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仕事

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仕事

建設的な会話をするために気をつけておきたいこと

ウェブサイトの構築といっても、立場関係を考慮することなく、コラボレーションのようなデザインプロセスになってきています。デザインプロセスのどのフェイズにおいても、開発メンバーやクライアントを交えて意見を交換するときがあります。皆でサイトを作り上げて行くわけですから、会話をすることはとても大事な時間ではありますが、建設的な意見ばかりが出て来るわけではありません。時には会議が迷走してしまったり、開発メンバーの士気を下げてしまう可能性もあります。 チームメンバーだけでなくクライアントにも伝えておきたい、建設的なフィードバックの仕方。よりよいウェブサイトを皆で作って行くために覚えておきたい項目を5点紹介します。 感情を含む熟語を含めない 「好みではない」「違う気がする」といったネガティブな表現だけでなく、「好きだね」も使うのを控えたほうが良いです。もちろん、違う意見を言うことは悪い事ではないですし、「好みではない」と考えることは誰でもあります。そのとき感情的な表現をそのまま述べるのではなく、どうしてそう感じるのかを考えてフィードバックすると良いでしょう。 問題と言わない この言葉が入った瞬間

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時間でお金を請求出来ない仕事

たくさんの時間を費やせば、それだけ良いプロダクトになる可能性はありますが、一概にすべてがそうとはいえません。単純に時間が必要なタスクもありますが、クリエイティブに関していえば、時間とは全く関係のないプロセスといえるでしょう。時には一瞬で思いつくこともありますし、一晩中考えた末に編み出すアイデアもあるでしょう。では、時間を費やしたほうが価値が高いのかといえば、そうではありません。 何かを作り出すという仕事は時間では測り難いですが、他にも時間では測れない仕事はたくさんあります。ひとつの場所に長時間居座ることが仕事をしているかしていないかの評価に繋げるのも難しくなっていますし、大勢が一カ所に長時間いるということが生産性が高いことであるとも言えないと思います。「仕事時間」といっても常にフルスピードで働いているわけでもないですし、無駄に時間を過ごしている場合もあるわけです。疲れてくれば当然脳の働きも鈍くなってきます。疲れがたまり脳への負担も増えれば、ストレスもたまり仕事そのものも好きでなくなってくるでしょう。 年収制度やフレキシブルアワーというのは以前からありますが、他にも様々な試みがされて

仕事

Action Blogger’s Night Vol.21 に出演します

社会を良くする活動や自分の生活改善をブログを活用して行動されている方のブログ・ブログ記事紹介を主な活動のひとつにしている アクションブロガー [http://actionbloggers.jp/]。今年のはじめからはほぼ週ペースで様々な話題を取り上げたイベントが開催されています。今月 20日の第21回目のイベントは「Webデザイナー」をトピックにトークイベントが行われます。まめこさん [http://blog.woopsdez.jp/]と ふうりさん [http://fuuri.net/]が出演する他、タイトルのとおり僕も出ます。 ブログをしている Webデザイナーということで選ばれたのだと思います。よく知っているお二人方なので、かなりリラックスした雰囲気になりそうで楽しみです。働き方や携わっているポジションも三者三様なのでそれぞれの視点が聞けるのではないかと思います。可能であれば見に来ている方達と対話しながら進めれたら良いですね。 サイトに掲載されている [http://actionbloggers.jp/announcement/action-bloggers-night-v

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builder でローカライズに関する連載

以前 ZDNet Japan の builder というサイトで「iPhoneサイトを構築しよう [http://builder.japan.zdnet.com/sp/07buildisite/]」というミニ連載をしていましたが、最近また builder でミニ連載を執筆する機会があったのでここで紹介。Twitter [http://twitter.com/] や facebook [http://ja.facebook.com/] が日本語化され、翻訳の仕方や伝わり方の違いを実感された方も少なくないと思いますが、今回は Web サイトのローカライズをテーマに注意点や実例を盛り込んで紹介。仕事で翻訳をしたり、サイトのローカライズも実際お手伝いしたことがあるので、そのときの経験や最近の動向を元に執筆しました。 * ウェブサイトのローカライズの特徴 [http://builder.japan.zdnet.com/sp/web-design-localize-2008/story/0,3800086638,20373574,00.htm]

プレゼン

改訂版・ヤスヒサ的プレゼン8項目

Designer meets Designers [http://www.yasuhisa.com/could/diary/d2-03-thank-you/] は、久々のプレゼンでしたが、ほぼ合格点の出来だったと思います(来ていただいた方に満足していただいたかどうかは別評価ですが)。今までの反省点を活かして話し方を模索したり、Keynote 4 に登場した新しいアクション [http://www.apple.com/jp/iwork/keynote/#effects] を追加するなど、今までと少し違った雰囲気になるように心がけました。もう2年くらい前に「ヤスヒサ的プレゼン [http://www.yasuhisa.com/could/entries/000981.php] 」と題して自分が考えるプレゼンのコツを紹介しましたが、今回はその改訂版という位置付けで8項目紹介します。 専用アプリケーションを使う今は SlideShare [http://www.slideshare.net/] のようなサービスもあるので、Web上に公開するために HTML

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今必要とされている『IT』

IT (Information Technology) はみなさんにとってどういった意味をもつ言葉でしょうか。効率的に情報を行き来させる技術の総称と 説明することが出来ます [http://ja.wikipedia.org/wiki/情報技術] 。「IT革命」という言葉のようにバズワード化してしまった部分もあるので、逆に意味が分からない怪しい領域に見られている可能性もなくはないでしょう。未だに IT 業界と呼ばれるところはどうも別世界に見られているような印象もあります。 技術を見えなくする 技術という言葉があるので確かに技術的なことではありますが、人に使ってもらうものを作るために技術だけで簡潔した例は今までありません。今のケータイ・インターネットの火付け役になった i-mode にせよ、新しいゲームプレーを提案した Wii にせよ、最新の技術を使ったわけでもなければ、ほとんどの方が技術をきちんと理解して利用しているわけではないです。技術中心ではなく、人を注意深く観察した上で、それを解決するにはどういった技術が必要だろうと考えた結果に出来上がったもののようにみえます。 本当の意味で普

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Find Job! にインタビューが掲載されました

Find Jobs! ではクリエーターを目指している方に向けたインタビューコンテンツ『生業』を毎月掲載しています。有名な方や知っている方も出ているこのシリーズですが、今回 僕のインタビューが掲載されました [http://www.find-job.net/support/nariwai/09.html] 。インタビュー自体は約1時間あり、いろいろ話した記憶がありますが、いい感じに短くまとめられています。なぜこの仕事を始めたのかといういきさつも少々書いてあります。こうしてインタビューといて掲載されていると、よく考えていたようにみえなくもないですが、結構行き当たりばったりの部分が多かったりします、はい。 インタビューでは今までブログで書いてきたところを断片的にして話しているところがあるので、このサイトを読んでいただいている方にとっては総集編のように見えるかもしれませんね。たぶん以下のエントリーと合わせて読むと分かりやすいと思います。 * Webデザインへの理解を深める [http://www.yasuhisa.com/could/entries/001210.php] * Webと