることが出来ます。機能が多い Analytics ですが、今回紹介する方法はほんの数分でできます。 Analytics の右側のメニューにある「コンテンツ」から「タイトル別のコンテンツ」を選択すればどのコンテンツが見られているのかを調べることが出来ます。ディフォル
コンテンツ コンテンツの質を上げるための第一歩 昔から量より質だった 「Top 25 Blogs About Blogging [http://www.dailyblogtips.com/top-25-blogs-about-blogging/] 」では、ブログに関するアドバイスなどを記載しているブログのトップ25がリストされています。Google や Alexa のスコアなどを基にランキングされているこのリスト。複数のライターを抱える大規模サイトもあり、それらは毎日情報を更新していますが、大半は毎日更新していないのが分かります。平均で 2,3日に一回更新しています。同サイトは「Top 25 SEO Blog [http://www.dailyblogtips.com/top-25-seo-blogs/]」や「Top 25 Web Design Blogs [http://www.dailyblogtips.com/top-25-web-design-blogs/]」という別分野のトップ 25 を同じ採点方法でランキングを出していますが、こちらも傾向が似ていて毎日更新しているサイトがトップに来ているわけではなさそうです。 > 数よ
Twitter ブログの価値を再確認する時期 今、ソーシャルメディアに参入しようとか、Twitter はスゴいと言った話があります。それもあってブログはもう終わった、次はソーシャルメディアと飛躍した発想も見かけるようになりました。Twitterでも紹介しましたが、現在 Twitter 内だけでもソーシャルメディアエキスパートと名乗る人が16,000人 [http://twitter.com/yhassy/status/7359352975]いるくらいですから、一種のバブルですね。SNS が流行った時期も似たようなフレーズがありましたが、また同じパターンを繰り返しているといったところでしょうか。そんな今だからこそブログを再検討する価値があると思います。 そもそも理解しなければならないことが、ブログは日本で流行りだした 2004 年あたりから、既に過大評価された流行モノだったということです。確かにブログには大きな可能性を秘めていますし、使い方によっては大きな変化になります。しかし、ツールは所詮ツールであってそれ自体が何かしてくれるわけではありません。つまり「ブログが儲かる」というのは簡略し過ぎた表現であり、儲かった理由は「このブログ
コンテンツ Year in Review 2009 Twitter [http://twitter.com/yhassy] をはじめたことにより、ブログが減ったという話をよく耳にします。私の場合も記事を書く数は去年より減りましたが、個々の記事のボリュームが増えた印象があります。これは、Twitter をはじめとした他の場で軽めのメッセージや記事が書けるようになったことで、この場所がより明確になったからかもしれません。2010年も引き続き、他ではあまり読めない情報を盛り込みながら「有名ではないけど知る人ぞ知るWebデザイナーのサイト」を目指して行きたいですね。 単純にアクセス数だと「UIデザインガイドラインのまとめ [http://www.yasuhisa.com/could/roundup/ui-design-guidelines/]」や「 今のデザイナーに必要な10のスキル [http://www.yasuhisa.com/could/article/10-skills-designers-need/] 」のようなキャッチーで分かりやすいタイトルの記事が人気ですが、アクセス数が個人的にお気に入りの記事というわけではありません。今年
コンテンツ 私的今年のベストWebサイト 今年もたくさんのサイトを見てきたわけですが、個人的に最もインパクトがあったのが Boston Globe が運営する写真ブログ「The Big Picture [http://www.boston.com/bigpicture/]」。Twitter [http://twitter.com/yhassy]でいろいろな サイトを紹介 [http://www.yasuhisa.com/could/twitter/]していますが、かなりの頻度で The Big Picture を紹介しました。写真 (コンテンツ) が素晴らしいのは当然ですが、他にも注目する点は幾つかあります。 このサイトは Boston Globe という 100年以上続く新聞社が運営しています。他の新聞社と同様、発行部数は大幅に落ちており非常に厳しい状況 [http://www.editorandpublisher.com/eandp/news/article_