Latest thinking
すぐに使えるノウハウではなく、「なぜそうなっているのか」を考える記事を書いています。デザインの仕事で感じるモヤモヤに、構造から向き合いたい人のための場所です。
新卒・就活中のUXデザイナーに伝えたこと
採用側のニーズに応えつつ、自分のやりたいことを見つけて活動できる関係を築くためにも、就職活動中の UX デザイナーは企業に『インタビュー』したほうが良いと思います。
ゲームから学べる学習ループUX
人はどう学習し続けられるのかを理解することで、「使いやすさ」と「使い勝手」の両立を成し遂げることができるでしょう。
あなたなら負け戦の案件で何をする?
『負け戦』は経験したくないですが、逃れることはできません。「よし!うまくいってるぞ」と自信がついてきた頃に、突き落とされるような経験をしたことは何度もあります。
デザイン原則を作るときに忘れてはならない「決める力」
いろいろ大事な価値観はあります。ただ、それらを「すべてが同じくらい大事だね」とソッと放置すると、デザインや実装で意見が大きく割れてしまう原因になります。
ベストプラクティスを実践しても成功しない理由
私たちはベストプラクティス好き セミナーの質疑応答で「ベストプラクティスは何か?」と聞かれることがあります。 文脈によって正しさや評価が変わることがあるデザインですから、成功率が高い手法が知りたくなる気持ちは理解できます。 Web 上でも人気になる情報には、必ずといって良いほど『定番』『10選』『抑えておきたい』といったフレーズを添えてベストプラクティスと呼べる手段が紹介されています。 有名企業が実践しているから。RT や Like がたくさんあって人気だからという理由で「ベストプラクティスだから上手くいく」と考えがちです。模索・失敗を繰り返さなければ良いデザインは生まれないと語られるものの、「失敗したくない」「成功の近道を知りたい」と思ってしまうのが本心なのかもしれません。 1966年に「Hofling Hospital Experiment [https://www.simplypsychology.org/hofling-obedience.html] 」という社会実験が行われました。この実験は、私たちが簡単に権威や大多数に同調してしまうことを示しています。医師(実験
なぜダメなデザインが生まれるのか
今の時代は「良い見た目」という皮を被った嘘を簡単に作ることができる世の中です。それをデザイナー視点の直向きなモノ作りの姿勢だけでは突破ができないと思います。
感情移入の邪魔をするエンパシーギャップに注意
「自分は絶対にそうしない」の正体 デザイナーであれば思いやりではなく感情移入ができるようになっておきたい [https://yasuhisa.com/could/article/empathy-design/]ですが、同じ立場になって考えるだけだと思わぬ落とし穴に出くわします。 ダイエット、新年の抱負、過労、セクハラなど、様々な方達のエピソードを聞いたときに「自分だったらそんなことはしない」「なぜそうなってしまったのか」と反応してしまったら危険信号です。それは、 Empathy Gap [https://en.wikipedia.org/wiki/Empathy_gap] (エンパシーギャップ)と呼ばれる認知バイアスの可能性があります。 エンパシーギャップには大きく 2 パターンあります。 * 感情の高ぶりや非日常的な状況の影響力を過小評価してしまう状態 * どのような状況でも客観的に分析・思考できると過大評価してしまう状態 例えば新年の抱負を考えるときは、真っ新な気持ちで様々なプランを立てると思います。しかし、日が経つと次第に宣言した習慣が続かなくなってしまうことがあ
2010年代で変わったデザインとこれから
みんなのwebになった10年代 この 10 年を振り返って大きく変わったのが、web が水と電気と同じように欠かせない存在になったこと。もちろん、それ以前から web は多くの方が使っていましたし、早い時期から web の可能性を信じていた人もたくさんいました。しかし、それでもパソコンという難しいデバイスを使うのが大前提でしたし、多少なりとも専門的な web の知識が必要でした。 少し敷居が高かった web の壁を完全に壊したのがスマートフォンの存在。日本では ソフトバンクモバイルが 2008 年に iPhone 3G を販売していましたが、本格的に普及し始めたのは 10 年代に入ってからだと思います。スマートフォンによって誰でも気軽に web へアクセスできるようになっただけでなく、web かどうかを意識することなく、コンテンツを消費したり作ることが可能になりました。 先進的な人たちだけのものではなく、みんなのものになった web。もう立派なオトナです [https://yasuhisa.com/could/article/next-generation/]。これによって w
デザインシステムを作る前にデザインのシステムを理解しよう
解決しなければならない課題に目を向けなければいけません。一貫性がない状態が生まれた要因は何でしょうか。